【子どもの集中力アップ】1歳頃からできる、紙ビリビリ遊びの活用術

毎週、親子の楽しい遊びをご紹介しているVERYwebこども遊び研究所」。今週は井出武尊さんが赤ちゃんの集中力や、やる気に繋がるシンプルな遊びをご紹介します。

 

こちらの記事も読まれています

▶︎赤ちゃん期ファミリーが「アクア」を選ぶには理由がある!

赤ちゃんの興味のままに
紙をやぶって遊ぼう

赤ちゃんは身の回りの世界を知りたくていろんなことに興味津々。この興味は成長とともに「やる気(意欲)」や「集中力」にもつながるものです。好奇心をしっかりと満たすことで積極的に勉強も遊びも集中して取り組む幼少期を過ごすことができます。

赤ちゃんは紙が破れる感触や音が大好き。絵本を読んでいると手を出して紙を触りたがることってありませんか?これもやりたいことの一つだろうと思います。今回はビリビリに破いても良い紙を準備して、思い切り楽しんでみましょう。紙は大きくて柔らかいものがおすすめ。新聞紙や包装紙を再利用すると良いと思います。紙の破れる質感だけでなく、破れる時の音も赤ちゃんにとっては楽しい刺激です。

赤ちゃんが戸惑うようならば、最初は一緒にやってみてください。まずは大きく破って次第に小さくビリビリ、バラバラにしていきます。興味のままに遊ぶのが一番です。

途中、楽しくなると声がでたり表情が変わったりしてくると思います。興奮気味に思わず紙をギューッと握りしめたり、そのまま激しく振ったりすることもあります。それらも楽しい遊びですから止める必要はありません。こういった遊びのすべてが赤ちゃんにとっては世界を知る機会になっているのだろうと思います。手や耳からたくさんの情報をキャッチしているのでしょうね。怪我や誤飲などをしないように気をつけてくださいね。

紙が小さくバラバラになったら手で集めます。触れるとカサカサと音がなる紙片の絨毯になります。紙の上を歩くと滑ることがあるのでご注意ください。

最後は集めた紙片を頭の上に放り出して紙吹雪にすると最高に盛り上がります!赤ちゃんが大喜びなのはもちろん大人も気分が上がります。後片付けの面倒を補うくらいの楽しさです!

赤ちゃんが楽しく夢中で遊ぶほどに、大人も一緒にやりたくなる魅力的な遊びです。きょうだいのいるご家庭ならば一緒に遊びましょう。たくさん遊ぶとお腹がすきます。たくさん食べて、夜もよく眠れるようになりますから大きく成長を促すことにも繋がりますね。

 

遊んでみた様子は、ぜひ#takeruide  #VERYこども遊び研究所 のハッシュタグをつけてInstagramにアップしてくださいね!

 

\教えてくれたのは/

◉井出武尊さん Takeru IDE
2004年東京藝術大学先端芸術表現科卒業。子どもと遊びの企業にて多数のプロジェクトに携わり、15年以上にわたって子どもの遊具や遊び場のデザインを手がける。幼少期における表現活動の重要性を感じており、遊びのプログラムの開発、ノウハウの提供、情報発信などに幅広く従事。子どもの表現教育のためのミュージアム設立が目標。2021年1月現在、5歳の娘と毎日遊ぶ様子がSNSを通じてママたちの関心を集めている。Instagram:@takeru_ide

あわせて読みたい

▶︎【イヤイヤ期】子どもへの「ダメ!」を回避する5つの方法

▶︎赤ちゃんの器用さが育つ「簡単な手遊び」

▶︎赤ちゃんの好きな触感・音!安心して遊べる優秀おもちゃ5選