2022年01月03日 10:00
/ 最終更新日 : 2022年01月03日 10:00
CLASSY.
それ逆に太って見える!NGコーデ【トップスの裾を出している】
「このトップスなら前だけINではなく、全部INする方がスタイル良く見えるのに…」「コーディネートはこんなに可愛いのに、靴下だけが惜しい!」日々オシャレと向き合うスタイリストさんが街で見かけた“どこか惜しいコーデ”。思わずツッコミたくなってしまった実際のNG例をもとに、1カ所変えるだけでコーディネートに差がつく改善テクをご紹介します。今回はトップスのIN&OUT問題について、スタイリスト・近藤和貴子さんがレクチャー!
ここが惜しい!「トップスのIN&OUTが間違っている」
トップスの裾を全部OUTさせると、寸胴に見えやすい
【BEFORE】
ゆる×ゆるのシルエットがアンバランス
トップスをOUTするコーデは、今っぽいうえにお腹が目立たないので、大人女子に人気の着こなしです。でも、「裾にスリットが入っているから…」と、ワイドパンツの上にボーダーTをOUTで着てしまうと、シルエットに変化がなく寸胴な印象に。似合う人が限定される「ゆる×ゆる」のシルエットは、部屋着っぽく見えがちなので、要注意!
【AFTER】
潔くトップスを全部INしてすっきり見せる
トップスをINせずに着用していたBEFOREから、全部INする着こなしに変更。“前だけIN”させる方法もありますが、ゆるめのワイドパンツなら、思い切って全部入れた方がだらしなく見えず、好バランスです。
トップス¥14,300(ルミノア/ゲストリスト)パンツ¥34,100(Theory/リンク・セオリー・ジャパン)コート¥61,600(ルーニィ)イヤリング¥17,600(ete)バッグ¥9,680(マニプリ)ブーツ¥18,700(ダイアナ/ダイアナ 銀座本店)
「トップスのIN&OUT問題」を解決するポイントは…?
ボトムスのシルエットによって、トップスのボリュームを調整
×「ゆる×ゆる」シルエットでずるずると寸胴な印象
前後差のあるデザインのトップスはサマ見えしやすく、体型カバーにも最適ですが、ボトムスとシルエットの緩急をつけないとダサ見えの危険あり。バランスに迷ったらトップスの裾を全部入れて、スタイルアップを狙うのが正解です。
◎腰位置が上がり、シルエットにメリハリがついた状態
トップスを入れるだけでも、コーデが締まった印象に。ただトップスのせいでお腹周りが膨らんだり、もたつく恐れがあるので、裾はキレイにしまってから軽く引き出してあげるのがポイント。あくまですっきりと、お腹のぽっこり感は目立たないように。
教えてくれたのは…スタイリスト・近藤和貴子さん
Profile スタイリスト・近藤和貴子さん
1991年生まれ。身長164cm。女性誌や広告などと中心に、モデルやタレントのスタイリングを幅広く担当する。カジュアルスタイルをベースにアレンジを効かせるコーディネートはInstagram(@wakikokondo)でもファンが多い。行きつけのショップはCABANやロンハーマンなど。
【お問い合わせ先】ete☎︎0120-10-6616/ゲストリスト☎︎03-6869-6670/ダイアナ 銀座本店☎︎03-3573-4005/アニプリ http://manipuri.jp//リンク・セオリー・ジャパン☎︎03-6865-0206/ルーニィ☎︎03-4578-3466
撮影/有馬秀星(MOUSTACHE)モデル/鈴木詩織(CLASSY.LEADERS)ヘアメーク/RYO(ROI) スタイリング/近藤和貴子 取材/所 優里 編集/平賀鈴菜(CLASSY.ONLINE編集室)