焚き火もエコな時代に…土に還る新燃料「モミガライト」は火持ちも抜群!

焚き火人気とともに燃料の種類も増えていますが、せっかくならより地球に優しくエコで経済的な燃料がいいですよね。そこで、今キャンパーの間で話題の燃料「モミガライト」をご紹介。キャンプ部イチオシの固形燃料です!

エコで長持ち!いいことずくめの固形燃料

一見「ちくわ?」「ただの棒?」と何だか分からないこれ。実はもみ殻を原料にした固形燃料なんです。株式会社トロムソが開発した製品で、従来の薪とシリカが多く含まれるため燃焼時間がとても長いのが特徴で、火がついてから、約6時間も燃焼が持続。材料は100%もみ殻なので、木を伐採することもなくとてもエコ。高温殺菌した状態で作られているので湿気にも強く室内保存なら10年の保存も可能とういう優れモノです。最近では薪ストーブで使う人も増えています。しかも、燃焼後に灰化されたモミガライトは、植物の細胞強化をサポートするケイ酸を多く含んでいるので、土に撒いてもOK!キャンプやガーデニングで再利用できるという優秀さ。
そんなサステナブルでいいことづくめの「モミガライト」を実際に使ってみました。

好きな大きさにカット可能


棒状のモミガライトは、地面に叩くように打ち付けると簡単に割れます。焚き火台のサイズに合わせて好きなサイズに調整できます。

小さく割ったモミガライトに着火


着火剤の上に小さくカットしたモミガライトを置き着火剤に火をつけます。まずは小さなモミガライトに火が付くのを待ちます。
※火起こしのやり方は、上記リンクの「【ファミリーキャンプ基本のき】初心者でも失敗しない焚き火火起こし入門」を見てくださいね!

あとはそのままでOK!火起こしが超簡単


小さいモミガライトに火がついたら、長めのモミガライトを重ねるだけ。このとき、下から上へ酸素が通る道をつくるようにして、モミガライトを重ねます。
徐々に長いモミガライトにも火が移り、あとはそのまま放置でOK。長時間焚き火を楽しめます。

キャンプ部で使用した場合は、約2本で1回の焚き火が十分楽しめました。モミガライト10Kg(約10本)単位で購入可能。詳しくは下記へお問い合わせを。

全国モミガライト普及協議会事務局(トロムソ)

TEL 0845-24-3344
http://momigaraito.com

撮影/山下忠之 取材・文/沖野紫穂