スターダストプロモーションに所属する5人組ボーカル＆ダンスユニット・M!LKが活動7年を経てメジャーデビューすることが決定。オールブラックの衣装に身を包んだ“ちょっとオトナ”のM!LKが登場して、今の気持ちを教えてくれる短期連載企画も4回目。今回登場するのは、現役大学生でもある曽野舜太くん！

――メジャーデビューを発表して、少し時間が経ちましたが今の心境はいかがですか？

初めてメジャーデビューと聞いた時、正直「メジャーデビューってなんだ？」という状態だったんです。どういった変化があるかわからなくて。でも最近は、取材を受ける場所がレーベル関連の場所に変わったり、仕事に関わるスタッフの人数が増えていたりで、メジャーデビューを実感してますね。

――メジャーデビューを手にした今、改めてやりたいことはありますか？

デビューしたからには、僕らの目標であるドームツアーまで駆け抜けていきたいですね！ そのためには、アリーナツアーも経験したいなと考えます。あとはもっと抽象的な願いになっちゃいますけど、チャレンジし続けていきたいです。今はまだSNSの発信も弱いので、TikTokもそうだし、インスタとかにもっと力を入れていきたい。個人個人の魅力を磨いて、強さを出していきたいです。M!LKをより良くしていくために、一人一人が強い、アベンジャーズのような最強なチームになりたいと思っています。

――M!LKは今までも、MVのプロデュースやライブの演出などもメンバーが手掛けていたので、クリエイティブにチャレンジし続けるグループという印象があります。

僕や（佐野）勇斗くんや（塩﨑）太ちゃんは、どんどんアクセル踏んで歯止めが効かなくなるタイプですが、それでも挑戦させてもらえるのはありがたいですね。暴走しがちな3人を、（山中）柔と（吉田）仁ちゃんがブレーキをかけてくれるので、自分たちを見失わずにいい塩梅で突っ走れます。

――メンバーが5人となってしばらく経ちますが、今のグループの雰囲気はどのような感じでしょうか？

密度が濃くなった感じですね。入りたての時は探り探りだったけど、今はしっかり意思疎通ができています。でも、仲が良くても、親しき中にも礼儀ありですよね。いくら仲良くなっても、最低限の気遣いは忘れないようにしています。

――M!LKはメンバーのコミュニケーションをしっかり取れていそうなイメージがありました。

コミュニケーションが取りやすい環境が整っていると思います。不満を溜め込まないようにしてくれているというか。例えば誰か一人に不満があったとしたら、他の人が間に入ってくれたり。僕がメンバーと丁寧にコミュニケーションを取っているかと言われると自信はないんですが、周りが丁寧にヒアリングしてくれていると感じますね。

――曽野さんは加入をして3年目ですが、当時から変化したことを教えてください。

入った当初はすべての物事に対して緊張していて、自分のことに精一杯でした。今はメンバーのことも気にすることができるようになったし、メンバーのことを助けることもできるようになって、自分の役割を考えながら落ち着いて取り組めるようになりましたね。あとは、パフォーマンスに“遊び”を入れられるようになりました。3年目でやっとなんですけど。今まではライブの時も完璧に踊ることばかり考えていたけれど、アイコンタクトが増えたり、メンバーに絡みに行ったりできるようになってきました。今日みたいな撮影のお仕事でも、自分らしいポージングを入れてみたり、楽しめるようになりましたね。僕たちの一番の目的は周りをハッピーにすることなので、まずは自分たちが楽しめていることが大事だと思っています。

――今のM!LKを一言で表すと？

今のM!LKは「19歳」ですね。成人式前で、大人になる直前。デビュー前の今しかできない青春というか、未来に向けて心躍り出す気持ちがあります。デビューしたら「20歳」です。チャンスが増えて、厳しい試練もあるだろうけど、頭と体を使いながらそれを乗り越えていくんだろうなと。でもまだ童心も忘れていないだろうから、楽しむ気持ちも持ち合わせつつ、頑張っていきたいです。

――これからどんどん新たな挑戦をしていくと思いますが、曽野さんにとって、かっこいいな！と憧れる存在はどんな人ですか？

幼稚園からの親友です。その友達は「楽しければオッケー！」と言いながら、いろいろ計画を立てて人生経験を積んでるんです。自分で船を作って川をくだってみたり（笑）。すごいクリエイティブなんですよね。人って年齢重ねていくにつれて、体力がなくなっちゃったり挑戦することが恥ずかしくなったりすると思うんですけど、彼のように常に挑戦する人でありたいです。失敗してもいい経験になると思うので、二十歳になるまでに、いっぱい失敗して、いろんなことを試していきたい。たくさん経験を重ねていきたいです。そういう前向きな友達がいてくれることがありがたいですし、これからも大切にしたいですね。

――女性でかっこいいと感じる人は？

ふとした仕草で上品さが出る人はかっこいいなと思います。言葉づかいだったり食事の所作だったり。見習いたいと思いますし、かっこいいなと思いますね。可愛いとかクールでは表せない、芯の強さみたいなかっこよさがある女性は素敵だなと思います。

フォトギャラリー（全4枚）

フリルネックシャツ¥30,800〈クルニ〉ジャケット¥36,300パンツ¥25,300〈ともにアタッチメント〉（すべてSian PR tel.03-6662-5525）スニーカー¥44,000（パントフォラ・ドーロ／アドナスト ミュージアム tel.03-5428-2458）メガネ¥38,500（アイヴァン／アイヴァン 東京ギャラリー tel.03-3409-1972）

撮影／イマキイレカオリ スタイリング／中西ナオ 取材・文／川端宏実 取材協力／所優里 構成／宮島彰子（JJ編集室）