老けて見せないために!くすみ肌を味方につけるベースメイクとは?
海にキャンプに公園に……アクティブに頑張った夏が終わった今、自分と肌をねぎらいませんか?そんなお疲れママたちのためにビューティー連載が開始。今回は「10年後を見据えた」コスメをご紹介します。
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VERY世代は
「毛穴とキメ」さえ整えれば、
くすみ肌を味方につけられる。
◉PROFILE
小田切ヒロさん/ヘア・メイクアップアーティスト。LA DONNA所属。雑誌や広告をはじめ、自身のYouTubeチャンネルでも活躍中。高いアンテナ力・センス・技術で今の美容業界を牽引するひとり。
無理にくすみを消そうとすると、
かえって老け見えする恐れも!
くすみや影・クマ・毛穴…、お疲れ顔の象徴というお悩みが増えてくる夏の終わり。だからと言って頑張ってカバーしちゃうと、トゥーマッチになり、老けて見えてしまうことも。時間のない朝、注力すべきは毛穴とキメだけでいい! お疲れ感をなくす一番のポイントは清潔感なんです。毛穴とキメがツルンと整っていれば、くすみすらおしゃれにキマります。まずは仕込みとして、毛穴やキメを整えてくれるポアベースを使いましょう。次に、流行のティント系やスキンケア系のファンデーションを重ねて。VERY世代って朝と夜で肌色の見え方が違うし、夏の終わりは肌のトーンも不安定。だから、薄づきのもので肌浮きさせないこと、毛穴とキメをフォローして整える程度に徹することが重要です。最後に時代的にも安心材料として、フェイスパウダーを全体に薄く重ねてください。プレストパウダーなら、量を取りすぎることがなく、失敗も少ないはず。時間経過とともに馴染んで素肌っぽくなるし、清潔感を損なうことがありません。逆に、肌がツヤツヤしすぎているとダサいと心得て。自分の肌から出てくる油分を計算して、軽やかな肌作りをするほうがスマートです。さらにハイライトを足したいかもしれないけど、肌に自信がないなら使わないで。オイル系は時間がたつとギトギトしてきてしまうし、パール系は肌のアラを目立たせちゃう。「くすみを払いたい!」とか「明るく見せたい!」という欲がメイクにも強く表れてくるので、やればやるほど清潔感からかけ離れてしまいます。メイクに時間をかけられないVERY世代、肌作りはミニマムな3プロセスだけで十分。朝から夜まで、お疲れ感のないクリアな顔立ちを実感してみて。
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撮影/五十嵐 洋(静物) スタイリング/坂野陽子〈f-me〉 取材・文/矢﨑 彩 編集/太田彩子、髙田彩葉
*VERY2021年10月号「VERY beauty「夏は終わった。お疲れ、ママたち!」」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。