長濱ねるちゃんが明かす♡ 復帰後の今、思うことや目標は?
愛しのアイコン長濱ねるちゃんが3年ぶりに登場! 最近の出来事やこれからの目標など、復帰後の今、思うことを話してもらいました。
長濱ねるちゃんにインタビュー♡
ドレス¥50,600/チカ キサダ(エドストローム オフィス) リボン¥4,840/m/MOKUBA
――2018年9月号以来、カバーの登場は2度目ですね。約3年ぶりのカバー撮影はいかがでしたか?
いつもbisさんならではの“可愛い”がつまっている世界観で、今回の撮影もとても楽しかったです。ドレッシーな服はすごく好きなのですが、普段の私服に落とし込むのがなかなか難しいので、結局いつもカジュアルな服ばかり選んでしまうんです。なのでbisさんの撮影で、私服では着られないような衣装を纏うことができてうれしいです。今回の衣装のなかでは、クラシカルな雰囲気があるグローブを合わせたスタイリングがお気に入りでした。いつもときめく衣装をたくさん用意してくださってありがとうございます!
――まさに今号のテーマが「ときめき」なのですが、ねるさんは「ときめき」と聞いて何を思い浮かべますか?
ときめきは「直感」だと思います。どこが自分のツボに入っているのか理由はわからないけど、好きだなと思う感覚なのかなって。音楽を聴いていて「あ~この曲いいな~」と思う感覚も、ときめいてる瞬間のような気がします。
――では最近ときめいたものや出来事について教えてください。
私はキラキラしたものが好きなので、ラメ系のコスメやジュエリーにときめくことが多いです。最近はメイクさんが使っていたスックの4色パレットのアイシャドウが可愛くてすごくときめきました。あとは洋服の新作コレクションを見ることも好きなんです。この間は、yoshiokuboの秋冬コレクションが可愛くて早速GETしちゃいました。ときめいたことでいえば、会いたい人に会えたときだと思います。素敵だなって思っていた本の作家さんに会えたときも、ときめきを感じます。
――ときめきを感じる女性とはどんな人でしょう。憧れている女性はいますか?
自分をしっかり持っている人に憧れます。だけどそれは、我が強かったり個性が強いという意味じゃなくて、ナチュラルに自分の好きなことをしてる人。最近だとロシアのモデルさんが好きで、インスタグラムをよく見ているんです。そのなかでも特にチェックしているのがDasha Taran(@_taaarannn_)さん。純粋に顔立ちがきれいで素敵だなって思うだけでなく、自分ではなかなか挑戦できないようなヘアメイクやファッションをされているので、彼女を見ていると私ももっといろいろ試してみたいなって気持ちになります。あとは、アメリカのシンガーソングライターのキング・プリンセスさんにも憧れます。曲を聴いて好きになったのですが、くるくるのカーリーヘアも可愛くて。メイクは真似したりしますが、くるくるヘアは勇気が出ないですね(笑)。
――3年前に表紙に登場したときは、欅坂46で活動されている時期でした。この3年間で何か心境の変化はありましたか?
適当にこなすという意味ではないのですが、「まぁ、いっか」と思えるようになりました。この3年間でいろんな仕事に挑戦していくなで、自分自身がちょっとずつポジティブになっているような気がします。数年前は、失敗すると引きずったり、何かと考え込むタイプだったのですが、今は「次の何かで取り返そう」とか「あの場ではしょうがないことだったんだ」と思えるようになったんです。ひとりで考え込むよりは、楽しい時間を自分で作っていこうという考えに変わりました。
――そう思うようになったきっかけがあるのでしょうか?
お仕事でいろんな人とお話しするようになって、少しずつ社交的になったことが大きいかもしれません。これまでしゃべったことのなかったフィールドの人ともお話ししてみようと思うようになりましたし。いろんな人とお話ししていくなかで、ある人が「自分を犠牲にしていたら周りのことも大切にできないよ」とおっしゃっていて。その言葉を聞いてからは、私も自分のことを大切にしようと意識するようになりました。
今までも自分のことを優先してきた部分はもちろんあるのですが、やっぱり意識的に自分を大切にしている人達のほうがキラキラして見えますし、ときめきますよね。
幅広い分野で活躍中! 心掛けていることは?
ジャケット¥81,400/ルール ロジェット(ブランドニュース) シアーブラウス¥32,000/ヴィヴィアーノ ブラウス¥31,900/デザイナーズ リミックス(コロネット) ピアス¥17,600/ビジュー アール アイ
――復帰後、幅広い仕事で活躍されていますね! バラエティーやイベントでのMCの仕事で心がけていることを教えてください。
自分の言葉で自分の思っていることを伝える機会が増えたのですが、そのときに知ったかぶりをしないように気をつけています。わからないことは「わからない」ときちんと伝えて、わかるふりをしないようにしています。自分より年上の方とお仕事することが多いので、周りに合わせて自分もいい格好をしようと思うと、最終的には話がずれちゃったりするので。無理して難しい言葉を使って自分を大きく見せようとせずに、思ったことをそのまま伝えるようにしています。
――昨年から雑誌でのエッセイ連載も始まりました。文章を書く際に気をつけていることは何ですか?
エッセイも最初は全然書けなかったんですよ。書きたいことが多すぎて箇条書きみたいになってしまって、ひとつのエッセイなのにプツンプツンと文章が切れている感じでしたね。あと、情景を事細かに書いていました。それに対して、詳細に表現しすぎると読んでいる人が自分に置き換えて想像しにくい、と編集者さんからアドバイスを受けて。引き算を意識して、少しは上達しているのかな。もっと想像力を掻き立てられる文章になるように、書きすぎないことと何回も読み返すことは自分としてのこだわりです。文章の「てにをは」や語尾など、締め切りが迫っていても読み返して、気になるところがあれば担当者さんに修正をお願いしたり。今も日々勉強しながら執筆させてもらっています。
――どうしても書けないと思うこともあるのでしょうか。
それはもう、めっちゃあります。でも何に関しても締め切りがやってくるので、書けなくても書かなきゃいけない状況になりますし、原稿と向き合いながら絞り出しています(笑)。題材については、今まで自分が映画や本で心に残ったセリフをスマホのメモに残したり、写真に撮って記録しているので、それを見て「あのときなんでこれに心を動かされたんだっけ」と思い返して書いています。
――ドラマや映画、舞台など、演じる仕事に興味はありますか?
興味はありますし、今はなんでも挑戦してみたいと思っています。お芝居で表現することが自分のお仕事の一部として新たに加わったら、今よりもっと出会う人も増えて、自分の興味の範囲も広がるのかなと考えたりもします。特にどれをやりたいというのはないですが、映画を観るのが好きなので、何かを演じてスクリーンに出られたらいいなと思います。
――ゲームや読書などインドアな趣味が多い印象ですが、これならやれる、やってみたいと思うアウトドアなことはありますか?
最近はサイクリングに興味があります。というか、実は自転車はめっちゃ乗ります。近所の移動手段のために自転車を買って、2、3駅分なら乗っちゃいます。少し前ですが、プライベートで河口湖から富士山の麓までマウンテンバイクで友達とサイクリングしたこともあって、すごく楽しかったのでまたいつかやりたいです!
――同じ業界で、仲よしのお友達は?
お仕事でご一緒してからもっと仲よくなりたいと思って、ちょくちょくプライベートで連絡しているのが上白石萌歌さん。萌歌さんのラジオ番組にゲストで出演させていただいたのですが、お話ししているときの温度感が合うな~と思って。そのとき連絡先を交換しました。あとは、モデルの小谷実由さんです。私がもともと小谷さんのことをすごく好きで、ご本人が作っていた猫のグッズをオンラインで買ったこともあるんです。そしたら洋服の展示会でたまたまお会いして、小谷さんから声をかけてくださったのがきっかけで仲よくしていただいています。多趣味な方なので話していておもしろいですし、おうちにお邪魔したこともあるお姉ちゃん的存在です。
――最近起こった、個人的なニュースはありますか?
公園で知り合った家族と花火をしました(笑)。私は公園を散歩するのが好きなんですけど、その日は夜にコンビニで買ったお蕎麦をひとりで食べていて。3人家族の方が花火を始めたのでぼーっと眺めていたんですけど、「一緒にする?」って声をかけてくださったんです。私のことは知らない様子だったので、そのまま4人で手持ち花火をやったんですけど、それがおもしろくて、素敵な夏の思い出になりました。
――では最後に、今後のお仕事での目標を教えてください。
やりたいことがたくさんあるのですが……。児童書が好きなので、小さい子に児童書を薦めたりするお仕事ができたらいいなと思っています。あとはやっぱりお洋服が好きなので、自分でアイデアを出してお洋服を作ってみたいです!
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Photo_Wakaba Noda(TRON) Styling_Yuka Sakakibara Hair&Make-up_Eriko Yamaguchi Interview&Text_Arisa Sato Text&Edit_Megumi Shimbo Cooperation_AWABEES,UTSUWA