「残りの人生、やりたいことを仕事にすると決めたらチャンスが見えた」 菅原優美子さん【趣味キャリ生き方図鑑vol.17】
菅原さんのお仕事は…
フードトラック オーナー
かつて貿易港として栄えていた福岡県の門司港では、早くから洋食文化が取り入れられ、その中で生まれた名物料理が「焼きカレー」。福岡出身の菅原さんは「地元の美味しいものを届けたい」との思いから、焼きカレーのフードトラック「ALCA DELI.(アルカデリ)」をオープン。曜日によって異なりますが、都内のさまざまな場所に出店されています。日本テレビ系TV番組『ヒルナンデス!』をはじめ、さまざまなメディアで紹介され、行く先々で大人気。
20歳で上京し、専門学校を卒業後は一般企業に勤務。結婚・出産後も企業で働いていましたが、36歳のときに退職。その後フードトラックの存在を知り、起業を決意。2020年、焼きカレーを提供するフードトラック「ALCA DELI.(アルカデリ)」の営業を始める。
ALCA DELI.(アルカデリ)は、
どこに行けば会える?
火 11:30~14:00 北参道DTビル
水 11:30~14:00 武蔵境HOCCO(10/13~)
木 11:00~14:00 ザ・パークハウス国分寺(9/23~)
11:30~14:00 シティテラス小金井公園(9/30~)
金 11:30~14:00 東京ポートシティ竹芝
出店曜日や場所は変更することがありますので、詳しくは、ホームページ 出店カレンダーをご確認ください。
好きを仕事にしようと思ったきっかけis…
36歳で勤めていた会社を退職。専業主婦という選択肢はなかったので、「これからどんな仕事をしていこうかな」と考えたとき、残りの人生……って言ったら大袈裟ですけれど、次はやりたいことにチャレンジしたいという気持ちが湧いてきました。自分の気持ちに正直になり踏み出そうとすると、見える世界が変わってくるのでしょうか…。たまたま報道番組か何かでフードトラックのニュースを見て「これはチャンスかも! フードトラックなら自分にもチャレンジできるかもしれない」と思い、一気に突っ走りました(笑)。
飲食の仕事未経験に関しては、知人のお店でイロハを叩き込んでもらいしばらく経験を積ませてもらいました。資金の不安に関しては、いろいろなフードトラックを扱う会社の説明会に参加する中で、リース車でスタートできるところもあることを知り、クリア。メニューについては「地元・福岡の美味しいもの」というところまではすぐに決まったものの、その後が難航。とんこつラーメンは無理だし、もつ鍋も難しいし……と悩み、ピンときたのが「焼きカレー」! 家族や近所のママ友に何度も試食してもらいレシピを完成させ、ALCA DELI.(アルカデリ)をオープンすることができました。
フードトラックの魅力は、行きたいところに行けること。店舗と違い、自分からお客様に会いにいっている感覚なので、「この前のお客様、また来てくれるかな」なんて運転していくのも楽しみのひとつです。
好きを仕事にするまでのスケジュール
専門学校卒業後、一般企業に勤務
2007年
結婚
2010年
出産
2018年
勤めていた会社を退職、フードトラックでの起業を決意
2020年
焼きカレーのフードトラック「ALCA DELI.(アルカデリ)」オープン
菅原さんに4つの質問!
カレーのこだわりポイントは?
ALCA DELI.(アルカデリ)の自慢のアイテムは?
最近、仕事をしていて嬉しかった出来事は?
このとき、ただランチを提供するだけの時間ではなく、お客様との関係を築く時間になっていたことが実感でき、本当に嬉しく思いました。