【レシピ】ワインセラーローゼンタール 島田由美子さんのハルマキ100本ノック 41本目/100
「春巻きは楽しい」「春巻きは簡単で美味しい」をモットーに、毎週1本ずつご紹介する「ハルマキ100本ノック」 まだまだ100本達成への道のりは遠いですが、日々の暮らしのなかで春巻きが、皆さんの身近な存在になったら嬉しいです。巻いて欲しい素材のリクエストやご質問なども大歓迎。(herself@kobunsha.com)まで、いつでもお待ちしています。
まずは最初に、100本すべての共通ルールです
- レシピは3本分の量で表記。
- フライパンを使用。※ここで使用しているフライパンは、直径26㎝のテフロン加工のものです
- 使う油は、大さじ4。フライパンが小さい場合は、これより少ない量に加減しましょう。
- 火加減は弱火から中弱火。じっくり揚げ焼きする感じです。
- 火を入れる時、ひっくり返す時以外は、なるべく触らない。下手に触らない方が、きれいに仕上がります。
- 巻き終わりの糊付けは不要。巻き目を下にして火を入れれば大丈夫です。
春巻きの皮は、モランボンの春巻きの皮を使っています。時にはゴツゴツした具を巻いたりもするので、破れにくく、かつ美味しい皮が理想。モランボンの皮は、ちょうどいい厚さで、パリッと仕上がるところが気に入っています。薄い皮を使う場合は、具材を巻く時や火を入れている時に破れないよう気を付けましょう。
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ゴーヤと海老、山芋の春巻き
苦み野菜の王様、ゴーヤ。好き嫌いが分かれる野菜ですが、慣れると、あの苦美味しさがクセになります。苦手な人には、揚げるのがおすすめ。油を通すことで旨みが引き出され、食べやすくなります。ゴーヤの苦みには、疲労回復や肝機能を高める成分が含まれているとか。酒飲みには嬉しい野菜です。あまったらピクルスにしても美味しいですよ。
【材料】3本分
- ゴーヤ…12㎝分
- むき海老…6尾(今回使ったのは5㎝大。小さめなら8尾)
- 片栗粉(むき海老下処理用 )…大さじ1
- 塩(むき海老下処理用 )…ひとつまみ
- 山芋(すりおろし)…大さじ4
- クミンシード…小さじ2
- 春巻きの皮…3枚
- サラダ油…大さじ4
- 塩…少々
【作り方】
1.むき海老は背ワタがあれば取り除いてボウルに入れ、片栗粉と塩、水少々を加えてよく揉み込む。ねっとりしたら水洗いしてペーパーなどで水けをよくふき取る。
2.山芋は皮を剝き、すりおろしてボウルに入れ、さらにクミンシードを加える。
3.1の海老をざく切りにして、2に加えて混ぜる。
4.ゴーヤは端の部分を切り落とし縦半分に切って種を取り、1㎜厚さくらいに薄くスライスし、塩ひとつまみをまぶして、しんなりするまで15分ほど置く。
5.春巻きの皮の上に4のゴーヤを水気をギュッと絞って置き、その上に3を載せて巻く。
6.フライパンにサラダ油を入れ、弱めの中火で温めたら、ゴーヤの部分を下にして並べ、そのままの火加減で揚げ焼きする。
7.すべての面が美味しそうなキツネ色になったら油をよく切り、半分に切り分け、塩を添える。
【合わせたいお酒】
できたら泡盛をロックで。焼酎でも、もちろん美味しいですよ。
動画でも作り方を紹介しています!
【バックナンバー】
1本目:原木シイタケと生ハム、ゴルゴンゾーラの春巻き
25本目:グリーンアスパラガスと、その皮、ちりめんじゃこの春巻き
【プロフィール】
島田由美子:ドイツワインと野菜料理を楽しめる「ワインセラーローゼンタール」店主。春巻きはお店の定番メニュー。季節によって、中身が変わります。
ワインセラーローゼンタール
住所:東京都中央区銀座8-7-11 ソワレ・ド・銀座第2弥生ビル8F
☎03-3574-8758
営業時間: 18:30~23:00
休:日、祝
公式サイト
撮影/牧田健太郎 構成/松本朋子