【レシピ】ワインセラーローゼンタール 島田由美子さんのハルマキ100本ノック 40本目/100
「春巻きは楽しい」「春巻きは簡単で美味しい」をモットーに、毎週1本ずつご紹介する「ハルマキ100本ノック」 まだまだ100本達成への道のりは遠いですが、日々の暮らしのなかで春巻きが、皆さんの身近な存在になったら嬉しいです。巻いて欲しい素材のリクエストやご質問なども大歓迎。(herself@kobunsha.com)まで、いつでもお待ちしています。
まずは最初に、100本すべての共通ルールです
- レシピは3本分の量で表記。(今回は3枚の皮で6本分)
- フライパンを使用。※ここで使用しているフライパンは、直径26㎝のテフロン加工のものです
- 使う油は、大さじ4。フライパンが小さい場合は、これより少ない量に加減しましょう。
- 火加減は弱火から中弱火。じっくり揚げ焼きする感じです。
- 火を入れる時、ひっくり返す時以外は、なるべく触らない。下手に触らない方が、きれいに仕上がります。
- 巻き終わりの糊付けは不要。巻き目を下にして火を入れれば大丈夫です。
春巻きの皮は、モランボンの春巻きの皮を使っています。時にはゴツゴツした具を巻いたりもするので、破れにくく、かつ美味しい皮が理想。モランボンの皮は、ちょうどいい厚さで、パリッと仕上がるところが気に入っています。薄い皮を使う場合は、具材を巻く時や火を入れている時に破れないよう気を付けましょう。
40/100
しし唐辛子とオイルサーディン、大葉の春巻き
若かりし頃、しし唐辛子やピーマンは、さっと強火で炒めるのが好きでした。年月を経て最近は、じっくり派に。シワが寄るまで火を通すと、別次元の旨みが滲み出てきます。ツヤツヤ、パキパキの緑よりも、シワシワの方が味わい深い。そんな風に歳を重ねたいものです。なので、この春巻きもじっくり揚げ焼きして、いぶし銀の旨みを引き出してあげてください。
【材料】 3枚の皮で6本分
- しし唐辛子…12本
- オイルサーディン…6尾(小さいタイプなら12尾)
- 大葉…12枚
- 春巻きの皮…3枚
- サラダ油…大さじ4
- 好みで塩…少々
【作り方】
1.春巻きの皮は縦半分に切り分ける。しし唐辛子はヘタを取る。
2.切り分けた春巻きの皮の上に、大葉1枚、しし唐辛子2本、オイルサーディン1尾の順に置き、大葉1枚を上から被せ、きっちり巻く。下の画像のように皮の斜め下に具材を置くのが、きれいに巻くコツです。
3.フライパンにサラダ油を入れ、弱めの中火で温めたら春巻きを並べ、そのままの火加減で揚げ焼きする。
4.全面に美味しそうな焼き色がついたら油を良く切り、そのまま盛り付け、好みで塩を添える。
【合わせたいお酒】
ラガー系の苦味がくっきりしたビールと。
動画でも作り方を紹介しています!
【バックナンバー】
1本目:原木シイタケと生ハム、ゴルゴンゾーラの春巻き
25本目:グリーンアスパラガスと、その皮、ちりめんじゃこの春巻き
【プロフィール】
島田由美子:ドイツワインと野菜料理を楽しめる「ワインセラーローゼンタール」店主。春巻きはお店の定番メニュー。季節によって、中身が変わります。
ワインセラーローゼンタール
住所:東京都中央区銀座8-7-11 ソワレ・ド・銀座第2弥生ビル8F
☎03-3574-8758
営業時間: 18:30~23:00
休:日、祝
公式サイト
撮影/牧田健太郎 構成/松本朋子