Snow Man ラウールさんが幸せを感じる“楽園”は? 内面に迫るインタビュー

Snow Manの最年少センターとして圧倒的な存在感を放つ、ラウールがbis初登場! ピュアなキャラクターの内側には、人を惹きつける強いアイデンティティがあった。彼が望む、ニュートラルな生き方を感じて。

「ユートピア」をテーマにプライベートや憧れを語る

――ユートピアや楽園。この言葉からイメージすることは何ですか?

僕にとっては家がいちばんの楽園であり、ユートピアですね。何と言っても落ち着くし、幸せを感じる空間です。特に部屋にこだわりがあるわけではなく、いたって普通の高校生の部屋なんですけどね。ベッドの上でひたすらゲームをやったりYou Tubeを見ていたり。あえて家の中では何もしない“無”になるようにしています。
仕事でずっと頭を使っていたり、気を張っていたりするので、無になれる時間、何も頭を働かせない空間にいられる、っていうだけで僕はすごく幸せを感じるんです。
あとイメージするのは、ディズニーランドとかのテーマパーク。夢の国の感じですね。ディズニーランドにはもう2年半近く行けていませんが、それまでは半年に1回くらいは行っていました。パレードとかは見ずに、ひたすらアトラクションに乗るんです。
昔、友達とふたりでディズニーランドに行ったのに、お互いシングルライダーになって乗りまくっていました(笑)。お兄ちゃんと行ったときもそうでしたね。それぞれ勝手に盛り上がる、みたいな感じでした(笑)。よみうりランドも好きでよく行っていましたが、そこでもアトラクションに乗って絶叫しまくってました。

――You Tubeではどんな動画を見るんですか?

海外のダンサーのものとかをよく見ますね。この人という特定の人はいなくて、流れてきたものをそのまま見続けています。あるコンテストの世界大会に優勝したチームの動画を見ていたんですが、とても興味深かったです。海外のダンサーさんって、もうアーティストレベルなんですよね。日本では、劇やショーなど衣装やコンセプトはあらかじめ決まっていることが多いと思いますけど、海外のダンサーさん達は、自分でコンセプトから決めて、衣装や表情をどうするかなど、物作りのところから取り組んでいるんです。「とにかくダンスをがんばろう」という気負ったものはぜんぜん見えないんですよね。それは、僕らの目指したいところでもあります。ダンスはもちろん歌も、技術は大切だけどいちばんじゃない。自分をどう魅せるか、全体をどうまとめるか、そこを僕も大事にしていきたいし、突き詰めたいなと思っています。

――海外に行ってみたい気持ちはありますか?
長いお休みがあったら、ニューヨークとかに行きたいですね。アメリカには、ダンスレッスンをやっている寮とかがたくさんありますし、向こうで踊ってみたいという気持ちはあります。ダンスは僕の唯一の趣味と言っていいくらい、好きなものでもあります。
あと、散歩が好きなので異国の街中をゆっくり歩いてみたいとも思っています。フランスとか、街並みがきれいなところもいいですね。でも、短いお休みなら、もちろん家という楽園でゆっくりしたいです(笑)。

ラウール
2003年6月27日生まれ。東京都出身。’19年1月、Snow Manに加入。’20年1月、Snow Man「D.D./Imitation Rain」でCDデビュー後、『MEN’S NON-NO』8月号から隔月レギュラーモデルとなる。舞台、ドラマ、ランウェイなど幅広く活躍。今年7月9日公開の単独初主演映画『ハニーレモンソーダ』ではクラスの人気者、レモン色の髪の男子高校生・三浦界役を演じる。

Interview_Izumi Takeshima