わたなべ麻衣さん「20代は全部やるべき」。幸せな30代の迎え方って?

美容番長のわたなべ麻衣さんの美に迫るインタビュー。最終回となるこの記事では、現代では避けては通れない「SNS問題」や、どんな20代を過ごしていたのか、落ち込んでいた時のお話や、そこからどのように回復したのかなど、麻衣さんの深い部分を聞いてきました。

SNSに頼らず生きている

JJ

今の時代、特に若い世代は多様性が尊重されてとても生きやすい反面、分かりやすい“正解”がなくて不安を抱える子たちも増えています。SNSを開けばみんなが「自分らしく」活躍しているように見えてしまう面も…。麻衣さんにとって、SNSとはどんな存在でしょうか? 

わたなべ麻衣さん

私もそうですが、SNSって「当たり前にそこにある」存在ですよね。でもよく考えれば、無いなら無いでいいはずなんです

JJ

なるほと… ! なくてもいいけど、 SNSをしていてよかったなって思うことはありますか? 

わたなべ麻衣さん

それはもちろんあります。ファンの方々と繋がることができる手段の一つなので。繋がれるのはやっぱり嬉しい。だけど、マイナスな面も正直ありますよね。だから、そこまで頼って生きているつもりはないんです。

やりたいことは20代で全部やっておく

JJ

麻衣さんは、芸能界入りする前は普通に社会人として働いていたんですよね? 

わたなべ麻衣さん

そうなんです。アパレル会社に勤務していました。そこで、接客スキルやある程度のビジネスマナーを習得できたので、社会人の経験は20代でしておいてよかったなって本当に思います。

JJ

その時の経験が今に生きていることってありますか?

わたなべ麻衣さん

たくさんありますが、特にコミュニケーション面では当時培ったものが多いなと実感しています。基本なことですが、しっかり相手と言葉のキャッチボールができるということ。とにかく社会人の基本を学ぶことができたので、とってもためになりましたね。

JJ

今まさに20代のJJ世代が、やっておくべきことってなんだと思いますか? 

わたなべ麻衣さん

なんでもしたらいいと思うんです。やってみたいけど、これはちょっと違うかなって躊躇してしまうこともひっくるめて全部! ぜーんぶやったほうがいいと思うんです。

若ければ許されることもたくさんあるし、失敗しても人生経験につながるのでやるべきだと思います。

JJ

歳を重ねるにつれて、挑戦すること自体が難しくなるって言いますもんね。だからこそ、20代では“辞めておこう”という発想はなくすのがいいんですね。

わたなべ麻衣さん

そうですね。失敗も成功も、すべてが自分の魅力につながるはずなので。

JJ

麻衣さんが、これはやっておきたかったということはありますか? 

わたなべ麻衣さん

うーん…、強いて言うならギャル(笑)! それ以外は、やりたいと思ったことは基本何でもやってきたんです。学生時代の彼が大学受験する! って言ったので、じゃあ私もやる! って急に大学受験をして大学生になったり。東京に来たのも実は同じような理由。100万円貯めて上京して、当時は100万円あれば一生生きていけるって思っていたぐらい向こう見ずでしたが、根拠のない自信だけはあったので。

JJ

すごい行動力!

わたなべ麻衣さん

今だったら、全力で当時の自分のことを止めていますけど…(笑)。でも東京に来たから今のお仕事にも繋がっていますし、結果的には良かったと思っています。

JJ

ちなみにギャルになりたかったのはなぜでしょう? 

わたなべ麻衣さん

どこからどうみても“ギャルな女の子”になってみたかったんです。今でもそう思うほど、20代のうちは髪型も、メイクも、服も、何もかも、好きなことをしちゃった方が楽しいと思います。ギャルって見ているだけで楽しいし、全力で可愛いを追求していてすごいなって。

JJ

そういうことですね!  たしかに行動した方が経験になるし、将来思い出トークができたり、良いことはたくさんありますよね。

過大評価せず自分と向き合う

JJ

麻衣さんが25歳で芸能界入りした当時は、どんな生活をしていましたか?

わたなべ麻衣さん

ちょうど事務所に入った頃だったので、無我夢中でいただいた仕事をこなすだけの日々でした。それ以外はボヤーっと過ごしていましたね。

JJ

麻衣さんにもそんな時期があったんですね。そんな停滞期をどう乗り越えたのでしょう? 

わたなべ麻衣さん

来た仕事は全力でやっていく。一個一個真面目に真剣にやっていたら、次第にファンの方がついてきてくれました。あとは、現場でお会いした監督さんが違う現場に呼んでくれたりして、その時に努力を見てくれている人は必ずいるって感じました。そこから、とてもお仕事が楽しくなったのをはっきり覚えています。

JJ

楽しく仕事ができることって大切ですよね。麻衣さんがお仕事を楽しむために心掛けていることはありますか? 

わたなべ麻衣さん

まだまだ自分はこれから成長していくんだと思うようにしています。自分のことをすごくデキる子だと思っていると、できなかった時にショックを受けてしまう。だけど、まだまだだと思っていれば、成功したときはすごく嬉しいし、もっと頑張ろうと思えるんです。

JJ

そう考えるようになったきっかけはありますか? 

わたなべ麻衣さん

初めてバラエティ番組に出演したときに、全然上手く話せなくて落ち込んでいたら、「経験がないのに上手くできるわけないし、できると思ってたの? むしろこれからだよ」と言われて気が付きましたね。

JJ

たしかに、なにか失敗すると落ち込みがちですが、そもそも経験が足りていないことってたくさんありますよね。

わたなべ麻衣さん

できると思っていた自分が少し恥ずかしかったです。

そこからは、等身大の自分としっかり向き合うことを大切にしています。「過大評価していないかな?」とか、「なりたい自分になるために努力できてるかな?」とか、自分を見つめ直す時間が、楽しく生きるために実践していることかもしれません。

ハッピーオーラをまとって楽しく生きる秘訣

SNSに頼りすぎない

*20代はやりたいことは全部やる

過大評価せず、等身大の自分を知る

以上、わたなべ麻衣さんのインタビューはいかがでしたでしょうか? ハッピーに生活するためのヒントになればと思います♡


麻衣さんがブランドアンバサダーとなるSHEbeautyは、今まで誰も教えてくれなかったボディメイクや印象マネジメント、そしてメイクやスキンケアの基本など、ビューティに関する知りたかった情報を身につけて、自分の美しさが見つけられるトータル美容プロデュースサービス。貴重なコンテンツが詰まっているので是非チェックしてください。

撮影/tAiki 取材/Aiko Ishizu 取材協力/上戸智香