ベランダで天体観測にも!子ども向け望遠鏡6選
月や星の観測に欠かせない天体望遠鏡。最近は使い方が簡単で価格も手ごろなものも増えてきました。タイプに分けてお子さんでも使いやすい望遠鏡を紹介していきます。お家にいる時間が長い今、家族の時間に自宅で天体観測なんていうのもアリかも!
望遠鏡の種類って?
望遠鏡のサイズは主に2つ。それぞれの違いをまずは抑えて、プレゼントに最適なものを選びましょう!
●屈折式
屈折式天体望遠鏡は、「天体望遠鏡」のイメージとして思い浮かべる方が多いタイプの望遠鏡です。鏡筒が細長く、前面にはめた対物レンズで光を集め、後ろの接眼レンズで像を結んで観測することができます。光軸調整が不要なのがポイント。取り扱いが簡単だから初心者にオススメです。
●反射式
反射式天体望遠鏡は、反射鏡で光を集めて鏡筒の横にある覗き口から像を観測する望遠鏡です。観たい天体と望遠鏡の向きが一致しないため、少し難しく感じる人が多いようです。また、振動などで光軸がずれやすいため、そのたびに細かい調整が必要となります。初心者には難しいと感じる人も。
2種類の望遠鏡がありますが、子どもや初心者には屈折式がおすすめです。
家庭用望遠鏡オススメ6選
科学館でも使われる本格望遠鏡が、
自宅で簡単に組み立てられる!
科学館やプラネタリウムなどでも子供達が自由に操作できる望遠鏡として使われている天体望遠鏡です!実用性を追求した”のぞき穴ファインダー”を使用し、目当ての天体へと簡単に調整が可能。
のそき穴ファインダーとは、通常ファインダーと聞いてイメージするのは天体望遠鏡の上についている小さな望遠鏡かと思いますが、これは光学ファインダーと呼ばれるもの。この望遠鏡には光学ファインダーではなく、”のぞき穴ファインダー”が鏡筒に固定してあるので、調節が必要なく、小さな子どもでもすぐに見たい天体に狙いをつける事ができます。
また、コンパクトなので、土星の輪や木星のしままでしっかり見ることができ、組み立ても簡単。よく見えて扱いやすい望遠鏡なのでビギナーにおすすめです!
持ち運び便利なコンパクトサイズが便利
家族でのキャンプにも!
手軽に楽しめるよう低倍率が中心。小さくても有効径70mmなので、明るくて初心者でも見やすいのが特長です!また、付属の正立プリズムを使えば、地上の景色や野鳥の観察にも使えます。
コンパクトに収納できるキャリングケースが付いているので、持ち運びにも便利。休日のキャンプなどにもぴったりです。
専用アプリ「星どこナビ」とスマホアダプターを使って、星を探したり、天体写真の撮影を楽しむこともできます!
ファインダー調整不要だから、
いつでもすぐ使えるのが嬉しい!
「初心者が扱いやすい」ということにこだわって、職人が一つ一つ丁寧に作り上げた、老舗レンズメーカーの天体望遠鏡。ファインダーの調整が不要で、購入したその日から天体観測を始められるのが魅力です。また、クリアなレンズで、月のクレーターや木星・土星・銀河の観察などもできます!
ファインダーには蓄光塗料が塗られているため、暗い場所でも探しやすく安心です。また、コンパクトに折りたためるので場所を取りません。手持ちのスマホを取り付けて撮影したり、別のカメラ三脚に付け替えて使用したりもできますよ!
お手頃価格なのに、
必要なセットはこれ一つで十分!
お手頃価格ながらも、2種類の接眼レンズをはじめ、満月や月の細部を観察できるムーンフィルターや携帯アダプタ、三脚、までセットになった天体望遠鏡。持ち運びに便利なバッグが付いたセットも。
付属の三脚は丈夫で軽く、上下に90度・左右に360度に回転できます。簡単に組み立てることができるので、屋外での使用にもおすすめです!
操作しやすく長く使える本格アイテム
鏡筒を手で直接動かせる「フリーストップ式」や細かい調整を行う「微動ハンドル」を搭載。ネジ1本で組み立てが簡単にできるので、とにかくすぐに星を見てみたいという方におすすめです。スマホを取り付けて天体写真の撮影ができるので、天体観測の楽しみが一気に広がります!スペックも充分で、操作もしやすいため、長く使える天体望遠鏡。
手軽に楽しめる本格望遠鏡
ベランダでの天体観測にもピッタリ!
5000円台という低価格帯ながら、品質にも拘った本格ミニ天体望遠鏡。最大で225倍までを見ることができ、月のクレーターまでしっかりと捉えることができます。卓上にも置ける仕様なので、ベランダからのんびり天体観測などにもオススメ!
子どもだけでなく大人も一緒にお家時間を楽しめる!
いかがでしたでしょうか?
望遠鏡といっても、まだ子どもも小さいし早いかなと思っておられるママも多いかもしれませんが、
組み立ても簡単な物も多くあり、覗くだけで天体観測ができるので小さな子どもでも十分に楽しめます!
お家時間も多い中、少しマンネリ化しているお家遊びも望遠鏡があれば子ども達だけではなく大人も一緒に楽しめますね!
取材・文/高垣亜弥