「ティアードワンピがダサい」を更新!ベーシックコーデがあか抜ける簡単テク

シンプルなベーシック服をサラッと着こなす人に憧れがあるけれど、実際自分が着てみるとどこか手抜き感が目立って野暮ったい…そんなアラサー女子のために、「ダサ見えしないベーシック服の着こなし講座」を開催。ここを変えるだけであか抜ける!というベーシックコーデの見直しポイントをスタイリスト・近藤和貴子さんが解説します。今回は大胆にフリルが効いた「ティアードワンピース」編をお届け。甘口のアイテムを大人らしく着るには…?

Q:「ティアードワンピ」が甘すぎてイタい

A:甘さを抑えた黒×Vネックなら大人でもしっくりハマる

    【Before】
    白のティアードワンピは子供っぽさが強く、アラサー世代ではイタく見られがちなのが難点。分かりやすくAラインに広がったシルエットや、膨らみの大きいパフスリーブなど、“甘ディティール”の渋滞で抜け感の無さが目立ちます。大人のティアードワンピは甘ポイントを一つに限定して、“大人可愛く”着こなすのが正解。

    【After】
    シルエットにこだわった黒のティアードワンピに変更。カラーを落ち着いた黒に変えるだけで、甘口なワンピースが即大人顔に一変します。ざっくり抜けたネックラインや、下にストンと落ちるシルエットがワンピースの甘っぽさを軽減。小物も黒に統一することで、余裕のある大人な着こなしに仕上がります。ワンピース¥53,900(マーレット※トゥモローランド別注/トゥモローランド)イヤリング¥12,100バングル¥23,100(ともにJouete)バッグ¥23,100(バナゴ/トゥモローランド)サンダル¥31,900(ペリーコ サニー/アマン)

ここを変えるだけでオシャレになる!「ベーシック服」の着こなしポイントは?

スタイリスト・近藤さんが解説!

    ①前後で丈の異なるデザインを選ぶ
    「今っぽいアシンメトリー丈は、自然と脚をキレイに見せてくれるところが嬉しいポイント。ボトムスと合わせたレイヤードスタイルで使うことも見据えて、マキシ丈ではなくふくらはぎに重なるくらいのやや短め丈を選びます」(近藤さん)

    ②エッジの効いた黒の小物を合わせる
    「差し色は入れずに黒の小物を合わせて、全体の甘さを抑えます。モードな雰囲気が強めなので、あえてのビーサンでカジュアルな抜け感を。ストラップのゴールドがアクセサリーとリンクして、ラフすぎず品よくまとまります」(近藤さん)

今回使用したおすすめの「ベーシック服」は...?

女性らしさが漂う黒の “ティアードワンピ”

ティアードアイテムが多く揃う『

ティアードアイテムが多く揃う『マーレット』の憧れワンピース。切り替えの幅が狭めのデザインや、横への広がりを抑えたデザインが、大人らしさを強調してくれます。腕を細く見せてくれるフレンチスリーブなら、アラサー世代でも着やすい。パンツとのレイヤードでデイリーに着るなど、合わせ方次第で着こなしの幅が広がる一枚です。ワンピース¥53,900(マーレット※トゥモローランド別注/トゥモローランド)

教えてくれたのは…スタイリスト・近藤和貴子さん

1991年生まれ。身長164cm。女性誌やビューティ誌、モデルやタレント、女子アナのスタイリングまで幅広く担当する。カジュアルスタイルをベースにアレンジを効かせるコーディネートはInstagram(@wakikokondo)でもファンが多い。行きつけのショップはCABANやカレンソロジーなど。

【お問い合わせ先】
アマン☎︎03-6418-5889/Jouete☎︎0120-10-6616/トゥモローランド☎︎0120-983-511

撮影/谷口巧(PygmyCompany)〈人物〉、皆川哲矢〈静物〉 モデル/川森麻海(CLASSY.LEADERS) ヘアメーク/小松胡桃(ROI) スタイリング/近藤和貴子 取材/所 優里 編集/平賀鈴菜(CLASSY.ONLINE編集室)