食通arikoさんの「普段とハレの日の間くらいのちょうどいいフレンチ」
今回のゲストは、arikoさん。編集ライターであると同時に母であり、Instagramのフォロワーは約18万人。行きつけのお店、家族に作る料理など見逃せない情報が溢れています。その中でもよく登場するのが「ル・ブルギニオン」。食通のarikoさんが、20年近く足を運び続けているという名店は、「普段とハレの日の間くらいのちょうどいいフレンチで、心が弾みながらも落ち着いて過ごせて、ちょうどいいんです」とのこと。
〈今月の推薦者〉
arikoさん
前菜として登場すれば
たちまち幸せな気持ちで満たされる
「オープンから20年近く通い続けていますが、菊地シェフの人柄が本当に素敵。お人柄そのままのお料理は、プリフィクスでいただきます。どれも美味しく、サービスも温かく、とても気持ちよく時間が過せます。緊張しすぎず本物のフレンチが食べられ、どんな相手にも必ず喜んでいただけるお店。中でもこのムースはグランドメニュー。食事の前菜として登場すると、『今から美味しい食事が始まるんだ』と気持ちが高まります。グラスに光が当たってキラキラと光りとても綺麗。人参のヘルシーなオレンジ色は食べるとほどよく甘く、そこにコンソメゼリーの塩味とウニの味わいが重なります。プリフィクスコースにない場合は、必ず単品でオーダー。『ボウルいっぱい食べたい』と菊地シェフに話したほど(笑)、このムースをひと匙ずつ味わうことが『ル・ブルギニオン』の大切な楽しみ方と言ってもいいと思っています」
季節ごとに足を運ぶのは、その季節限定のメニューが楽しみだからこそ。「6月くらいから登場する『鮎のリゾット』は、鮎料理の最高傑作だと思っていて、いただける期間は本当によく通っています。人参のムースと一緒にコースで楽しんでもらいたいです」
【SHOP INFO】
ル・ブルギニオン
東京都港区西麻布3-3-1
☎03-5772-6244
Lunch 11:30〜15:00(L.O.13:00)
Dinner 18:00〜23:00(L.O.21:00)
休:水曜・第2火曜
https://le-bourguignon.jp
Profile
arikoさん
『CLASSY.』『VERY』など各女性誌で表紙やファッション、食関係の企画を担当する編集ライター。家族の食卓や外食の様子を紹介するインスタグラム「@ariko418」は、グルマンのバイブル的存在に。『arikoの副菜の鬼』(主婦の友社)、『arikoの美味しいルーティン』(講談社)など料理関係の本も多数執筆。
撮影/MURAKNEN 取材・文/柿本真希 編集/渋澤しょうこ
VERY NAVY 5月号『「タキマキへの一皿」今月の推薦者:arikoさん』から
詳しくは2021年4/7発売VERY NAVY 5月号に掲載しています。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。
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