【Sexy Zone 佐藤勝利】ファイティングガール達へメッセージ。「パワフルさは必ずしも必要ない」
SexyZoneの佐藤勝利をbis視点で描写する連載“bishomme”。第4回は「Girl/女の子」をテーマにファイティングガール達へメッセージ。誰も彼もが弱いままでも、ありのままでも生きていける世界を願って。
女性がトップに立つことについて何の疑問も持たない
bisは自立してがんばっている女性や、周りに流されずに自分のやりたいことを見つけて自由に生きる人達を応援しているんですね。僕もそれはすごく大事なことだと思います。男女平等、性別にとらわれることなく、自分の好きなことをして生きる。とても素敵なことだし、僕もそんな人達のことを応援したくなります。
世間では「男女平等」について議論されることもたまにありますけど、僕にとっては「まだそんなことを言ってるんだ」って感覚なんですよね。女性がトップに立つことについて何の疑問も持たないです。それこそ、ジャニーズ事務所もそうですし。それに、ジャニーさんが社長のとき、副社長だったメリーさんがちゃんと会社を切り盛りしてくれていたからこそ、ジャニーさんは自分のするべきこと、やりたいことに専念できていたんだと思います。それは男だからとか女だからとかではなく、それぞれ個として仕事、役回りがあったからだと思っています。
時代が変化していることを感じて、考え方も変えればいい
性別だけでなく、趣味嗜好も自由だと思います。人ってそもそもそれぞれに違うもの。その人が何をどんなふうに表現するのか、何を気にするのかも千差万別。人や物事との関わり方、とらえ方も各々違う。その人が持っている個性や能力、性格が異なるように。
昔は男性が外に出て働いて妻や子どもを養う、という環境だったから、男性のほうが力や地位は上だ、という風潮があった。その時代を生きてきた人達にはすぐに順応できないことなのかもしれないけれど、現代にはもうそういう感覚はない、と僕は思っています。まだまだ社会の根っこには男尊女卑みたいなものが残っているのかもしれませんが、時代が変化していることを感じて、みんなで考え方を変えていけばわかり合えることなんじゃないかな、とも思います。
強くなくても評価できる社会になるといいな
女性っていつの時代も強くいなきゃいけない、っていうことも大変なことだと思います。女性が社会で活躍しだしたころ、強い女性でないと男社会の中で自分の地位や居場所を切り拓くことが難しかったと思いますが、今でも「強さ」っていう部分がフィーチャーされちゃいますよね。でも、強くなくてもすごくがんばっていたり、能力がある方もいるので、そういうところもちゃんと評価できる社会になるといいな、と思います。パワフルさって必要なものだけど、男女問わずに必ずしも身につけていなきゃいけないものではないと思うので。
Interview_Izumi Takeshima