ジャケットコーデで素敵に見せる着こなしのポイント3選

春の装いのなかでも、着こなし全体の印象を左右するほどの存在感を持つのが、ロングアウター。発売中のVERY NAVY2021年5月号では大人の“羽織りスタイル”をご紹介していますが、スタイリスト・辻直子さんにコーディネートのコツを聞いてみると、そこには細部まで計算し尽くされた“整え力”が! 辻さんがこだわったポイントを、辻さんの自撮り写真によるクローズアップでご紹介。今回は、ジャケット編です。

あえてルーズに着崩す分
格上げポイントをちりばめて

「ジャケットをラフに着こなす分、末端で大人の品格を演出。ウォッチ&ジュエリーでリッチアップはもちろんのこと、手先まで気を使っている感が出るネイル使いにもこだわります。そしてアースカラーにまとめたスタイリングに、“色遊びする”大人の余裕もプラスしました」(辻 直子さん)

ジャケット ¥121,000(ポステレガント) キャミソール ¥15,400(ノーブル/ノーブル 六本木ヒルズ店) パンツ ¥20,900(レッドカード/トゥモローランド) バッグ ¥632,500(ボッテガ・ヴェネタ/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン) 時計 ¥1,188,000、腕に巻いたネックレス ¥902,000、右手のブレスレット ¥2,389,200、リング ¥1,452,000(すべてカルティエ/カルティエ カスタマー サービスセンター) パンプス ¥51,700(ネブローニ/ジャーナル スタンダード レサージュ 銀座店) 

 

【1】Accessories

手元はゴールドで
リッチ仕上げ

 

【2】Nails

ネイルはグリーンが気分

 

【3】BAG

ボッテガ・ヴェネタならではの
インパクトカラーでスパイスを

 

Naoko’s comment

「ただ羽織ればいい」は脱却! 一歩抜きん出るオシャレにはひと手間が必要
着るだけでサマになる今の気分に合ったアウター選びはもちろん大切だけれど、「最終的な〝整え方〟も大事」、と語る辻さん。人それぞれ、骨格も肌の色も髪質も全部違うから、ちょっとした合わせや小物選びはもちろん、メークやヘアでの微調整は外せないこと。結論、最後に足し引きして整えるひと手間をかければ、一歩前進した羽織りスタイルが楽しめるはず。

撮影/生田昌士〈hannah〉、辻 直子(静物) スタイリング/辻 直子 ヘア/Dai Michishita メーク/佐々木貞江 モデル/滝沢眞規子 取材・文/塚田有紀子 編集/渋澤しょうこ 撮影協力/バッググラウンズ ファクトリー

 

VERY NAVY 5月号『[大特集]「羽織り、靴、時計」が“カッコいい私”の3種の神器』から
詳しくは2021年4/7発売VERY NAVY 5月号に掲載しています。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。