「マタニティレギンス」のおすすめ9選!妊婦さんのメリットや選び方も
妊娠中の定番ファッションアイテムであるマタニティレギンス。冷え防止はもちろん、ゆったりトップスなど、レギンスがあるからこそ着られる服も出てくるので、マタニティファッションを助けてくれます。素材や形などさまざまな種類が発売されているので、選びの基準とおすすめレギンスをご紹介します。
マタニティレギンスのメリットは?
・ウエストの部分に伸縮性があるのでお腹が大きくなってもラクに穿ける
マタニティ用のレギンスは、ウエスト部分に伸縮性があり、お腹が大きくなっても締め付け感なく穿き心地が良いのが最大のメリット。なかには、お腹を包み込むことでサポーターの役割を果たしてくれるレギンスもあります。
・お腹をすっぽり包んでくれるので身体を冷やさずに過ごせる
ウエスト周りに生地をたっぷり使っていて、おへその上まで包み込んでくれるのもマタニティレギンスの特徴。お腹をしっかり温められるレギンスは、冷えが大敵な妊婦にとってファッションだけでなく体調管理するためのアイテムとしても重宝します。
・産後もすぐにお腹が戻らないので引き続き頼りになる
産んだ誰もが驚く、“産後もしばらくお腹が戻らない問題”。妊娠前のパンツが穿けるようになるのは時間がかかる場合が多く、また、産後しばらくは外出もできないので、おうちで過ごすリラックスウェアとしてもマタニティレギンスが活躍してくれます。
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マタニティレギンスはいつから必要?
・多いのは、お腹が大きくなる5カ月頃から
お腹が目立ち始め、それまで穿いていたボトムがきつく感じ始める妊娠5、6カ月頃からマタニティレギンスを使う人が多いようですが、なかには、お腹にストレスをかけないようにと妊娠初期から着用する人も。また、二人目、三人目の妊娠で早くからお腹が出るという妊婦さんも初期から使っていたりします。
・妊婦のマイナートラブルを防ぐため、早めに用意しておくのがオススメ
普通のレギンスとマタニティレギンスの決定的な違いはお腹のサポート具合。どんなにサイズアップしても、通常のレギンスではお腹をカバーしきれなかったり、締め付けがあったりします。妊娠中は冷えに敏感だったり、お腹まわりが痒くなったりするマイナートラブルも多いので、1本は専用のものを用意しておくと安心です。
マタニティレギンスは何本必要?
・タイプが違うものが2~3本あると、洗い替えやオシャレの幅を楽しめる
季節にもよりますが、妊娠後期は毎日のように穿くという声も多いアイテムなので、洗い替えや、コーディネートに合わせて色違い、素材違いなどを2、3本は持っておくと便利。特に、秋冬の妊婦さんにとっては必需品なので、多めにあっても良さそうです。
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マタニティレギンスの選び方
・肌に優しいコットン素材なら一年中使える
季節問わず使えて、穿き心地も良いのはやっぱりコットン素材。妊娠中は肌が敏感になって痒くなる人もいるので、コットン素材から用意することをおすすめします。
・夏ならUVカットや接触冷感など
夏に日焼けが気になるという人なら、UVカット素材を選ぶのも◎。また、ただでさえ体温の高い妊婦にとって猛暑は辛いので、接触冷感素材のものもおすすめです。
・冬なら厚手やウール、起毛のもの
下半身の冷え対策は大切なので、寒い冬には厚手のものやウール素材、起毛タイプのレギンスを。厚手タイプなら、パンツのように一枚で穿いてもサマになるので、コーディネートの幅も広がります。
・サイズは普段の服と同じものでOK
普通のレギンスをマタニティ用として穿くにはサイズアップが必須ですが、マタニティ用はもとからお腹やお尻周りにゆとりをもって作られているので、普段通りのサイズでOK 。むしろ、大きいものを選ぶとダボダボしてしまって、レギンスならではのフィット感が得られない可能性もあります。
・アジャスター付きなら体形の変化に合わせやすい
マタニティレギンスは、妊娠初期や中期は少しゆとりがあり、後期になるとぴったりというパターンが多いですが、お腹が大きくなるのに合わせてサイズを調整できるアジャスター付きなら、常にジャストサイズで着られ、産後まで使えます。
・むくみが気になるなら着圧タイプを
妊婦にむくみはつきものですが、ただでさえ丸々してくる妊娠後期、足のむくみは少しでも抑えたいですよね。着圧タイプのマタニティレギンスもあるので、気になる方は試してみるのも◎。
・マタニティヨガなどをするならスポーツタイプ
マタニティヨガなど、妊娠中に運動をする場合は、スポーツブランドやヨガウェアブランドなどから出ているマタニティレギンスがおすすめ。より伸縮性があったり、汗をかいても蒸れない生地が快適です。スポーツタイプを普段のファッションに使ってもいいでしょう。
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おすすめのマタニティレギンス9選
UNIQLO(ユニクロ)
月齢に合わせて調節でき、産前から産後までずっと使えるアジャスター付き。お腹まわりは伸縮性の良いジャージー素材でずれ落ちにくく、トップスにもひびきません。厚手&バックポケット付きなので、一枚ではいてもサマになります。
H&M
オシャレなレザー調パンツをマタニティでも穿けるのは嬉しい!ストレッチの効いたフェイクレザーなので、お腹周りはもちろん、足部分も快適です。
merrier BEAMS(メリア ビームス)
ナナリブ レギンス 20¥7,150(nanadecor / merrier BEAMS)
オーガニックコットンのやわらかな風合いのレギンス。伸びが良く、肌にフィットするリブニット素材を使用していて、股上が深く、ゴムの締め付けもないゆるさがポイント。薄手ながらもあたたかく、冷え対策にオールシーズンの定番として活躍します。
ANGELIEBE(エンジェリーベ)
ぐんと伸びる伸縮素材が楽ちんな着心地なので、お出かけ用としてはもちろん、お家でのリラックススタイルにもおすすめ。バックにシャーリングが使われているので腰回りのフィット感も抜群。しっかりした生地なので、短めのトップスと合わせても安心で産後も使えます。
WACOAL(ワコール)
肌ざわりよく伸びのよい素材で、妊娠初期から産後まで着用可。ウエスト部分は、おなかの大きさによって、伸ばしても折り返しても◎。テープやボタンなしでも長い期間着られるのでより快適です。
CHOCOA(チョコア)
流行りのフレアパンツ型マタニティレギンスも。毛の短い起毛生地を使用しているので、暖かさをキープしながら着ぶくれする心配もなし。フレアシルエットはペタンコ靴やスニーカーとも好相性なので、マタニティコーデの幅が広がりそうです。
odetto(オデット)
流行りのフレアシルエットにサイドラインが入ったスポーティなデザインで、コーディネートの主役になりそうなマタニティレギンス。カジュアルはもちろん、キレイめなトップスや小物と合わせて穿くのもおすすめです。
SWEET MOMMY(スイートマミー)
クロスウェスト リブニットレギンス 産前産後兼用 マタニティボトムス¥2,750(スウィートマミー)
ウエストのクロスデザインが特徴的なレギンス。お腹が大きくなると、下腹部を支えるようにクロス部分が優しくサポートしてくれます。よく伸びるので、妊娠初期~臨月~産後まで大活躍! お腹の上まで生地がないことで、腹巻きや妊婦帯との併用がしやすいです。
yoggy sanctuary(ヨギー・サンクチュアリ)
マミーカバーアップレギンス¥12,100(ヨギー・サンクチュアリ/スタイル・ヨギー)
オシャレヨガウエアブランドのマタニティレギンスは、伸縮性のあるコットンリブ素材でインナーが響きにくく安心。幅広のウエストリブで妊娠中のお腹を優しく包み、産後はリブを折り返して着用することでヒップやお腹周りをカバーします。裾に入ったフリルがさりげなく可愛く、クシュクシュッと溜めて穿くのもオシャレ。
マタニティレギンスのおすすめキレイめコーデ
一番人気はワンピース×マタニティレギンス
妊娠後期になるとワンピース率がグッと上がりますが、ワンピ一枚だと何かと不安なので、マタニティレギンスが活躍!なんなら、「レギンスがあればワンピースが着られる」ほど。キレイめキープしたいお仕事ママにも安心です。
【妊娠7カ月】
コーデの詳細はコチラ
「肌寒くなってから試しに買ってみたユニクロのマタニティレギンスが大活躍!プチプラアイテムを取り入れる時はカジュアルダウンしすぎないように小物でアクセントを付けるように気を付けています」
【妊娠8カ月】
コーデの詳細はコチラ
「仕事には妊婦感が出すぎず、きちんと見える服を選びます。クーンシルエットのワンピはお腹が目立ちにくいんです。併せたのはユニクロのマタニティレギンスです」
【臨月】
コーデの詳細はコチラ
「臨月になるとマタニティ用でもパンツが苦しくなってきたので、最近はもっぱらワンピにマタニティレギンスが定番。レギンスはユニクロのものです」
コーデの詳細はコチラ
「出産後も使える前開きタイプのバンドカラーシャツワンピースに、ユニクロのマタニティレギンスを合わせました」
マタニティレギンス×ゆったりトップスのオススメコーデ
流行りのゆったりトップスは、マタニティレギンス合わせにも◎
最近多く見かけるオーバーサイズのトップスなら、太ももあたりまでカバーしてくれるので、レギンスを合わせても好バランス。透け感がなく、しっかりした素材のレギンスを選びましょう。
撮影/金谷章平 コーデの詳細はコチラ
落ち感や絶妙なフロントの開き具合がすっきり見えるポンチョにはリブレギンスを。
撮影/金谷章平 コーデの詳細はコチラ
フェイクレザーレギンスでマタニティのT シャツコーデもハンサムに。
マタニティレギンスを使えばパジャマもルームウェアに昇格
パジャマにもマタニティレギンスが大活躍
妊娠後期はワンピースタイプのパジャマが楽ちん。また、産院によってはワンピースタイプを指定してくる場合も。そんな時にもマタニティレギンスが活躍します。穿き心地のいい素材のものを選びましょう。
撮影/イマキイレカオリ コーデの詳細はコチラ
ワンピース型パジャマにレギンスを合わせることで、寒さ対策だけでなく、オシャレ度もアップできます。
撮影/イマキイレカオリ コーデの詳細はコチラ
チュニック丈のトップスでもマタニティレギンスとなら、お腹が大きくなってからでも身体が冷えにくくて安心。
まとめ
妊婦のオシャレと冷え対策に欠かせないマタニティレギンスは、通常のレギンスとは機能が違うので用意しておくことをおすすめします。生地や機能、デザインもさまざまにあるので、お気に入りのレギンスを見つけて、無理なくマタニティファッションを楽しんでください。
取材・文/井上さや
よくある質問
Q. そもそもマタニティレギンスは普通のレギンスと何が違うの?
A. ウエスト部分に伸縮性があり、お腹が大きくなっても締め付けないのがマタニティレギンスのメリット。ものによってはお腹をすっぽり包んでくれるものもあり、冷えから守ってくれるものもあります。
Q. マタニティレギンスっていつから必要?
A. 多いのはお腹が目立ち、ボトムスがきつくなり始める5カ月ごろからが多いようですが、妊娠初期から使ってももちろんOKです。
Q. マタニティレギンスは何本くらい必要?
A. 洗い替えやオシャレの幅が楽しめることを考えて、2、3本あると便利です。
Q. マタニティレギンスの選び方って?
A. 妊娠中は肌が敏感になっているので、コットン素材のものだと安心。季節を問わず一年中使えます。また、夏ならUVカットや接触冷感、冬なら起毛やウール素材など季節に合わせた機能や素材を選ぶのもいいでしょう。
Q. マタニティレギンスのサイズってどう選ぶの?
A. マタニティ用はもとからお腹やお尻周りもゆったり作られているので、普段の服と同じものでOKです。