誰しもオシャレ心を揺さぶられる、憧れのブランドバッグ。若い頃から〝一生もの〟を少しずつ着実に揃えてきたスタイリスト・金子綾さんに、ブランドバッグの使い方、生かし方について聞きました。

▶︎こちらの記事も読まれています

スタイリスト金子綾さん「一生もの選び」で差がつく大人カジュアルの作り方

「ブランドバッグは
定番と決めて長く愛用。
普段から使ってこそ
と思っています」金子綾さん

旬なデザインをいち早く手に取ってみることができる仕事柄、それなりに誘惑されそうな機会もありますが、3年後以降を見越して考えると、トレンドのデザインは使いにくくなってしまいがち。私は定番にしか投資しないと決めています。その分長く使えるので、高価なものでももとはとれると思って。

　AM8:00　

遊びのある通称餃子バッグは
コンサバ感のあるネイビーを

BOTTEGA VENETA
ザ・ポーチのネイビー

ザ・ポーチは定番になる！と見越して購入。黒も好きですが、コンサバに使えるネイビーも好き。ラフに小脇に抱えられるから、デイリー服にも自然に馴染みます。バッグ／本人私物 コート ￥38,000（デミルクス ビームス／デミルクス ビームス 新宿） Ｔシャツ ￥16,000（RHC/RHC ロンハーマン） パンツ ￥39,000（エイトン／エイトン青山） 靴 ￥15,000（シシ／シシ） 眼鏡 ￥27,000（アイヴァン／アイヴァン PR） ピアス ［左］￥15,000 リング ￥20,000（ともにMARIA BLACK／ショールーム セッション）

クラシカルで可愛くて
ときめきました
最近のニューフェイス

HERMÈS
ミニ ケリーのブラック

ヴィンテージショップ、代官山「Hedy」のイベントに出演した時、めったに出会うことのないミニケリーを発見。兼ねてから欲しいと思っていたので即決。デイリーには〝あえて金具を外してラフに持つ〟が金子流。バッグ／本人私物 ニット ￥36,000（エイトン／エイトン青山） パンツ ￥18,800（R JUBILEE／ショールーム セッション） 靴 ￥39,000（ビューティフル シューズ／デミルクス ビームス 新宿） ネックレス ￥18,000 ピアス ￥7,900（ともにアンセム フォー ザ センセズ／アマン）

由緒正しさと遊び心の
バランスで一択だった
レタリング

DELVAUX
ブリオン

ベルギー王室御用達のデルヴォーはエルメスに続く由緒正しきブランド。コンサバに持ちたくなかったので、私はあえて遊び心あるペイント風の刺繍一択でした。バッグ／本人私物 ニット ￥10,200（ベースレンジ／ジャーナル スタンダード レサージュ 銀座店） ワンピース ￥38,000（Uhr／シップス 渋谷店） 靴 ￥16,800（アルテサノス／スピック＆スパン ルミネ有楽町店） ソックス ￥1,000（Tabio／タビオ） ピアス ￥17,000 リング ￥15,000（ともにシンパシー オブ ソウル スタイル／フラッパーズ）

バッグの中身
•HERMÈSのスケジュール帳
•除菌用シートはロールで携帯
•エルカフェの青汁、リポＣなど
•BORGO DELL TOVAGLIEのポーチ
•COMME des GARÇONSの２つ折り財布はリピートして３代目を愛用

アクセ代わりに使える
ミニサイズでボーダー
コーデのアクセントに

CHANEL
チェーンウォレットの
グリーン

ミニサイズのチェーンウォレットを斜めがけしてボーダーのホッコリ感を払拭。チェーンウォレット／本人私物 カットソー ￥10,800（セントジェイムス／メゾン イエナ） 中に着たノースリーブ ￥8,000（チャンピオン フォー アダム エ ロペ／アダム エ ロペ） パンツ ￥49,000（ドゥロワー／ドゥロワー 六本木店） バッグ ￥30,000（ヤングアンドオルセン×ビームス ライツ／ビームス ライツ 渋谷） 靴 ￥21,000（ツル バイ マリコ オイカワ／ツル バイ マリコ オイカワ） ピアス ￥32,000（MARIHA／ショールーム セッション） リング ￥77,000（SOPHIE BUHAI／エスケーパーズオンライン）

ママスタイリスト 金子綾さん
女性誌をはじめブランドコラボのオファーも数多く、超多忙なスケジュールながら週2回はトレーニングの時間を作り、夕飯までには仕事を終わらせて、お嬢さんと過ごす時間を作るタイムスケジュールの徹底ぶりはお見事。昨年小学校に入学したお嬢さんは、おませなタイプ。今年クローズドのオンラインサロン「シェア」をスタート。もっと知りたい金子さんのことがわかるコミュニケーションスペースです。

▶︎あわせて読みたい

「想像以上に出番が多い」滝沢眞規子さん愛用の“レアな”デザインのデルヴォー

滝沢眞規子さん私物DIORで春コーデ「オブリーク柄が愛される理由がわかります」

スタイリング／金子 綾　撮影／東 京祐（人物）　モデル／クリス-ウェブ 佳子　ヘア・メーク／秋山 瞳（PEACE MONKEY）　取材・文／鍋嶋まどか　編集／藤田摩吏子
＊VERY2021年3月号「【大特集】ママスタイリストさんたちの「普段着オシャレ」最高峰♡Part3」より。
＊掲載中の情報は誌面掲載時のものです。価格はすべて税別表示です。商品は販売終了している場合があります。