【kicuriディレクター・小澤美里さん①】会社員を辞めてアパレルブランドを立ち上げた理由とは?[連載・私らしい働き方]
キャリアの選択が多様化し、より自由に選択できる今。
「自分らしい働き方」を追い求め、実現させている憧れの自立女子たちに、ご自身のキャリアの実体験を語ってもらうWEB連載。
第五回目となる今回は、低身長だからキレイかつ可愛く見せることのできるブランド「kicuri(キクリ)」のディレクターを務めながら、Instagramフォロワー9万人を誇るインフルエンサーとしても注目を集める小澤美里さんにインタビュー。その模様を前・後編に分けてお届けします。
前編となる今回は、アパレルとは無縁だった人生から一転、彼女がブランドを設立するに至ったきっかけを詳しく聞いてきました!
Q.ブランド設立のきっかけとは?
JJ編集部:ブランドを立ち上げた経緯を教えてください。
小澤さん:kicuriを立ち上げる前に中国などから既存の製品を受注・発注して販売する通販サイトを開いていました。その通販サイトを運営している時にサイズで困っていらっしゃるお客様が多くいて、自分でオリジナルのものを作って届けたいと思いブランドを立ち上げました。
JJ編集部:アパレルを始められたきっかけを教えてください。
小澤さん:中国に買い付けに行って、その商品を売ることになったのは、17kg(イチナナキログラム)というブランドの方とお話させていただく機会があり、私もやってみようかなと思ったのがきっかけです。
Q.アパレルの道へキャリア変更した理由とは?
JJ編集部:中国での買い付けを始める前は何をされていましたか?
小澤さん:エステサロンで働いていました。
JJ編集部:全く違うキャリアなんですね。エステサロンは社員として働いていたのですか?
小澤さん:はい。友人が経営しているサロンを手伝っていました。
JJ編集部:そこからアパレルの道へに進むのは大きな決断だと思うのですが、きっかけや理由はありますか?
小澤さん:そうですね。アパレルの仕事を絶対にしたいと思っていたわけではないのですが、昔から服が好きだったということが大きいです。kikuriを始めたのは、私自身、身長が低くて子供っぽく見られてしまうことも多くあり、コンプレックスを持っていました。なので低身長さんに自信を持ってもらえるような、大人っぽい服を作りたいと思うようになり、それをコンセプトにブランドを立ち上げました。
Q.ブランド設立後の思いとは?
JJ編集部:低身長さん向けのブランドとして意識していることはありますか?
小澤さん:これまではS・Mサイズを展開していたのですが、今春からはXS・Sサイズになり、より低身長さんに特化したブランドにします。数センチの差でもシルエットが変わるので、より着心地よく着ていただけるようにこだわっています。
JJ編集部:買い付けのブランドもされていましたが、違いはありますか?
小澤さん:はい。やはりオリジナルで作るのと、既存のものを売るのでは全然違いますね。モノ作りなので、商品ひとつひとつに対しての思いも変わりました。
JJ編集部:ブランドを立ち上げてから運営するにあたり、ポジティブな面とネガティブな面を教えてください。
小澤さん:ポジティブな面は、お客様からの嬉しい声をいただくこと。これを作ってよかったんだという確信に繋がり、前向きな気持ちになります。ネガティブな面は、この服をこの時期に出してよかったのかと考えてしまうこと。特に昨年はコロナで外に出掛けられない状況だったのでネガティブになることもありました。
JJ編集部:好きなことを仕事にする上で持ちあわせておくべきマインドはありますか?
小澤さん:好きを追求すること。服の場合、Tシャツ1枚とってもいろんな形を作り出さないといけないので、いろんな形を知ったり、違う角度から見たりすることも大切だと思います。
後編では、エステサロン勤務だった彼女がアパレルブランドを立ち上げた方法に迫ります! 次回もお楽しみに♡
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