Nikiの恋愛観、「恋人もよりも友達の方が一生もの」と語るその真意は?

Nikiの本音に迫った連載も最終回。最後は恋の話です。どんなテーマでも自分の言葉で正直に語る姿を見て、彼女に惹かれる人が多い理由が分かった気がする今回のインタビュー。当然今回の”恋”についてのインタビューにも、本音で答えてくれました。4回のインタビューを振り返れば、また新しいNikiの姿が見えてくるはずです。

友達の方が一生もので、恋人は終わりが来ちゃうと思ってる

恋愛について語ったり自身が恋愛を楽しむ上で、Nikiがいつも大切にしてるのは「男女平等」。男・女と人間を区別していないのもあるし、友人と比べて交際相手を特別扱いすることも少ない。

「恋人と一緒にいても、友達から誘われたら『行っていい?』と聞いて遊びに行っちゃうので、怒られたこともありました(笑)。そもそも、好きだなって思った相手でも、友達でいいじゃんって感じることは多い。友達の方が一生もので、恋人は、始まりがある分、終わりが来ちゃうと思ってる」

『やってもらいたい』が強すぎちゃう。

誰に聞いても「Nikiはモテる」と言われる彼女だからこそ、なのだろうか、友達でいる方がお互いにとっていいだろうと思った時は、気づかないふりをすることも多い。逆に言えば、交際に至るのは、そうしたNikiの「恋愛体質じゃなさ」を物ともせず、乗り越えてくるタイプだ。

「友達に誘われて知り合った異性って、最初は男友達で、その後もみんなで一緒に会っていると、そのまま友達に固定されちゃう。でも、たまに初対面で『2人でご飯行かない?』って誘ってくれる人がいる。恋人になるのはそういう、私のガードを切り崩してくれる人です。一発目でそれ言うのってなかなか勇気要るから、自然と、自分に自信がある人になりますね。ナルシストとも言えるかもしれない(笑)」

別れると、異性としての『好き』から、人間としての『好き』に戻るだけ

20代半ばになると、「結婚」の二文字に悩む女子は多い。今付き合っている人が結婚相手としても向いているのか、それとも他の人を探した方がいいのか…。「Nikiも悩むことある?」と聞くと、力強くうなずく。

「恋愛と結婚は全然別ですよね。恋愛のときめきって、結局ハラハラ感でもある。それを何十年も持続させるのは難しいし、ハラハラする相手と結婚するのが良いかというと…。異性としてではなく、人間としての“好き”を落ち着いて感じられる相手の方が、長く一緒にいられるだろうなとは思います。私はそもそも恋愛体質じゃないのもあるし、結婚するならきっとそういう人を選ぶ気がします」

ワンピース¥56,000キャミワンピース¥38,000(ともにANNA SUI/ANNA SUI JAPAN)その他はスタイリスト私物

デル/ Niki 撮影/ヨシノハナ ヘアメイク/KATO スタイリスト/阿部絵莉香 取材/ ひらりさ 取材協力/可児令奈 編集/岩谷大