卵子のタイムマシン―“卵子を凍結する”という選択肢を知っていますか?―

卵子のタイムマシンとは、「将来の妊娠に向けて若いうちに卵子を採取し、凍結保存しておく」ということを意味します。卵子は加齢の影響を受けやすく「妊娠をしたい!」というタイミングが訪れても、年齢によっては思うように妊娠できず、不妊治療でも結果が出ないことがあります。そんなときのために、卵子を凍結・保存するサービス「Grace Bank(グレイスバンク)」がスタートしました。

日本は今、年間44.8万件もの体外受精を行う、世界最大の不妊治療大国。20~30代の女性人口換算では、2位の米国の約 5.8 倍の人々が体外受精を行っているといいます。

それなのに、年齢を重ねてから不妊治療に取り組むケースが多い上、一度に移植する胚の数が通常 1個のため、妊娠する確率が低いレベルに留まっているのが現状です。

はなおか IVF クリニック品川

Grace Bankでは、国内最大級の凍結保管設備を持つ「ステムセル研究所」と提携し、施設内に専用の大型タンクを設置。液体窒素の自動供給システムと24時間の温度センサーによるモニタリングで一括保管することにより、保管コストを初期費用10万円(税別)、年間保管費用3万円(税別、15個まで)に抑えています。

また、確かな実績を持った経験豊富な不妊治療の専門医を擁するクリニックを厳選して、提携ネットワークを作っています。月経の1周期をかけて採卵を行い、凍結させた卵子をGrace Bankの保管庫に輸送して、来るべき時まで安心・安全に保管するだけ。転勤などで住む場所が変わっても、提携先のクリニックならどこでもスムーズに卵子を移動できます。

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杉山産婦人科 理事長の杉山力一氏は、「採卵時の痛みは少ないので、不妊が分かってからクリニックへ行き苦しむのではなく、若いうちに凍結するのも選択肢のひとつ。卵子は若ければ若いほど状態が良いです。日本の凍結の技術は高く、世界中でその技術が使われるほど。時代が進めば、健康保険で卵子を戻せる日が来ると信じています。」と語ります。

これからは、女性がいつでも妊娠を望めるように卵子を凍結する選択肢があります。病による治療の前や、不妊が分かる前に、母娘で話す機会があってもよいのではないでしょうか。

<Grace Bank 提携クリニック>
杉山産婦人科 新宿(東京都新宿区)
杉山産婦人科 丸の内(東京都千代田区)
空の森クリニック(沖縄県島尻郡)
はなおか IVF クリニック品川(東京都品川区)
英ウィメンズクリニック(さんのみやクリニック)(兵庫県神戸市)
松本レディース リプロダクションオフィス(東京都豊島区)
*内定を含む、今後順次全国に拡大予定。

お問い合わせ グレイスバンク
https://gracebank.jp/
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