マスク老け注意!3分でほうれい線を消す「“う”のフェイスエクササイズ」
マスクで若見えする40代のマスク美人が急増中。マスクを外した時の落差でがっかりされないために、今からマスク下の顔トレを強化しましょう! 今回は【ほうれい線】に効くエクササイズです。
★ “う”のフェイスエクササイズで、ほうれい線を引っ張って、なくす!
<1>つま先重心で、ほうれい線のできにくい基本姿勢をつくる
肩に手を置き、それよりも前に胸を出すようにする(肩を引くのはNG)。お尻の下につま先がくるように立つと、自然とつま先重心になって、つま先から背中側を通って額までつながる筋膜が正しい状態に。
Point 無理に背筋を伸ばすのではなく胸を前に出すと自然に伸びる。
<2>胸を上げ、首を上に長くする姿勢を意識する
つま先重心のまま胸を上げるように意識すると、首がすっと伸びて美しい姿勢に。額が上方向に引っ張られるため、ほうれい線ができにくくなる。反り腰にならないように注意して。
Point 顎を上げて首を伸ばすと頭から首まで意識が集中。
<3>鍵の手をつくり、 頰中央に固定 唇を「う」の形に
鏡を見ながら「う」の口をして、ほうれい線が最も薄くなる唇の位置を探します。どこにもシワが寄らないのが理想的。固定した指と「う」の口が引っ張り合うのを確認できたらOK!
Point 鍵の手で2点をとめて「う」で伸ばすイメージ。
<4>手をはずし、姿勢を意識。「う」の口を少しゆるめてキープ
マスクの下でこの状態をキープして、こっそり顔トレを開始!通勤の電車の中で、1駅間「う」の口→乗降時は休憩を繰り返して2週間続けてみました。慣れるまでは1分×3セットでも効果は充分だそう。
<「う」の口にすると 表情筋が縦に引っ張られ シワが伸びる!>
パーソナルフェイストレーナーKIMURA METHOD studio:NBH 木村祐介さん
運動力学や機能解剖学をもとに、顔や姿勢をあるべき状態に戻す独自のメソッドを多数考案。女優やモデルからの指名も多い〝小顔のプロ〟。
できてしまったほうれい線を薄くするには「う」の口と正しい姿勢を日頃から心がけるだけで効果的です。
筋膜はつま先から脚の裏側、背中、後頭部を通って額までつながり、そこに表情筋がついています。つま先重心の姿勢は筋膜が正しい状態になり額が上に引っ張られますが、猫背だとかかと重心になり額を上に引き上げる力が緩むため、ほうれい線などの顔がたるむ原因に。
表情筋は上下に引っ張り合っていると最も顔が引き締まるので、「う」の口で唇を固定して顔を縦方向に伸ばすと、アイロンがけのイメージでシワが伸びるんです。(木村さん)
撮影/イ・ガンヒョン 取材/木村まい ※情報は2021年2月号掲載時のものです。