【レシピ】ワインセラーローゼンタール 島田由美子さんのハルマキ100本ノック 9本目/100
「こんな食材、春巻きにならないかな?」など、
まずは最初に、100本すべての共通ルールです
- レシピは3本分の量で表記。
- フライパンを使用。※ここで使用しているフライパンは、直径26㎝のテフロン加工のものです
- 使う油は、大さじ4。フライパンが小さい場合は、これより少ない量に加減しましょう。
- 火加減は弱火から中弱火。じっくり揚げ焼きする感じです。
- 火を入れる時、ひっくり返す時以外は、なるべく触らない。下手に触らない方が、きれいに仕上がります。
- 巻き終わりの糊付けは不要。巻き目を下にして火を入れれば大丈夫です。
春巻きの皮は、モランボンの春巻きの皮を使っています。時にはゴツゴツした具を巻いたりもするので、破れにくく、かつ美味しい皮が理想。モランボンの皮は、ちょうどいい厚さで、パリッと仕上がるところが気に入っています。薄い皮を使う場合は、具材を巻く時や火を入れている時に破れないよう気を付けましょう。
9/100
「蓮根、アンチョビ、クルミの春巻き」
蓮根の料理で、真っ先に思い浮かべるのは煮物でしょうか? 煮汁が沁みた蓮根も美味しいけれど、揚げるとホクホクして、また違った美味しさが出てきます。大振りに切った蓮根を春巻きにすると、ホクホク度がさらにアップ。かぶりついて、ブワリとたくさん糸を出しながら、冬のご馳走感をお楽しみください。
【材料】(3本分)
- 蓮根(中くらいのもの)…ひと節
- アンチョビ…3枚
- クルミ…10粒
- 春巻きの皮…3枚
- サラダ油…大さじ4
【作り方】
1.蓮根は、縦3枚に切り分け、さらに縦4等分、12個に切り分ける。アンチョビは粗くみじん切りに、クルミは手で粗く割っておく。
2.春巻きの皮の上に、蓮根4個を2個ずつ横一文字に並べ、アンチョビとクルミを散らして巻く。ゴツゴツして巻きにくいですが、キッチリ巻きましょう。
3.フライパンにサラダ油を入れ、弱火で温め、春巻きを並べ、そのまま弱火でじっくり全面を焼き上げる。火が通るまで、結構時間がかかります。弱火で気長に。
4.全ての面が、美味しそうな色になったら、よく油を切り、二つに切り分ける。
【合わせたいお酒】
揚げ焼きして、グッと甘みが増した蓮根には、軽めの赤ワインをぜひ。
動画でも紹介しています!島田さんによるコツなども聞けます!
【バックナンバー】
1本目:原木シイタケと生ハム、ゴルゴンゾーラの春巻き
【プロフィール】
島田由美子:ドイツワインと野菜料理を楽しめる「ワインセラーローゼンタール」店主。春巻きはお店の定番メニュー。季節によって、中身が変わります。
ワインセラーローゼンタール
住所:東京都中央区銀座8-7-11 ソワレ・ド・銀座第2弥生ビル8F
☎03-3574-8758
営業時間: 18:30~23:00
休:日、祝
公式サイト
撮影/牧田健太郎 構成/松本朋子