イコラブ・大谷映美里ちゃんの人間性にせまる♡ 「できるだけファンの方一人ひとりに寄り添いたい」
ゲストの「人間性」に焦点を当てて対談するカフェ・ド・人間性。今回は=LOVEメンバーの大谷映美里さんと対談をしました。アイドルをしながらインフルエンサーとしての側面も持つ大谷さんですが、真面目な性格ならではの悩みもあるみたいです。
カフェ・ド・人間性
水野しず(以下、しず):よろしくお願いします。この「カフェ・ド・人間性」は、お仕事はひとまず置いておいて人間性に焦点を当ててお話を聞いてみようという趣旨なのですが…、大谷さんって正直、かなりの仕事人間ですよね。オフの感覚ってないんじゃないですか?
大谷映美里(以下、映美里):そうだと思います。
しず:ですよね。SNSを見ると、本当にワーカホリックだなぁと。ツイッターやインスタに投稿している内容一つひとつに細かく親切な説明があるので、地道な努力家タイプなんだろうなと思いました。だから今回は、「仕事をしているときの大谷映美里という人物」について聞こうと思います。
映美里:逆にプライベートが空っぽすぎて…。プライベートも全部仕事に結びつけちゃうというか。
しず:たしかに、全然プライベートが見えてこないですね(笑)。なんなら、夢の中でも仕事してそう。
映美里:うふふ(笑)。でも、そうやって「親切」と言ってもらえるのはすごくうれしいです。それを心がけている部分は自分の中でもあるので。
しず:親切なのはもともとですか?それとも芸歴の中で身につけたんでしょうか。
映美里:=LOVEに入って、できるだけファンの方一人ひとりに寄り添いたいなと思うようになったことが大きいかなと思います。
しず:寄り添う。どんなイメージで寄り添うんですか?
映美里:大勢の人に向かって「みなさんありがとうございます!」じゃなくて、ちゃんとひとりずつに「ありがとう」を伝えるイメージで、言葉選びとかもしています。
しず:それは理想的ではありますが、実践するとなると難しいですよね。どうやってそのイメージをつかんだんでしょう?
映美里:自分のファンになってみる、かな。私、自分の好きな部分もあるけど、嫌いなところもけっこうたくさんあって。だから、まずは自分のことを客観的に見て「いいな」って思うところを探すことから始めました。
しず:なるほど。それってやはり、大谷さんが好きなアニメ『きらりん☆レボリューション』の影響ですか?
映美里:そうです!!
しず:リアルで『きらレボ』をやろうとしているんだろうなっていうのが伝わりました。それで仕事をがんばれているのは素敵だと思います。ブログもいくつか見せてもらったんですけど、文字量がかなり多いですよね。アイドルのブログって、文字数が評価されるかといったら必ずしもそうではない。それでもあの文字量を書くっていうところもきっと、大谷さんらしさなんだろうなって。
映美里:でも私、ブログをちゃんと時間どおりに提出するのが苦手で。期日の1分前とかに出したりするんですよ(笑)。書き始めたら止まらないんですけど、取り組むまでに時間がかかって。どういうことを書こうか悩んだり、なかなか気持ちを奮い立たせられなかったり。
しず:奮い立たせないと書けないタイプですか?
映美里:そうなんです。一つひとつに熱量を注がないと気が済まないので…。
しず:丁寧なんですね。逆に、キャパシティの関係でどうしてもそこまで煮詰めずにアウトプットしなきゃいけない、みたいな状況はストレスを感じちゃったりする?
映美里:そのとおりです。こだわりたいのにこだわりきれないとか。
しず:大谷さんはノリで生きていくタイプじゃなくて、考えて考えてやるタイプですよね。インフルエンサーって、センスとノリでやっている人と、大谷さんみたいにすごく考えながらやっている人に二分されるんですけど、最近は前者のタイプが多いように感じます。ノリで時代の空気を吸収していく人。
映美里:そうなんですよ。だから、私は今の時代に合ってないなって自分でも思いますもん(笑)。
しず:あっ、気がついているんですね(笑)。努力しているタイプの人が報われるって、シンプルでいいなと思ったんですけど、そうはありつつも、ノリでやっていける人を見て焦ることもあるのでしょうか。
映美里:だけど、自分が努力しているのかって聞かれたら、よくわからないです。好きなことをやっているだけだし、やって当たり前のことだっていう感覚が染みついているから、努力とはまたちょっと違うのかなとも思ったりして。
しず:でも、それは努力って認めちゃったほうが自信を持てません?
映美里:たしかに…!これからはそういう考え方にします!!
今月のゲスト 大谷映美里
指原莉乃さんプロデュースのアイドル「=LOVE」(イコールラブ、通称「イコラブ」)のメンバー。ノリやフィーリングよりも、地道な努力でコツコツがんばる真面目タイプ。
後半につづく…♡
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Artwork&Interview_Shizu Mizuno