【星占い】「射手座」の基本性格と恋愛事情は?|予約の取れないヒーラーyujiが解説【星2.0】

2020年も、残すところあとわずか。今年は世界中が未曾有の事態に直面した年でした。この試練を乗り越え、素晴らしい新年を迎えるために、いま一度自分自身を見つめ直してみてはいかがですか?今回は、予約の取れないヒーラー・yujiさんによるエッセイ『星 2.0』より、「射手座」の基本性格と恋愛事情についてをお届け。あなた自身のことだけではなく、周囲の人間を理解する上でも、必ず役に立つはず。悩んだ時の「お守り」として、ぜひ読んでみてください。

「射手座」の基本性格

(11/22 〜 12/21 生まれ)

射手座の人は火のエレメントに属することもあり、カラッとしていて陽気な雰囲気を持つ人たちです。休みの日には必ずどこかに出かけると言っていいほど行動派で、車や自転車が大好きだったり、電車・飛行機などモビリティにもご縁があり、ターミナル駅や空港が好きという人も多いかもしれません。

ギリシャ神話でもケンタウロス族のケイロンが賢者であり先生だったように、学術的なことや文化芸術を愛する人たちで、実生活でも、研究や医学、哲学や考古学等、アカデミックなことを仕事にしていたり、その道の嗜みがあったりと、まさに先生・師匠・先達の世界との所縁のある生まれだと言えます。

また、基本的には「NG」と言わない印象を受けますが、実は要らないご縁やお誘いをさらりとかわすのも射手座の十八番。人付き合いに関しては基本的には裏のない明るい付き合いを望みますし平和主義者ですが、 「去るもの追わず、来るもの拒まず」な人たちなので、「去っていくものを追いかける」なんていうことは、射手座の辞書にはない概念のはずです。

旅や冒険を好むところがあるので、旅行・研究仲間を作ることは容易で、ゴールを共にすることで絆を深めたり、仲間意識が強まることも。

そして、その関係やその周辺からのご縁で結婚へと繫がることもあるやもしれません。射手座にとっては「目標や意義」といったことは重要なことであり、「ただ、なんとなく」一緒にいるとかぐうたらにダラダラ過ごすというのは射手座らしさの真逆とも言えるライフスタイ ルです。

余暇の過ごし方で、たとえ体は動いていなくても、なんならソファに横になっているときですら頭の中は高速回転!休憩中でさえ、古代ギリシャの哲学者のように色々な思索に興じているのが、「森の賢者」でもある射手座の人の生きる基本姿勢であり生態なのでしょう。

射手座の愛

射手座、その本質は光。というものに対する親和性が非常に高い上に、運動神経も高めで安定していることから、射手座ほど「文武両道」という言葉がぴったりな星座はありません

学校の帰り道等で、牡牛座だったら快楽優先で「お菓子が食べたい」とか「ゲームしたい」と 思ったり、天秤座なら「友達と遊びに行く」「みんなが見ているドラマや人気番組はチェックしなきゃ」といった風になるところ、射手座は周りに流されないので、「習い事があるから帰る」 とか、「今日はテレビ見れない日だからごめんね」などと如何なるお誘いもお断りできてしまうはず。

ただ、付き合いが良くなかったとしても、成績面等で非の打ち所がないところがあり周囲から 常に一目置かれていて、明るい性格もプラスに働き、「ああ、あいつはしょうがないよね」など と不思議と別格扱いされたりもするはず。そういった点ではドライな射手座は人間関係においてはあまり損をしない、むしろ得をするところが多い星座と言えるかもしれません。

また、生来の賢者の資質から研究心・探究心が旺盛なので、比較的早い段階で頭角を現してくると、いわゆる「神童化」することもあります。好奇心の塊なので、「調べる、身につく、調べる」のオート・ラーニング・マシーンみたいなルーティーンが構築されると、射手座はある意味「無双化」します。

ただ、あまりに小さい頃から神がかりすぎると、周りとの違いや過度な期待から浮世離れしてくることもあるので、社会勉強や世間一般のこともしっかりとどこかで経験することも必要です。皇室の方々も国内の大学や一般の学校に通われるように、「世間を広く知る」ことも、特定分野のエリートで視野が狭くなりがちな射手座には、必修科目と言えるかもしれません。

ケンタウロスの特技は狩りであると言われるように、射手座は生来の冒険心の強さから、通常習う教科やノルマ的なもの以外にも興味の範囲は及び、インディーズ・マイナーなこと・前衛的な思想や最先端の科学や理論にも食指が伸びていく傾向があります。

特に言語学、宗教学、文化人類学、宇宙天文学、考古学、UFOや宇宙等の研究や哲学に強い適性を示し、学問的に答えがなかなか出ないようなところだと、更に射手座マインドが刺激されて、その力が一気に解放されたりするかもしれません。

“予約の取れない”ヒーラー・yujiさんが、「12星座」の本質と辿るべき運命を、読者に寄り添う語り口で綴ったエッセイ。

書名:『星2.0』
著者:yuji
発売:光文社
発売日:2020年10月22日
定価:本体1.800円+税

yuji
星読み係、ヒーラー、聖地巡礼家。香川県生まれ。18歳でイタリアに渡り、現地大学院卒業後、ミラノにてプロダクトデザイン事務所に勤務するも、ヒーラーとしての宿命に抗えず拠点を東京に移し、スピリチュアルメッセンジャーとして生きることを決意。現在は連載、講演など、幅広い分野で活躍中。「madameFIGARO.jp」「WANI BOOKOUT」「ELLE」などのWebサイトや女性誌『25ans』(ハースト婦人画報社)で連載を持つ。また、「ELLE」でPodcast「yujiと本島彩帆里の”生き方のセンス”の磨き方」(毎週金曜)や、YouTube番組「QUANTA.vision」で「ホニャララLIVE」(毎週土曜22時〜)の配信もおこなっている。著書に『神さまと顧問契約を結ぶ方法』『神さま手帖』『yujiの星読み語り』(すべて、ワニブックス)など。

著者/yuji 構成/CLASSY.ONLINE編集室
※この記事は、『星2.0』(光文社刊)から一部を抜粋したものです。