寒~い冬の晩御飯、やっぱりこの季節は鍋ですよね? いまスーパーに所狭しと並んでいる「鍋の素」。こんなに種類豊富にあるとどれを選んでいいのか迷います。そこで、Martでもお世話になっている”食のスペシャリスト”3人に、「鍋の素」をおすすめしてもらいました。鍋調理のコツから〆まで、Mart WEBスペシャル短期連載です!
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モランボン「菜の匠 ねぎ南蛮鍋用スープ」×ねぎ南蛮鍋
「鍋の素」を選んでくれたのは……
フードコーディネーター
鮓本美保子さん
わたしのおすすめ!
「菜の匠 ねぎ南蛮鍋用スープ」750g ¥000(モランボン)
「コクがあり、甘くて濃い目の味はみんなが好きな味のはず。いつもは脇役になりがちな長ねぎを、たっぷりおいしく食べられますよ」
ねぎ南蛮鍋の鮓本的POINT!
最初に焼いて香ばしさとコクアップ!
鶏もも肉は食べやすく切り、長ねぎの白い部分は5㎝ほどのぶつ切りにします。鍋に大さじ1の油を入れて、両方に焼き目がつく程度まで焼きます。土鍋の場合は別にフライパンを使うのがおすすめ。
《材料》3~4人分
菜の匠 ねぎ南蛮鍋用スープ 1パック
長ねぎ 3~4本
白菜 1/4株
きのこ 1パック
人参 1/2本
鶏もも肉 250g
[〆用そば]
そば 2玉程度
鶏もも肉と長ねぎが入った鍋に、よく振った「菜の匠 ねぎ南蛮鍋用スープ」を加えます。
食べるときに、お好みでラー油を加えるのもおすすめなので、あれば準備しておきましょう。
完成!
具材に火が通ったらできあがり! 食欲をそそる香りが漂います。残しがちな長ねぎの青い部分も、斜め薄切りにして加えます。
では、いただきますタイム!
「とにかく長ねぎがおいしい! 焼いたこともあって少し香ばしく、とろっとした食感で、3~4本準備してもあっという間になくなります。たまり醤油のコクと香りで、野菜もたくさん食べられますね」
今回の鍋の〆は?
鶏南蛮そば
鍋に茹でたそばを加えて、軽く煮込みます。「年越しそばにも使えそうな、おいしい南蛮そばの完成です。長ねぎや鶏肉は少し残しておいて、そばと一緒に味わいたいですね」
【お問合わせ先】モランボンお客様相談室 0120-530-850
まつや「とり野菜みそ」×基本のとり野菜みそ鍋
「鍋の素」を選んでくれたのは……
管理栄養士、Martist
滝野香織さん
わたしのおすすめ!
石川県で親しまれている味噌鍋の素。「とり野菜みそ」の「とり」は、鶏肉ではなく野菜や栄養を摂る、という意味で、お好みの具材でつくれます。「とり野菜みそ」200g¥290※編集部調べ(まつや)
「自分で味噌鍋をつくろうとすると難しい。うまくいかないと、ただの味噌汁になってしまうことも(笑)。この鍋の素はコクがあって食べやすく、お気に入りなんです」
とり野菜みそ鍋の滝野的POINT!
野菜の水分はしっかり切る!
「白菜は食べやすい大きさに切ったあと、水洗いします。味噌のしっかりとした味を味わうため、特に水分の出やすい白菜はしっかり水を切っておきます」
《材料》3~4人分
とり野菜みそ 1袋
水 700㏄
豚肩ロース肉薄切り 300g
白菜 1/8玉
しめじ 1株
えのき 1株
春菊 1/2束
しいたけ 2個
焼き豆腐 150g
[〆の味噌煮込み]
もち 3個
野菜を多めに準備。春菊は、味噌と相性がいいのでこちらもたっぷり入れます。
「とり野菜みそ」を入れます。
水を入れて溶かします。
これで準備万端。「もう少し辛味や刺激をプラスしたい、という場合のため『生七味』を準備。食べるときにお好みで追加します」
完成!
春菊以外の具材を鍋に入れて火にかけて煮立たせ、全体的に火を通します。最後に春菊を入れ、さっと火を通したらできあがり。
では、いただきますタイム!
「味わい深い味噌味は飽きがきません。ベーシックな味噌鍋の素って意外と見当たらないので、うれしい商品なんですよね。今回はお肉にしましたが、次は海老や牡蠣、鮭、タラなど、海鮮鍋もいいなと思いました」
今回の鍋の〆は?
お餅の味噌煮込み
残った味噌鍋の中に餅を入れ、柔らかくなるまで煮込みます。「我が家はみんなお餅好き。鍋の〆にお餅?と思われるかもしれませんが、これが合うんです。時季的にお餅を買う人が増えると思うので、この時期は特におすすめです!」
【お問合わせ先】まつや 0120-888-752
撮影/志波慎寿介 取材・文/澁谷真里