赤ちゃんにも安心!ベビー向け「日焼け止め」おすすめ15選
産後、待ちに待った赤ちゃんとのお出かけ。自分のメイクや紫外線対策は後回しにしてでも、赤ちゃんは安心安全にガードしたいですよね。最近は赤ちゃん用の日焼け止めもたくさん出ていますが、一体いつからどんなものを使えばいいのか、オススメも合わせてご紹介します。
赤ちゃんに日焼け止めは必要?
・生後3カ月くらいまでは日焼け止めは控えて
赤ちゃんの肌は大人の3分の1ほどの薄さで水分も少ないと言われているほどデリケート。生後3カ月くらいまでは日焼け止めは塗らず、お出かけの時はベビーカーにガーゼをかけるなどして直射日光を避けてあげましょう。
・紫外線の強い時期は日焼け止めマスト
デリケートな赤ちゃんの肌にとって紫外線ダメージは大きく火傷に近い状態とも言われているので、頻繁にお出かけするようになる頃からは日焼け止めを塗るリスクより塗らないリスクが大きいとも。特に紫外線のピーク時(4~8月、10~14時)にお出かけする場合は日焼け止めが必要。
・帽子や羽織りも使って紫外線を防いで
日焼け止めだけで安心しないで。帽子や長袖の羽織りものなどでもしっかり赤ちゃんの肌をガードしてあげましょう。
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赤ちゃんの日焼け止めの選び方
・お湯や石鹸で落とせる
日焼け止めが肌に残ったままだと肌を痛める恐れがあるため、その日のうちにきちんと落として保湿してあげることが重要です。強く擦って落とすのはトラブルのもとにもなるので、お湯や石鹸で簡単に落とせる日焼け止めが◎。落とす際にはガーゼや手を湿らせて優しく落としてあげましょう。塗りやすさやUV効果なども気になりますが、赤ちゃんの肌を守るためにも使用後のことまで考えられた商品を選んであげたいですね。
・口に入っても大丈夫か確認
赤ちゃんはそこらじゅう舐めてしまうので、添加物やアルコールの入っていないものを選びたいところ。これらは商品を長持ちさせたり使い心地を良くしたりする目的で使用されるもので、紫外線カットの効果があるわけではないため、赤ちゃんにとっては不要な成分。余計な成分はより肌への負担を大きくする恐れがあるので、添加物やアルコールの有無はパッケージや成分表でしっかりチェックしておきましょう。
・大人用はNG!紫外線吸収剤入りの日焼け止めは赤ちゃんには心配
SPFは紫外線による肌の炎症を防ぐことのできる時間、PAは肌が黒くなることを防ぐ指標を示し、これらが高いほど日焼けしにくいとされています。しかし、これらの数値が高いものは、紫外線吸収剤などの有害な成分が多く含まれていることもあるので、赤ちゃんには不適切。SPF20前後、PA++くらいを基準に選び、こまめに塗り直してあげることが大切です。
・紫外線散乱剤入りがおすすめ、でも塗り心地が悪いのでしっかり調べてから購入を
紫外線吸収剤は、紫外線を吸収し、熱や赤外線などのエネルギーに変化させて放出させるのに対して、紫外線散乱剤は紫外線を反射・散乱させて皮膚を防御します。このため、紫外線散乱剤入の方が肌への負担は軽いと言われていますが、散乱剤は白い粉末を使用しているので、製品によっては塗ったときに白浮きして見える場合も。口コミを調べたり、試してから買うことをおすすめします。
赤ちゃんにおすすめの日焼け止め15選
✳SPF15~20、PA++:買い物やお散歩などの日常生活で気軽に使いたい時。曇りの日、短時間なら塗らない手も。
✳SPF20~40、PA++~+++:海やキャンプなど、長時間の外出が予想されるレジャー時。虫除け効果もあると◎。
ALOBABY(アロベビー)
SPF15 PA++
紫外線や虫が気になる嫌な季節に、1本で赤ちゃんの日焼け止め&アウトドア対策ができるオーガニックUVミスト。ミストタイプなので、塗られるのを嫌がる赤ちゃんにも◎。紫外線吸収剤不使用、無添加で肌に優しく白浮き知らず。アロベビー UV&アウトドアミスト[80ml]¥2,585
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WELEDA(ヴェレダ)
SPF38 PA++
しっとりみずみずしいミルクタイプ。少量で伸びがいいので、塗りやすさも◎。90g入りもあるので、おうち用と持ち運び用、2つ揃えているというママも。天然由来成分配合で紫外線吸収剤不使用。ヴェレダ エーデルワイスUVプロテクト[50g]¥2,530
BABY BORN(ベビーボーン)
SPF50+ PA++++
紫外線吸収剤をパウダーの中に閉じ込めた「ハイブリッド パウダー」処方採用だからUV吸収剤が肌に直接触れにくく、SPF50+でも肌への負担が少ない!アウトドアや海やプールに最適です。BABY BORNフェイス&ボディサンスクリーン[30g]¥2,970
Mama & Kids(ママ & キッズ)
皮膚科専門医協力のもと、低刺激処方にこだわって生まれたベビースキンケアブランド。UVシリーズには、乳液タイプやジェルタイプなど用途別に3種類揃っています。
SPF23 PA++
洗浄料のみできれいに落ち、毎日の紫外線対策にちょうどいいSPF23 PA++。ママのデイリーの化粧下地にも使えます。Mama & Kids UVライトベール[90ml]¥2,640
SPF30 PA+++
ウォータープルーフなのに低刺激で肌に優しい敏感肌用。ジェルタイプなので塗りやすさも◎。Mama & Kids サンスクリーンジェル[65g]¥2,640
SPF50+ PA++++
ウォータープルーフで、ミルキーローションのようにサラッとうるおいます。海やレジャーにおすすめのSPF50だけど、紫外線吸収剤は不使用。落とすときはクレンジング料を使用して。Mama & Kidsパーフェクトサンスクリーン[42ml]¥2,640
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Erbaviva(エルバビーバ)
SPF30
サンスクリーンには珍しいオーガニックラベンダーとカモミールのエッセンシャルオイル配合で、穏やかな香りがほのかに広がります。伸びがよく軽いつけ心地なので、ママの化粧下地にもオススメ。erbaviva ベビーサンスクリーン[75g]¥3,190
For Fam(フォーファム)
SPF30 PA+++
家族全員で使えるファミリーコスメブランドのUVミルク。日焼け止め、保湿、虫対策の3役を担っているのでこれ1つで丸ごとケアできます。石鹸で落とせてウォータープルーフですが、紫外線吸収剤やアルコールフリーで安心。フォーファム アウトドアUVミルク [80g]¥2,750
vivo(ヴィーヴォ)
SPF50+ PA+++
持ち運びやすく塗り直しに最適なスティック状日焼け止め。虫を寄せつけないハッカ油、ユーカリ葉油配合&ウォータープルーフで強力に紫外線をカットします。アルコール、合成香料、紫外線吸収剤フリーで敏感肌でも使用できるのがうれしい。vivo アウトドアUVホワイト[10g]¥2,970
MAMMABABY(ママベビー)
SPF20 PA++
完全ノンケミカルのUV&アウトドアスプレー。1本でUVケアと虫除けが同時にできるので、荷物を極力少なくしたい方にもおすすめ。ママの手に噴霧してから子供に塗ったりと、工夫ができるスプレータイプなのも◎。ママベビー UV&アウトドアスプレー[80mL]¥2,200
Wellness PEANUTS(ウェルネスピーナッツ)
SPF37 PA ++
スヌーピーのイラストがキャッチーなUVプロテクトクリーム。オーガニック植物オイルやローズマリー葉エキスなど厳選したナチュラル成分を配合し、生後1ヶ月以上の赤ちゃんから使用可能。白残りせずに塗れるので、時間のない朝に重宝しそう。PNナチュラルUVプロテクトクリーム〈LE〉22[50g]¥1,980
ALGAMARIS(アルガマリス)
生後6ヵ月から使用できる、赤ちゃんのためにつくられた低刺激な日焼け止め乳液。乾燥しがちなベビーの肌にしっとり馴染む保湿成分を配合。ボトルには、赤ちゃんのお世話をしながら片手で乳液を出せるポンプタイプを採用。水や汗に強いウォータープルーフでありながら、石けんで落とせる優れものです。アルガマリス ハイプロテクションベビーUVクリーム[100ml]¥3,960
chant a charm(チャントアチャーム)
SPF43 PA++
強力な紫外線と乾燥から肌を守る国産オーガニックの日焼け止め。紫外線吸収剤を使用しておらず、石鹸で手軽に落とせるのが特徴。赤ちゃんはもちろん、大人も心地よく使えるので家族でシェアするのにぴったり。チャントアチャーム UVフェイス&ボディプロテクター[80mL]¥3,080円 / [限定200mL]¥ 5,280
MAMA BUTTER(ママバター)
SPF27 PA++
ママバターからは保湿とUVケアが同時に叶う日焼け止めクリームが登場。オーガニックシアバター配合で、冷暖房による乾燥からも肌を守ってくれます。ゼラニウムやレモングラスなど、5つのエッセンシャルオイルの香りにも癒されそう。UVバリア モイストクリーム[45g]¥1,870
HABA(ハーバー)
SPF15 PA++
顔から体まで、全身に使えるジェルタイプの日焼け止め。伸びが良くベタつかないので、日焼け止めが嫌いな子供にも時短でムラなく塗れるのがポイント。保湿成分「スクワラン」が入っているため、夏場の乾燥対策にも。UVキッズジェル[80g]¥1,980
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赤ちゃんの日焼け止めの使い方
●使用前にまずパッチテストを
初めて使う時は少量を赤ちゃんの肌につけてパッチテストを行い、使用する前はベビーローションなどで保湿してあげると負担が少なくすみます。
●2回に分けて塗ってムラにならないように
一度塗りではムラができやすいので2回に分けて、首や手の甲など細かい部分も忘れずに。虫除けと併用する際は、日焼け止めを先に塗るのが◎。
●2時間に一度は塗り直しを
日焼け止めは塗り直しが重要なので、長時間の外出の場合、2時間に1回程度は塗り直すことをおすすめします。
●お風呂でしっかりと落として
塗った後は落とすケアも丁寧に!お風呂に入った時にたっぷりの細かい泡で肌の上を転がすように洗って落とし、お風呂上がりにしっかりと保湿をしてあげましょう。
まとめ
最近の赤ちゃん用日焼け止めの多くは紫外線吸収剤不使用で石鹸オフできるもの。それに加えて、ウォータープルーフやジェル・ミストといったテクスチャーのバリエーションと、かゆいところに手の届いたアイテムが豊富。また、ポーチから取り出した時もサマになるオシャレなパッケージが多いのもママにとってはうれしいですね!生活スタイルや外出先に合わせて何個か揃えておけば、紫外線を気にせず思い切り赤ちゃんとのお出かけを楽しめそうです。
取材・文/井上さや、川原江里菜
※本記事は過去掲載記事を元に再編成したものです。掲載商品はすでに販売終了している場合がございます。
最終更新日:2022.04.19
公開日:2020.12.18
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よくある質問
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赤ちゃんの日焼け止めってそもそも必要?
とても大事です。大人の3分の1ほどの肌の薄さの上、水分も少ないと言われているので、必ず塗るようにしてください。
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赤ちゃんの日焼け止め、いつから使えばいいの?
生後3カ月くらいのおでかけからは必ず使ってください。それまでは、赤ちゃんとの外出時はガーゼをかけるなど直射日光を避けるようにしましょう。
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赤ちゃん用に日焼け止めを選ぶポイントは?
.①お湯やせっけんで落とせること ②なめてしまっても大丈夫なこと ③紫外線吸収剤が入っていないこと ④紫外線散乱材が入っていること 以上、4点をチェックして選びましょう。