【INTERIOR】“暮らし”を見に行く、買いに行く③

vol.3 ポーランドのかごと織物 展

周りにいわゆるかご好きの人々、が多数いるのですが、私自身は嫌いではないもののそこまでではなく、自宅にあるかごも、いわゆるモダンなインテリアに合わせて作られ、形も均一に作られたものだけ。いくつかサイズ違いで20年ほど使っているのは、コンランショップにセレクトされていたもの、分かりやすい人間ですね(笑)。

ところが最近、個性的なかご、ちょっと変わった材料で編まれたかご、おじいちゃんやおばあちゃんがいかにも作っていそうなかご、そんなかごに惹かれるように。家にいる時間が増えたせいかシンプルに少し飽きたのか、自己分析はさておき、そんなタイミングでこれは行きたい!と思った展示が、この『ポーランドのかごと織物 展』。

poland1209

日本や世界のカゴが揃う、国立のバスケット専門店カゴアミドリで、1215日(火)からはじまります。ポーランド各地の職人が編む、ユニークな形や色々な素材のかごたちが揃う、専門店だからこその展示になっています。

ここで展示されるかごたちは、ポーランド各地に受け継がれるかご作りを次世代に伝えるために活動を続ける、非営利団体セルフェンタを通じて届けられるもの。エシカルやSDGsという言葉を最近よく耳にされるかと思いますが、このかごを手にすることは、そんな社会的意義にも叶うこと、とも言えます。とかなんとか言いますが、個人的に、三本足のついたスプルースのかご(ゾガッタ)が気になる、というのが一番でした(笑)。

_MG_6319

機会があれば、紅葉の残る国立へお気をつけてお出かけください。

DATA
カゴアミドリ
東京都国立市西2−19−2 第一村上ビル2F
https://kagoami.com/
[会期]
2020年12月15日(火)〜27日(日)
10時30分〜17
月曜定休