夕ごはんの献立で「あと一品足りない」ときに、ぜひつくってほしいタイ風キャベツの炒めもの。見た目もつくり方もシンプルですが、ナンプラーやおろしにんにくなどが絡んだキャベツは絶品です。
野菜炒めに飽きたらガラムプリートートナンプラー風に!
「ガラムプリートートナンプラー」は、ガラムプリー=キャベツ、トート=炒めるという意味の、キャベツのナンプラー炒めのこと。
「タイ料理店のほか家庭料理としても愛されている、キャベツに調味料を絡めて炒める、簡単でご飯が進む料理です。本来キャベツは油通しをするのですが、つくりやすいように蒸し茹でにして軟らかくしました。調味料を入れたら、触らずじっくり待つときれいな仕上がりに。キャベツの葉をまるまる1枚使うので食べ応えもあります。ぜひお試しください」
ご飯が進むキャベツのナンプラー炒めのレシピ
プリセ 11”プレート グリージョ¥3,800(SOBOKAI) フォレ 6”プレート ベージュ、白、ミント各¥1,200、ヘリンボン♯40(チャコールグレー)テーブルクロス¥7,200(ともにスタジオ エム)
材料(4人分)
キャベツ……8枚
水……200ml
A.【ナンプラー……大さじ1/2、米油(ほかの油でも可)……大さじ1、はちみつ(砂糖でも可)……小さじ1、おろしにんにく……1片分、オイスターソース……小さじ1/2、水……50ml】
桜エビ……適量
ライム(スライス/飾り用)……適量
つくり方
①キャベツの葉を洗う。芯は苦手なら取り除く。
②深めのフライパンに①と水を入れてキャベツに絡めながら炒める。強火にし、キャベツには触らないで水分を飛ばす。
③水気がなくなったら器に盛りつけ、桜エビをちらしてライムをのせる。
【POINT1】キャベツの葉は1枚まるまる使う
【POINT2】油通しの代わりに蒸しゆでして軟らかく仕上げる
火を通す加減はお好みでOK。キャベツがくたっとするまでじっくり炒めてもいいし、焼き色がつくまで加熱しても香ばしくて美味しいですよ。
【中村明花さんプロフィール】
なかむら・さやか/1986年千葉県生まれ。Martモデルとして活躍する、4歳の女の子のママ。調理士免許、薬膳コーディネーター、幼児食インストラクターの資格を持つ。夫でサッカー選手の細貝 萌さんの移籍によりタイ在住。
\市場で見つけた茎の葉にハマっています/
市場で「蓮の茎」なるものを見かけたので買ってみました。ふきに似た食感で、炒め煮にしたら美味しくて、あっという間に食べちゃいました。タイ生活だからこそ出合える食材をもっと知りたくて、食べたことのない野菜は買うようにしています。美味しいものを見つけるとすごくうれしいです。
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中村明花さんのおかずに飽きたら”タイの知恵” Vol.15~野菜炒めに飽きたらガラムプリートートナンプラー風に!~より
撮影/山下忠之 スタイリング(料理)/鮓本美保子 取材・文/長南真理恵 構成/富田夏子