赤ちゃんも食べられる感染予防食材「黒豆」|坂井美穂のキッチンの薬箱vol.3
フレンチ薬膳料理教室再開しました!
再開告知からすぐご予約で埋まり、フレンチ薬膳がたくさんの方に支えられていることを改めて実感しました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
感染対策に気を配り、よりシャープな気持ちで、そして楽しく取り組んでいきたいと思います。
さて、クリスマスシーズンがやってきました。
イルミネーションやツリーなど眺めていると、しあわせな気持ちになります。
とは言え、一年で一番緊張する時期でもあります。
息子がインフルエンザや胃腸炎にかからないかヒヤヒヤ…
最近コロナウイルス感染者もまた拡大してきて、毎日速報を見ては早く収束を願うばかり。
いつ「だるい」とか「ごはん食べたくない」とか言い出すか…と考えると恐怖です。
多くの方が今年は特に予防をしっかりしなくてはと気を遣っているはず。
今回は我が家のとっておきの感染予防食材をご紹介したいと思います。
それは「黒豆」。
黒豆は、血流改善・浮腫み解消・老廃物除去・疲れ目かすみ目改善など、とても優れた力を持っていてアンチエイジングにもぴったりです。
特にウイルス対策には、黒豆の“皮”。
黒豆の皮には、「玉屏風散(ぎょくへいふうさん)」という漢方薬のニュアンスがあって、これは屏風のように完全に遮断せず、体に必要なものは通して、入ってきてはいけないもの(ウイルスなど)は入れない、そういった効能を持つ薬です。
乾燥黒豆を一から煮るのは手間がかかりますよね。
私はスーパーで売っている「蒸し黒豆」で上手に手抜きしています。
娘もそろそろ9か月になり、生まれつきの免疫もなくなってくる頃。
保育園に通っているので、風邪をもらってこないように離乳食に黒豆を食べさせています。
蒸し黒豆を少し茹でてからブレンダーでペースト状にしてできあがり。
私はまとめて作って冷凍ストックしています。
先日出版したインナークレンジングをテーマにした本「“きれい”に効く インナークレンジング食事術」にも、黒豆を使用したレシピ「黒豆ごはん」を掲載しました。
黒豆をお米と一緒に炊くだけなのでとても簡単でほくほく美味しいです。
よろしればお試しください。
今日の薬箱レシピでは、クリスマスシーズンに合うサラダをご紹介します。
苺の色がとってもきれいです。
~トレビスと苺と黒豆のサラダ~
(4人分)
トレビス 100g(1/3~1/2玉)
苺 7粒
蒸し黒豆 1パック(60g)
(ドレッシング)
レモン果汁 大1.5
ホワイトビネガー 大1.5
蜂蜜 小1
塩 少々
(作り方)
1.トレビスの葉を適当な大きさにちぎり、洗ってよく水気を切る。
2.苺のヘタを取り、縦半分に切る。
3.ボウルにドレッシングの材料を全て入れ混ぜる。
4.③にトレビス、苺、蒸し黒豆を入れドレッシングと合わせる。
5.5分ほど馴染ませたら完成。
サラダに使用する葉物はあるもので構いませんが、少し苦みのあるケールやクレソンなど相性がいいと思います。
こちらのレシピで使用した蒸し黒豆はこちらです。
ウイルスを跳ね除ける力をつける黒豆。
蒸し黒豆は扱いやすいので、色々な料理で楽しんでみてください♪