殺処分を減らしたいという想いで、シェルターから成犬を引き取った読者のゴールデン綾子さん。2人の子どもと、2匹の愛犬、どちらも愛情たっぷりに接しています。
殺処分を減らしたい一心で引き取り。日に3回の散歩も苦になりません!
主婦 ゴールデン綾子さん
「子どもたちは生まれたときから犬がいる生活。子育ても犬育ても、褒めて愛情たっぷりに育てるのがいちばん」。子どもたちが工作しているときは彼らも静かにしてくれます。
■ペットを飼い始めた理由
飼っていた犬が亡くなり寂しくなって、その犬を引き取ったシェルターへ。成犬でしたが、すぐ我が家になじみました。
■ペットを飼ってよかったこと
10年前に夫婦で初めて犬を飼おうと思ったとき、殺処分をなるべく減らしたいという気持ちでシェルターから迎え入れました。それ以来子どもたちが「ウサギを飼いたい」などというたびにシェルターに行くようになりました。当たり前のように犬たちがいる生活で、いつの間にか生き物に愛情深く接するようになったと思います。
■ペットを飼ううえで大変なこと
ソラは老犬なので、トイレが近くなりお散歩の回数を増やしたり、歩きたがらない日は外まで抱っこしなければなりません。体重が増えると持病のヘルニアが出るので、最近はドッグフードを減らし、ささみと大根を蒸して与えています。
■ペットとの生活での工夫やルール
粗相をすることが増えたので、ダイニングの床をフローリングにしました。絨毯だとおしっこに気がつかなかったり掃除にも時間がかかってしまって。また、拾い食いをしないように、床に物を置かないように気をつけています。
■ペットを飼おうとしている人へのアドバイス
かわいい子犬から飼いたがる方が多いと思いますが、愛情たっぷりに接すれば子犬から飼っていたように慣れてくれます。成犬から飼うことも視野に入れてみてください。
とんとん
シーズー×ペキニーズ 9歳(♀) 4歳のときシェルターから引き取る
ソラ
和犬×テリアのミックス 13歳(♂) 8歳のときシェルターから引き取る
雨でもお散歩は必須。長毛種は乾きにくいので、ネットで見つけた足元からはかせるレインコートが大活躍。
犬も年を取ってくると顔の上げ下げがつらくなるので、お皿は高さのあるものをネットで購入。
Mart2020年11月号
「癒し」も、それだけですまない「責任」も
徹底レポート 「ペットとの暮らし」は、家族をどう変えた? より
撮影/吉澤健太 取材・文/見学裕巳子 構成/富田夏子
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