老け見え防止!マイナス10歳ヘアが手に入る「髪の毛の乾かし方」【基礎編】

「後ろ姿は死角」は髪にも言えること。どんなに着飾ってもメークが完璧でも、髪がパサついていたりボリュームがなかったりではぐっと老けて見えす。それほど重要な髪印象ですが、実は乾かし方ひとつでマイナス10歳を叶えられるんです

「本当に乾かしただけ」で手に入れた若髪、とにかく見て、How toをチックしてください!


<パサつき><白髪の目立ち>40代の4大悩みに効く基本の乾かし方

〜タオルドライが8割! その後ドライヤーで頭の後ろ→前へテンションをかけながら乾かす〜 ドライヤーによる熱のダメージは少しでも軽減したいので、タオルドライで8割乾かすのが理想。8割方乾いた状態がさまざまな髪悩みを矯正できるベストタイミングなので、後はドライヤーをかけながら簡単なブラシワークをプラスするだけで若々しい美髪が復活します。(ヘア・メークアップアーティスト 川村友子さん)

<STEP.1>乾いたタオルで 衿足から後頭部をしっかり乾かす

マイナス10歳ヘアを手に入れるには、タオルドライで8割方乾かすことが最も重要。ポイントは、お風呂から出た後、体を拭いた湿ったタオルをそのまま使わず、完全に乾いた地厚なタオルで乾かすこと! 湿ったタオルより吸収率が高く時短にも繋がる(バスタオルでもフェイスタオルでもOK)。

    まず頭部の中でも体温が低く乾きにくい衿足から後頭部部分、サイド部分を集中的にしっかりタオルドライ。その間に体温が高い前部分も乾き、全体を8割方タオルドライで乾かすことができる。
    ぐしゃぐしゃとランダムに拭いてOK。8割方乾いた状態は最も髪に方向性をつけやすく、クセが矯正しやすい状態。ドライヤーをかける前にこの状態まで仕上げる。

<STEP.2>風量のあるドライヤーで後ろから前に向かって乾かす

とにかく後ろから前に向かって乾かすことを意識して。ここでのポイントは、指で髪を挟んで根元を引っ張り、テンションをかけながらドライヤーの温風を当てて乾かすこと。

    逆毛を立てるようなイメージで、毛量が多く、根元の毛流れを前に方向づけやすい後頭部やサイドの髪を中心に、後ろから前に向かって乾かしていく。
    毛量が少ない前部分や頭頂部にボリュームを出し、うねりは解消され、髪全体にツヤが出る。
    • 毛量が少ない前部分のオーバードライを防げるので、パサつきを抑え、レイヤー、切れ毛、ぴんぴんとした白髪もほかの毛と密着し目立たなくなる。

<STEP.3>パドルブラシを使ってボリュームを調整する

ほぼ乾いたら、センターパートの人は耳元から左右に、右か左どちらかに、分け目がある人は分け目とは逆の方向に、ボブ~ミディアムレングスの人は後頭部から前に、パドルブラシでテンションをかけながら乾かす。

    逆方向にテンションをかけることで、最終的に髪を下ろすとふんわりと自然なボリュームアップを叶える。
    仕上げに毛の根元にパドルブラシをセットし、温風を当てながら毛先まで下ろすと、さらにうねりが抑えられツヤが出る。

<STEP.4>パドルブラシで髪を整える

マイナス10歳ヘアを作る武器!パドルブラシ

【右から】プロテクションヘアブラシ no.945 ¥3,800(アッカ カッパ 東京ミッドタウン日比谷)ミニ パドルブラシ¥2,700(アヴェダ)ルーヴルドーレヴィパドルブラシ¥6,450(LOUVREDO)

★ うねり&パサつきが消え、 30 代のような美髪が出現!

<FRONT>

Before

After

<BACK>

Before

After

クセ毛感がなくなり、顔周りにボリュームが出て美人バランス〝ダイヤ型〟が叶いました!

Tシャツ¥6,800(アンクレイヴ)ブラウス¥16,000(ミューニック/ピーチ)(BEFORE分)、ピアス¥4,800(ジューシーロック)リング¥4,000 バングル¥11,600(ともにサイクロ)(AFTER分)

撮影/イマキイレカオリ(人物)、清藤直樹(静物) ヘア・メーク/川村友子 スタイリスト/福田美和〈Beach〉(モデル分) 取材・文/澁谷真紀子 デザイン/Jupe design ※情報は2020年11月号掲載時のものです。

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