ごちゃごちゃに見えないキッチン収納術【幸せを呼ぶ!NANAKO式・ポジティブ収納vol.4】
こんにちは、整理収納アドバイザーのNANAKOです。連載4回目のテーマは「キッチン」。食器や食材を買い込んでしまってキャパシティオーバーになっているキッチンをよく見かけます。今回はキレイに見える上に、買い込みを防止するテクニックも合わせてご紹介します。
色の統一感と、“見える所に置かない”のが鉄則!
キッチンの広さは三帖ほど。我が家のキッチンのこだわりは料理スペースを広く確保し、掃除を簡単にするため、基本は何も外に置かないように。本当によく使う一軍のものだけに、特等席の収納場所を与えています。キッチン家電や食器棚は、白で統一。壁と同化させ部屋全体を広く明るく見せる効果を演出。キッチンはモノの出入りが一番激しい場所です。
キッチンカウンターの上や電子レンジの上についついモノをポイッっと置いてしまいがちですが、何も置いていないことで、本当にスッキリ見えるので、ぜひトライしてみてください!
まずは調味料の出しっぱなしをやめてみる
調味料は毎日使うものや、週に何度も手に取る一軍の調味料のみ、使いやすいように容器を入れ替え、引き出しにキレイに並べています。容器はフレッシュロックや山崎実業のTOWERの調味料ボトルなどを使用。出汁、コンソメ、鶏がら、乾燥わかめ、塩、砂糖、片栗粉、ゴマ、胡椒、などを詰め替えています。並べる順番はシンプルに、引き出しの手前から使う頻度順。
一石三鳥の管理ボード、おすすめです
こちらはキッチン類のお買い物時に在庫を確認する管理ボード。買い物へ行く前に、このボードで確認しながら買いたい物のマグネットをボード右側に移動、最後にスマホで撮影し、お店で写真を見ながら購入。上記の一軍調味料など毎回定番で購入しているものや、切らしたくないモノだけをマグネットに記入しています。買い物時の時短はもちろん、買いすぎ防止になり、キッチンが物で溢れることもなくなりとても快適。
取り出しやすく!目で探せる量に
見やすい収納は、家計も助ける
食品は日常に使うものと非常用として使えるものを一緒に管理し、非常食の賞味期限が切れないように、食べてまた買う、というサイクルに。以前は食品のストックを大きい深めのボックスで管理していましたが、見えないものは忘れてしまい、気が付くと賞味期限が切れていることも。立てて収納すれば、メニューも決めやすい、在庫量も分かりやすい、家族にも一目瞭然で不要な外食も減らせるかも!
キッチンに同化する水切り籠を探す
やっと出会えた水切り籠。我が家のキッチン台のサイズにピッタリ合った奥行きがしっかりあり、幅が狭いサイズ。食器は食洗器を主に使用しているため、水切り籠は、フライパンやトレー、まな板、水筒などの大物を乾かせる場所として。水切り籠一家に一つあればよいもの。簡単に買い直しがしにくいものだからこそ、妥協せずに探し、本当に良かったと感じています。
一段開けておく理由は•••ずばり
キッチンは瞬発的にモノが増えがちな場所。たとえば贈り物を頂いたり、うっかり買いすぎてしまったり、イベント前の大量の買い込みなど。そんなときのために、一時的に増えたモノを置く臨時収納場所として、必ず一段空けています。ここがあれば、キッチンが散らかることもなく、安心です。
キッチンは毎日何回も使う場所なので、楽しく笑顔でキッチンに立てるように収納しましょう。まずはキッチンカウンターや台の上に何も置かない!からスタートしてみてくださいね。きっと想像以上の効果が出ますよ。
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整理収納アドバイザーNANAKO
1984年生まれ、夫と子どもの3人暮らし。前職は外資系アパレルブランドにて10年勤務し、夫の転勤に伴い退職。転勤を繰り返して色々な物件に住んだ経験が収納アイディアを生むヒントに。2014年に「整理収納アドバイザー」の資格を取得。自身のインスタグラムで更新する収納ネタが話題となり、TV や女性誌メディアに出演中。インスタグラムはこちら@nanako_original_living