息子さんが東大合格者数トップ高へ進学!「みきママ」お受験体験談
受験用証明写真を撮ったり、願書提出の期日を本格的に確認したり……いよいよ受験生の母が本格的に落ち着かないシーズンの到来です。今年はコロナ禍ということもあって、得も言われぬ不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?
昨年2人の息子さんが高校と中学のW受験で、大忙しだった「みきママ」こと藤原美樹さん。STORY12月号では、息子さんたちを合格へ導いた「必勝!受験生レシピ」を教えていただきましたが、WEBではレシピ以外の受験にまつわるみきママ体験談を大公開。悩める受験生ママ、必読です!
<みきママ、教えて!「受験のとき、〇〇ってどうしてました?」6つの質問>
Q1 受験のストレスに思春期が加わると、やっかいすぎる「子どものイライラ」。どう対処してました?
A サンドバッグのように受け止め続けました。
子どものイライラに私もイラっとすることはありましたけど、受験のときは仕方ないと思いあきらめて、なるべく笑顔で全部受け止めていました。でも “外でこういう言動をしたらいかがなものか”という限度を越えたときには、「それじゃ、マックでアルバイトはできないよ!」とさらっと釘を刺しておきました。
あと、私は食事の力がすごく大事だと考えているので、その時々で必要な栄養素を多めに摂らせます。イライラしているなぁと思ったときはカルシウムを足したいので、口にシラスを放り込みます(笑)。
Q2 みきママ自身のイライラやストレスは、どのように解消してましたか?
A ヨガとアロマオイルです
内心イライラしていても、我慢して笑顔で食事つくるなんて、受験生の母は修行僧のようですよね(笑)。「よく寝てよく食べて、心身共に波ができないようにする」のが基本ですが、肩こり改善も兼ねてやっていたヨガに、すごく助けられました。
あとアロマオイルもいいですよ!お気に入りの香りは、ラベンダーとティーツリーのミックス。ちょっと独特な香りですが、なぜかハマってしまうんです。よく眠れて気持ちも安らぎます。私がイライラすると、一番下の娘が「ママ嗅いで!」ってアロマオイルを持ってきてくれました(笑)。
Q3 家ご飯のほかに、幼稚園弁当と2人分の塾弁の用意、仕事をしながらで大変だったのでは?ご飯準備はどうしていましたか?
A 朝、お弁当3つをつくるようにしていました。
朝、幼稚園のお弁当と塾弁をまとめてつくってしまえば、夕方は普通に夜ご飯の準備をするだけなので大丈夫でした。もちろん朝つくった塾弁は、冷蔵庫へ入れておきます。
女の子だと、塾弁が夕食になるのかもしれませんが、息子たちにとって塾弁はおやつなので、帰宅後にまたガッツリ食べるんですよ。中学受験だった次男は21時頃、高校受験だった長男は23時頃帰宅だったので、帰ってきたら温めて出すという感じでしたね。
塾から帰ってきて食べるご飯の時間は、その日あった出来事をバーっと私に吐き出せる時間になっていて、良い気分転換になっていたようです。
Q4 「これだけは欠かさない」という、マイルールはありましたか?
A 心身ともに整えてくれる「3つの栄養素」を必ずお弁当に入れることです。
受験生にとっては「頭が働くこと」「万全の体調でいること」が大事なので、それを支える3つの栄養素「レシチン・カルシウム・ビタミンC」は必ずお弁当に入れるようにしていました。
Q5 受験期、意識してつくっていたメニューはありましたか?
A ズバリ子どものテンションがあがる「ファミレス風メニュー」です
いくら体に良いからと言って、大人が好むような味付けや、見た目が地味すぎるものは、子どもの箸が進まないというのが正直なところ。受験生にとって“ご飯は唯一の楽しみ”といっても過言ではないので、パッと見てテンションがあがる「ファミレス風メニュー」を心掛けました。
ファミレス風とは、見た目も味もパンチがあってご飯が進むようなメニューのこと。例えば、子どもにあまり人気のない「生姜焼き」にはタルタルソースを添えて、一気にテンションを上げます!記憶力アップのレシチンも加わって一石二鳥ですよ。
Q6 受験前日の夕食は何を食べましたか?
A 試験は何日もあるので毎回メニューは変わりますが、共通するテーマは「免疫力アップ」です!
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受験本番が近づいているということは、合格したお子さんと喜びを分かち合える日も近いということ。みきママパワーをいただきながら、受験生を持つママ皆で、あと少し頑張っていきましょう!
撮影/山田英博 取材/篠原亜由美