台湾好きにはたまらない「春水堂」で日本にいながら台湾旅行!【Writer’s Pick】


新型コロナウイルスの影響で、すっかり海外旅行から遠ざかってしまいました。オンラインで現地の様子が配信されたりするプログラムもありますが、実際の旅行恋しくなりますね。そんな中、タピオカミルクティーでおなじみの「春水堂」では、台湾に行った気分になれる「台湾フェア」が行われているそう。さっそく行ってみました。


「春水堂台湾フェア」は、12月27日(日)まで開催されています。台湾で観光客にも人気のイベント、平渓の「天燈節(スカイランタンフェスティバル)」の世界観を店内に再現すべく、店内にはたくさんのランタンが飾られています。このランタンが灯るのは17:00以降。東京・代官山店、表参道店、埼玉・ルミネ大宮店では、さらにプロジェクターで現地のスカイランタンの様子が映し出され、とっても幻想的な雰囲気です。


天井から吊るすスカイランタンがあるお店と、卓上や床にランタンを設置するお店があり、それぞれ異なる雰囲気が楽しめます。実は、このランタン、「春水堂」のスタッフの方々が手づくりしたものだそう。元々、ランタンは無病息災などの願いを書き込み飛ばすもの。このイベントでは、「新型コロナウイルスが早く集束するように」、「またいつか、台湾に行けるように」そんな想いが込められているのです。



そんな雰囲気の中で楽しむメニューもフェアならではのお得なセット。2~3人でシェアしたい「台湾満喫セット」(税抜き¥3,500)と1人で楽しめる「台湾食べ歩きセット」(税抜き¥1,500)で、どちらも「春水堂」で人気の定番メニューを堪能できる内容。「台湾満喫セット」は親子で楽しむのにもぴったりです。


今回は「台湾食べ歩きセット」をご紹介します。まずはシエントウジャン。最近、専門店もできてちょっと話題になっていますね。台湾では朝ごはんとして食べられているもので、おぼろ豆腐のような、柔らかいお豆腐のようなものに、トッピングを加えて食べます。優しい味わいでスルスルと食べられますよ。


もう一つが台湾料理の中ではよく知られているルーロー飯。台湾の角煮のようなもので、ご飯との相性抜群です。どちらもハーフサイズになっているので、1人でも両方楽しめるのがうれしいですね。


セットのミニスイーツは、ミニ豆花、ミニ愛玉、ミニ湯圓から選べます。ミニ豆花は豆乳でつくる定番デザート豆花に、甘いシロップにタピオカもたっぷり入っています。ミニ愛玉はジャスミンティーのゼリーで、マンゴーと一緒にさっぱり食べられます。ミニ湯圓はもち米でつくったお団子のことで、現地では旧正月のお祝いにも食べられているそう。


「台湾食べ歩きセット」にはドリンクも付きます。「春水堂」といえば、タピオカミルクティーを思い出す人も多いですが、好きなドリンクが選べるので、これまで飲んだことのないものにトライするのもいいかも。しかも、今回のフェア、「台湾満喫セット」なら2回、「台湾食べ歩きセット」なら1回、2個のサイコロを振るサイコロゲームに参加できます。ゾロ目が出たら台湾のお土産、2個の合計が偶数なら通常の2倍サイズの「メガタピ」に変更ができるというスペシャルな企画をやっているんです。


台湾のお土産は、今回のフェアに協賛している台湾観光局やチャイナエアライン、エバー航空、統一超商東京マーケティングの4社から提供されたアイテム。折り畳み式旅行バッグや台湾伝統ショッピングバッグ、滑走路デザインタオル、日本限定台湾銘茶マスクなど、いろいろある中から先着で選ぶことができます。こちらはなくなり次第終了ですが、「メガタピ」は期間中OK。ただし、「メガタピ」ができるのは、タピオカミルクティー、タピオカジャスミンミルクティー、タピオカ鉄観音ミルクティーの3種。美味しいフード&ドリンクを味わいながら、運試ししてみるのも楽しいですね。


台湾でも歴史があり、広く知られていて、日本でもタピオカミルクティーの火付け役でもある「春水堂」。台湾観光局などとのつながりも強く、ドリンクやフードメニューが充実しているからこそできた今回のフェア。台湾が大好きな人も、ドリンクやフードになじみのない人も、この機会にぜひ足を運んで台湾に行った気分を味わってみてはいかがですか?

公式サイト
https://www.chunshuitang.jp/

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取材・文/岡部礼子