プレ花嫁必見!アラサー女子の海外ウェディング in NY 準備編【山水由里絵のウェディングブログvol.3】

みなさん、こんにちは。CLASSY.ライター&卒花嫁の山水由里絵(やまみず ゆりえ)です。

少し前になりますが2017年6月にアメリカ・ニューヨークにて挙式&フォトツアー、同年10月にAndaz Tokyoで国内披露宴、その後ハネムーンで訪れたギリシャ・サントリーニ島で後撮りを行いました!

この連載では、3つのパートに分けて、準備から当日までのリアルな情報&役立つTipsをご紹介していきます。

今回はニューヨークで行った挙式とフォトツアー(前撮り)の準備について!

最後に、担当してくださった現地のプランナーさんから海外挙式に関するワンポイントアドバイスも掲載しています。ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

NY挙式準備スケジュール

8カ月前 NY挙式の問い合わせスタート
7カ月前 ドレス探しスタート
6カ月前 ドレスオーダー
5カ月前 会場仮予約/フライトとホテル予約
3カ月前 挙式会場正式決定/タキシードオーダー・小物合わせ
1カ月前 フォトグラファーSkypeミーティング
1日前  NY到着/最終打ち合わせ

①現地のプランニング会社、日本の海外挙式プランニング会社…どちらを選ぶ?

海外挙式をすることが決まり、まずはじめに探したのは、『プランナー(プランニング会社)』
NYでの挙式を取り扱う日本の海外挙式専門プランニング会社は、ハワイなど人気のリゾートと比べると少ないようです。

私たちの場合は、現地のプランニング会社にお願いした方がメリットが多いように感じ、現地在住の日本人プランナーさんをメインに問い合わせをしました。迷った場合は比較できるように、どちらにも問い合わせをしてみるのがオススメです!

問い合わせするにあたって必要な情報は?

✔︎日にち(式場の空き状況にも左右されるので、希望日を何日か挙げました)
✔︎予算
✔︎会場の希望や雰囲気など
✔︎列席人数

▽現地のプランニング会社を選ぶメリット/デメリット

【メリット】自由度が高い点、金額的にも明朗会計だった点。また、現地在住のプランナーさん、フォトグラファーさんを選ぶことで、現場での慣れやスムーズさ、情報量の多さも結果的にとても良かったです!
【デメリット】自由度が高い分、自己手配が必要な項目も多い。

当日のヘアメイク、フォトグラファー、ビデオ、ブーケ、挙式会場とのやりとりは、全てプランナーさんにお願いしました。それ以外のフライトやホテル、レセプションの手配はスケジュールを逆算しながら、自分たちで手配を進めました。

▽日本の海外挙式プランニング会社を選ぶメリット/デメリット

【メリット】ドレスのレンタル対応や、ホテルや飛行機の自己手配を完全アウトソーシングできる。
【デメリット】海外挙式であっても、持ち込み料や提携先の縛り、会場の独占契約など…日本での挙式と同様のルールがある場合も。

多少お金がかかり、持ち込みなどの制限があったとしても、時間的余裕がない方や、なるべく自己手配を減らしたい!という方は、飛行機ホテルも全部込みで、日本の代理店に頼むのも選択肢の一つです。

②会場を決める

次に進めたのが『会場選び』。ここからは、実際にプランナーさんに希望を伝え、いくつか条件に合う会場を提案してもらいました。

NYでの挙式には教会やチャペルだけでなく、セントラルパークやルーフトップ、映画『SEX AND THE CITY』でキャリーが最終的に結婚式をしたシティホールなど…意外にも選択肢はたくさん。

私たちの希望は…
・会場の教会やチャペルにこだわらず、NYらしいロケーション。
・家族だけの列席なので、あまり広すぎない会場。

そんな条件から提案していただいたのが、ロックフェラーセンターのルールトップ『620 Loft&Garden』。セントパトリック教会を一望できるthe NYな立地に一目惚れ。映画『スパイダーマン』にも登場した、ルーフトップテラスです。

▽Wedding tips
欧米で挙式する際、日本とは違って驚いた点も。その一つが、キリスト教徒でないと使わせてもらえない教会が多いこと。一部の教会はクリスチャンではない方の挙式用にも開放していますが、チャペルではなく教会を希望する場合、選択肢は限られてきます。

▽遠隔での会場選びを成功させるコツ

海外挙式の場合、基本的には当日初めて会場を見ることになる方が多いかと思います。会場の公式写真がキレイに撮れているのは、海外国内問わずよくあるケースですよね。カメラも広角レンズを使っているので、実際よりも広く見えるなんてことも…

そこで参考にしたのが、InstagramやYoutube、個人のブログなどにUPされている、プロでない人が撮った写真やムービー。『#会場名』やGoogle検索『会場名 結婚式 ブログ』で検索すると、リアルな写真や映像をチェックすることが可能です。

③フォトグラファー、ビデオグラファーを決める

こちらもプランナーと同じように、現地手配か日本から出張の2択です。実は現地在住の日本人フォトグラファーって、意外にも多いんです。

プランナーのEtsukoさんから何名かフォトグラファーの方の作品を送っていただき、彼とじっくり写真を見ながら検討しました。その中でも優しい雰囲気だけどオシャレな作風に惹かれた、NY在住のフォトグラファーHirokoさん(@hirokophotography)。彼女に挙式からフォトツアーまでの撮影をお願いすることに決めました!

ビデオグラファーも同じようにいくつか作品を送っていただき、二人で検討した結果、CLY BY CHUNGJayさん(現地の方です)にお願いしました。こちらもプランナーのEtsukoさんのご紹介です。

④フライトとホテルの確保

自分たちのフライトはもちろんですが、ゲストの分を含めて、どのフライトを予約したか把握しておく必要があります。海外の場合は遅延などの可能性も考えて、2日前くらいまでに現地入りしていると安心です。

⑤レセプション(食事会)をする場合は、レストランなどの予約も!

挙式後にレセプション(食事会)をする場合は、各自手配が必要です。私たちの場合は、家族だけの小ぢんまりとファミリーディナー形式だったので、貸し切りなどはせず事前に直接レストランにメールをして、予約を取りました。(人数が多い場合は、そのままプランナーさんにお任せするのがベターかと思います。)

予約の際には「結婚式後のファミリーディナーなので、なるべく静かな席をお願いします」と、念のためリクエストもしておきました。アレルギーや苦手な食べ物などのチェックも忘れずに!

NY在住プランナーEtsukoさんから、ワンポイントアドバイス!

NYでの挙式をプロデュースしてくださった、NY在住のベテランプランナー兼フラワーデザイナーのEtsukoさん(@etsukoplanning)に、海外ウェディングを行う上でタメになるTips、アメリカでの結婚式のトレンドなどを伺いました!

    ▽アメリカでのウェディングのトレンドについて
    この2年ぐらいはマイクロウエデイング(少人数結婚式)が人気があります。家族と親友のみ。それに沢山お金をかけて楽しい結婚式を体験してもらうことですね。会社の上司や親戚の心配はしなくても大丈夫。

    ▽NYでの挙式でコストを抑えるコツは?
    NYの教会は他州に比べて料金も高い方になると思いますが、料金をセーブまた、安全面を考えてするということであれば、Central Park,(ガゼボやコンサバートリーガーデンでの挙式もお勧めです。)教会よりはお手頃な値段です。また、コロナが落ち着くまでは室内より外での挙式も人気があります。移動車に関してもUberを利用するお客様が多いですね。

    ▽ここはお金をかけた方がいい!というポイントは?
    やはりカメラマンですね。料金が日本より高いかもしれませんが、いい写真を残したいという方にはカメラマンは重要です。カメラマンで自分の魅力を最大限に出してもらうことですね。せっかくニューヨークにいらっしゃるのであればクラシックイエローキャブ。1時間からの手配が可能で、実際に乗車もできます。

    ▽アメリカでの人気のブーケは?
    ふんわりしたガーデンスタイルのブーケ。日本の様にドライフラワーだけというのではなく、今人気があるドライフラワーはアクセントとして取り入れている花嫁さんもいらっしゃいますが、ダントツで生花だけの方がニューヨークは人気があります。また、もつステムは長すぎないことです。コブシ2つ分の長さが基本です。ブートニアも小ぶりで短いものが主流です。

EtsukoさんのNoteやInstagramは、海外での結婚式情報や、実はあまり知られていない結婚式のエチケットなども紹介されています。
公式HP:Etsuko Planning
NoteEchanNY
Instagram@etsukoplanning

海外ウェディングの準備…物理的な距離がある分、ある程度のアウトソーシングも重要!

Vol.3の今回は海外ウェディングでのプランナー選び、会場選び、フォトグラファー選びについてご紹介していきました!国内での結婚式とは違い、実物を見て決められない点など悩むことも多いかと思いますが、InstagramやYoutubeなどを上手に使って、準備が進められるとスムーズです。このブログが、海外ウェディングを考えているプレ花嫁さんの参考なれば嬉しいです。

何かご質問などありましたら、InstagramのDMまでご連絡ください!

Instagram:@yuuurie_1211

文/山水 由里絵(やまみず ゆりえ)
大学卒業後は広告代理店などに勤務し、結婚を機に中国へ引っ越し。現在はCLASSY.読者と同世代のトラベルライターとして活動中。2019年9月よりCLASSY.ONLINEで随筆をスタートし、旅・美容関連の記事を担当。
Instagram:@yuuurie_1211
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