遊び飽きたおもちゃが復活!小さい子も楽しめる“シルエットカード”遊び

ママやパパが子どもと一緒に楽しめる“おうち遊び”を毎週金曜日にご紹介している「VERYこども遊び研究所」
第28回目は、STUDIO pippiのしげおかのぶこさん。子どもが遊び飽きてしまったおもちゃがちょっと新鮮に感じられる“シルエットカード”を教えていただきます。ぜひ挑戦してみてくださいね。

 

 

「おもちゃのシルエットカード」

 

お家にあるたくさんのおもちゃ。

大好きでいつも遊んでいたと思ったら、急に飽きてしまった…ということもよくありますね。

いつもとはちょっと違う遊び方をしてみたいときや、お気入りのおもちゃをさらに楽しみたい、そんなときにオススメのカード作りをご紹介したいと思います。形の認識や、パズルのような知育的要素もあり、小さい頃(2歳ぐらい)から楽しめる遊びです。

手持ちのおもちゃのシルエットをなぞって作るので、絵を描くのがちょっと苦手というママも作りやすいと思います。

 

 

《用意するもの》

・お家にあるおもちゃ

・厚紙

・ペン(黒)、色鉛筆など

 

 

1.材料を準備します。

わが家で工作用に常備しているのはこちらの厚紙。

100円ショップで購入できる、A4サイズのものです。

画用紙でもいいですが、厚紙のほうが丈夫で何度も遊べるのでオススメです。

カードにするおもちゃは何でもOK。

ままごと、トミカなどのミニカー、動物のフィギアなど…こどもと相談して選んでみてくださいね。

 

 

2.カード作り。

厚紙の上に選んだおもちゃを置き、カードの大体のサイズを決めます。

たとえば、ままごとのおもちゃはA4サイズに6つのアイテムが入ったので、6等分のサイズにしました。

 

 

おもちゃのシルエットをなぞります。

ペンでそのままなぞってもいいですが、おもちゃにペンが付いてしまいそうだったら、鉛筆でなぞってから、ペンで描くと安心です。

模様などがあれば、おもちゃを見ながら描き加えます。

 

 

 

 

お好みやこどもの成長に合わせてシルエットだけでもOK。

色があった方が認識しやすいという場合は、色鉛筆やペンで色を塗ってくださいね。

シルエットだけ大人が描いて、ぬり絵のように子どもに色塗りをしてもらってもいいですね。

 

 

厚紙をカットしたら、カードの完成。

※もちろん、先にカードをカットしてからなぞり、色塗りをしてもOKです。

 

 

裏面には、例えば、ものの名前を書いたり、関連するイラストを描いたりするとさらに遊びの幅が広がります。

 

 

3.作ったカードで遊んでみましょう。

カードを並べて「このおもちゃはどこかな?」と子どもにおもちゃを置いてもらうシルエット遊び。

 

 

「このカードのおもちゃをくださーい」とカードを渡して、おもちゃを持ってきてもらう、“お店やさんごっこ”もオススメです。

息子が2、3歳の頃、こうして実際に遊んでいました。

 

 

ままごと以外にも、男の子ならミニカーや電車のカードも興味を持つ子が多そうです。

細かく描こうとすると難しいので、シルエットだけとって、特徴的な色や模様、マークなどのポイントさえ抑えたら、それらしく見えると思います。

 

 

 

小さい頃は動物にも興味が湧くので、動物のフィギアなどもいいですね。

このカードは、私がシルエットをなぞって、息子に実物を見ながら模様を描いてもらいました。

こんな風にこどもが描く線もいいですよね。

 

 

立体的なおもちゃで難しいと感じる時は、積み木などの平らな部分があるおもちゃで作ってみるとコツがつかめると思います。

 

ぜひ、身近なおもちゃでオリジナルのカードを作って楽しんでみてくださいね。

 

作ったらぜひ#studiopippi_play #VERYこども遊び研究所 のハッシュタグをつけてInstagramにアップしてください。

 

写真・文/しげおかのぶこ

◉STUDIO pippi しげおかのぶこさん

おもちゃ・教材などのデザインをはじめ、こども向けワークショップ『こどもじっけんしつ』を通して、楽しいモノづくりやあそびを提案。雑誌や広告などのメディアでも活躍中。おもちゃブランド gg*のデザイナー。5歳の男の子ママ。Instagram:@studiopippi

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