ズボラでもラクしてきれいに♡ シャワーを浴びるのが精いっぱいな夜の美容アイディア6選

疲れて化粧を落とす気力すらなく就寝。今、肌のことをちゃんとしておかないと数年後に地獄を見るとはわかってはいるものの、毎日を生きるのが精いっぱい……。

そんな忙しい毎日を送る女性のために、体力が限界の日でもチャレンジできる多数の美容法を提案するのが書籍『力尽き美容』。著者の美容家・田中愛さん自身が、日々、家事・育児・仕事に追われるなかで「いかにラクしてきれいでいられるか?」を考え、実践しているテクニックが紹介されています。

今回は書籍の中から、「疲れた体を引きずり、なんとかお風呂場に向かえた……!」そんな夜に少しでもラクできる美容テクニックをピックアップします。

 

ヘトヘトなときにラクできる“ズボラ美容法”6選

「お風呂は入れそうだけど、スキンケアはめんどう……」「ちょっとだけでも疲れを癒したい」そんな体力が残り20%の日にはちょっとズボラな美容法でラクしちゃいましょう。6つのテクニックをご紹介します。


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1.湯は全部ためない! “半分風呂”のすすめ

シャワーよりもお湯に浸かることを優先したい、湯船派のみなさん。まず、お湯を全部ためなければいけないという呪縛から解き放たれましょう。おすすめしたいのは半身浴ならぬ“半分風呂”。ぬるめのお湯にゆっくり浸かる半身浴ではなく、あくまでも下半身を温めることが目的です。10分程度の短時間でも腰の高さくらいまでお湯に浸かることができれば体の芯から温まり、ぐっすり眠りにつくことができるはず。体を洗っている間にお湯をためれば、スキマ時間も有効活用することができます。

 

2.レンチン10秒! 気になる部分にホットタオル

お風呂に入ったら髪を乾かしたり、体を拭いたり何かと手間が増えてめんどう! という方は、ホットタオルで済ませてOKです。まずタオルを濡らしてレンジで10秒ほどチン。やけどに気をつけながら脇や足先、デリケートゾーンなどニオイが気になる部分を拭くだけです。余力があったら、自分の好きなアロマを一滴タオルに垂らしてからチンすると、癒しの香りを放つホットタオルのできあがり。心もリラックスできます。頭にホットタオルをのせておくだけでも頭皮の嫌なニオイが取れてさっぱり!

 

3.頭から足先まで、固形石けんで全身洗い!

髪はシャンプー・トリートメント、体はボディソープ、顔はクレンジングや洗顔料……と 部位ごとに何種類も使い分けるのは正直めんどう。そんなときこそおすすめしたいのが、固形石けんでの全身洗い。実は体から出る皮脂は、分泌量こそ違いますが、部位に関係なく同じ物質。したがって、同じ固形石けんで全身を洗っても何も問題はないのです。髪・顔・体と同じ石けんの泡で洗えば手早くシャワーを済ませることができます。そもそも、シャワーをちゃんと浴びようと思っただけえらいと自分をほめちゃいましょう!

 

4.メイク落としで力尽きたら……水分多めの乳液をホールディング塗り

1本は持っておきたいのが、高保湿系の乳液。力尽きそうなときは、これをたっぷり顔につけ、手のひらでしっかり3〜5分ホールディング。ベッドに横たわったままでもできるはず。乳液オンリーでも、しっかり塗れば緊急ケアに。洗面台に置いておけば、「あ〜今日も疲れた〜」と言っている間に手早く塗ってスキンケアを完了できます。これだけで翌朝のメイクののりが違ってきます。おすすめは「もったいない!」と思わずにじゃんじゃんたっぷり使えるタイプです。プチプラでも良質なものはたくさんあります。使い心地重視でいくつか試し、お気に入りのものを見つけましょう。

乾燥肌タイプの方はオイルがおすすめ。乳液をはさまず、クレンジング後すぐに直接オイルをつけてもOKです。肌の油分が足りていないところをオイルで補います。アルガンオイルやホホバオイルなど保湿性に優れたものを選ぶといいでしょう。

 

5.使い終わったシートパックは足先にのせて保湿

昨今、化粧水代わりに毎日使えるプチプラパックなどの登場で、シートパックを使うことがグッと身近になったのではないでしょうか。でも、顔につけた後、そのまま捨てるなんてもったいない! せっかくパックしたのなら足先や手の甲、膝の上にのせてケアしちゃいましょう。特に年齢が見えやすい手の甲は、こんなときこそケアする大チャンス。また、使い終わったパック容器の中に清潔なコットンを入れておくと、残った液を吸収してくれます。翌朝、即席のコットンパックとして再利用できますよ。

 

6.濡れた体に直スプレー&オールインワンでふたをしてボディケア完了!

お風呂上がりの体をバスタオルで拭く前にまずはミスト系化粧水をシューっと全身にかけます。毛穴が開いているので水分が入っていきやすく、簡単に全身保湿ができます。その後は、オールインワン化粧品をたっぷり塗って毛穴を引き締めてからタオルで軽く拭けば完成です。体が濡れている状態でオールインワン化粧品を塗ると、少量でものびがいいためコスパも◎。ベタつきやすい夏場はさらさらしたもの、乾燥しやすい冬はこっくりしたものと使い分けるのがおすすめです。

 

体力が限界の日は『力尽き美容』で乗りきろう♡

『力尽き美容』から、シャワーを浴びるのが精いっぱいなほど疲れた日でもできる美容法をご紹介しました。書籍では、疲れて体力も気力も限界の、ギリギリの日を乗りきるための美容法をたっぷり掲載。その日の体力に合わせて選べる、ワンステップで終了する超ズボラなケアから、余裕のある日に試せるリカバー美容まで紹介しています。保湿クリームだけでひと晩乗りきる方法や、シャワーを浴びながらできるリフトアップ術など、忙しくてもきれいになるための“美容の味方”が満載です。

力尽き美容 著者・田中 愛 定価(本体¥1,100+税)

田中 愛……美容家。化粧品会社勤務を経て青森県八戸市に株式会社ビナーレを設立。美容に関する講演活動や雑誌・テレビ出演など多岐にわたって活動中。オリジナル商品の開発をはじめ、美容関連グッズなどのプロデュースも行う。

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