仕事柄、多くの食器にふれて使い勝手も熟知している料理家の上島亜紀さん。食器好きとしても知られる上島さんがおすすめするニッポンのうつわは、なんとそばちょこ。麺つゆを入れるだけじゃない、そばちょこの魅力を伺いました。

【上島さんの激推し】そばちょこは万能です

そばちょこが使える理由
【1】副菜からスープ、デザート、ドリンクまで自在に盛りつけられる
【2】食材が少量でも見映えする
【3】スタッキングできるから省スペース

朝食のパンプレート
平皿にのせてサラダカップに。そばちょこは手に持ちやすいうえ、ドレッシングがお皿に広がらないので食べやすい。

好きな色や柄を楽しめる

「麺つゆを入れる以外、使っていないという人にこの万能さを教えてあげたいですね。つくり置きおかずが少ししか残っていないときも、そばちょこに盛りつけると、かさ増しして見え一品料理になったり、スープやソース、たれ入れにも使えます。また料理以外に、ゼリーやアイスなどの洋風デザートにも和のそばちょこが不思議と合うんです。それに、人を招いたとき、人数分のマグや湯飲みがなくても、その代わりをしてくれる優れものです。私は梅酒を入れてロックで飲むのが好きなんですけどね（笑）。手におさまるサイズ感もよくて、お気に入りを見つけるとついつい買い足してしまうので、わが家の食器棚にそばちょこが増殖しています（笑）」（上島さん）

柄違いで揃える
「お気に入りはマルヒロのそばちょこ。古典柄かと思ってよく見たら、パグやウーパールーパーが描かれていて、遊び心があるんです」（上島さん）

狭いスペースにもOK
スタッキングできるそばちょこは、いろんな種類を増やしても、ちょっとしたスペースに収納できるので、どんどん増えてしまうのだそう。

上島亜紀さん
料理家。食育アドバイザーやジュニア・フードマイスターの資格を持ち、幅広いレシピ提案で女性誌やメディアで活躍中。 『考えなくていい冷凍作りおき』（ナツメ社）など著書も多数。

撮影／小林愛香　フードコーディネート／星野奈々子　編集・文／橋本嘉美　構成／長南真理恵

Mart2020年11月号
食器好き料理家の＂激推し＂に納得！
毎日使っても飽きない「ニッポンのうつわ」　より

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