【レシピ】気がつくと頼っている、私的常備菜⑦瀬戸口しおりさんの焼きトマトだれ

キッチンに立ちたくない……そんなときに、あると嬉しいのが
かけるだけ&のせるだけで普段の料理を新鮮な味に変えてくれる万能常備菜です。
長年作り続けている食卓の相棒を、色々な人に聞いてみました。

料理家・瀬戸口しおりさんの場合

「料理家の高山なおみさんがシェフをしていた『諸国空想料理店KuuKuu』のレシピをアレンジしたもの。トマトが旬の時期になると必ず作ります。トマトはまるごとこんがり焼くのがコツ。この焦げの苦味が調味料代わりになり、よりおいしくなります。焼いた肉や魚にかけたり、パスタやそうめんにからめたり。濃縮されたトマトの旨味が夏の食卓を彩ってくれます」
KD_003

 

焼きトマトだれ
[ 材料 ](作りやすい分量)
ミニトマト… 2パック(約400g)
Aにんにく(すりおろし)… 1/2片、オリーブオイル… 大さじ3、塩とナンプラー…各小さじ1/2[ 作り方 ]

1. ミニトマトは焼き網または魚焼きグリルで焦げ目がつくまで焼く。

2. ボウルにAを入れて混ぜ合わせ、1を加えてさっと混ぜる。清潔な容器に移して保存する。

※冷蔵室で約5~7日間保存可能。

 

PROFILE
料理家。「諸国空想料理店KuuKuu」のシェフを経て、料理家に。どこかあたたかみを感じさせるレシピが人気。著書に『家で/つくる/たべる/おやつ』(アノニマ・スタジオ)など。

 

撮影/大森忠明 取材・文/高田真莉絵 構成/松本朋子

※2020年8月号の掲載記事より抜粋