なんかダサい…アラサー女子がやりがち!夏のNGボブ4つ

女性であれば、髪の悩みは尽きません。ヘアサロンに行くたびに髪を切ろうか伸ばそうか悩み、前髪をどうしようかアドバイスを友人に求め、結果どんな髪型がいいのか分からない…なんてことも。そこで、インスタグラムで人気連載「モテ髪研究所」を配信中のイラストレーターの@tmr_illustさんに、アラサー世代にちょうどいいオシャレなヘアスタイルについて解説していただきました!
今回は「夏のモテるボブ」をテーマにした総集編をお届けします。NG例とおすすめボブをまとめて紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

夏のNGヘア❶「外ハネボブ」

    こういう人いる!アラサー世代のNG「外ハネボブ」
    重い毛先のワンレン外ハネボブは、幼く見えるしちょっとイタいかも

    数年前にトレンドになってから、若い世代はもちろん大人世代まで流行した外ハネボブ。実は微妙に流行が変わってきたのを知っていますか?外ハネブームの最初は、ワンレンの切りっぱなしの質感がウケていたものの、最近では軽さがないとちょっと流行遅れでイタい感じに見えてしまうことも…。アラサー世代では特に子供っぽく見えがちで注意したいボブなんです。

    モテちゃう?オシャレな「外ハネボブ」今のおすすめは
    レイヤーがしっかり入った、軽さのある外ハネボブに

    トレンドでもあるし、アラサー世代にもちょうどいいのはこんな外ハネボブ。とにかくふわりと空気感のあるボブなんです。毛先と表面にレイヤーが入っているので、単調な外ハネではなく動きと軽やかさのある外ハネになっています。また、外ハネだけではなく、中間部分を少し内巻きにすると、ひし形のシルエットをつくれるのでバランスよく見えます。顔周りにも軽くレイヤーをいれるとより小顔効果を発揮してくれるのでおすすめ。ただし、毛先が外に向いてるのでパサつきがあると目立ちます。まとまりが出るような、バームなどツヤ感の出るスタイリング剤を使うとよりオシャレに見えるはずです。

💡まとめ「モテるアラサーの外ハネボブ」

●ワンレンの重めボブは子供っぽく、イタく見えるので絶対NG
●表面にも毛先にも(顔周りにも)レイヤーが入って軽さたっぷり
●単調な毛先の外ハネだけでなく、中間部分にも動きをプラス

夏のNGヘア❷「内巻きボブ」

    こういう人いる!アラサー世代のNG「内巻きボブ」
    内巻きのボブはかなり前の流行なので避けた方が無難です

    ボブと言えば、このシルエットを想像する人は多いのではないでしょうか。重めで内巻きのボブは、実はかなり前の流行で、今は軽さがあるボブが主流です。カジュアルな服のトレンドともイマイチ相性がよくありません。モードな服が好き…という一部の場合を除いて避けた方が無難かも。特にアラサーの場合は”おかっぱ感”が強く、幼く見えすぎる危険性が。

    モテちゃう?オシャレな「内巻きボブ」今のおすすめは
    毛先や前髪に軽さのある、エアリーな内巻きボブならOK

    外ハネのボブが主流だけどなんだかチャレンジできない、やっぱり内巻きのほうが落ち着く…というアラサー世代の女子には、こんな内巻きボブをおすすめします。全体的に軽さを取り入れているのが最大のポイント。肌を隙間から見せることで透明感のあるスタイルに仕上げています。前髪も軽いボブに合わせてシースルーバングにすれば、より抜け感がアップ。仕上げはサラサラしたスタイリングでもいいですが、少しまとまり感のあるオイルなどを使うと、より今っぽい質感が作れます。ぜひ、次のヘアスタイルの参考にしてみては?

💡まとめ「モテるアラサーの内巻きボブ」

●内巻きボブは、残念ながら流行から外れているので注意
●レイヤーを入れて、内巻きの中に軽さを出せば今っぽく
●シースルーバングと濡れ髪っぽさを加えてより旬に

夏のNGヘア❸「ウェーブボブ」

    こういう人いる!アラサー世代のNG「ウェーブボブ」
    くるんとカールがついた巻き髪ボブ、それ古いです

    内巻きのボブでもなく、外ハネのボブでもなくいわゆる「巻き髪のボブ」も根強く人気がある髪型です。今回紹介するありがちなNG例は、特にロングだった人がレングスを短くした際にやりがちなスタイリングかもしれません。長いレングスだとしっかりとしたカールがサマになりますが(とはいえロングヘアでも、あまり見かけなくなりつつあります)、ボブの場合は重たさが際立ち、もっさりして見えがちなので要注意です。

    モテちゃう?オシャレな「ウェーブボブ」今のおすすめは
    細かく巻いて、きちんと崩す。この2ステップで今ドキボブに

    しっかりとしたカールの、動きあのあるボブで何より大事なのは「アイロンで細かく巻く」と「きちんと崩す」の2つを守ること。まずは、全体的に普段使っているアイロンで構わないのでざっくり巻いて、手ぐしを入れて毛先からしっかり崩します。さらに、顔周りや表面、毛先などポイントで細かく巻くと、今っぽいほつれたような質感に近づきます。目尻の横や後れ毛は内巻きにすると膨らんでしまうので、リバースに巻いたほうが可愛く。また、ハチ部分は根元まで巻かず、中間からリバースに巻くとボリュームが抑えやすいのでシルエットのバランスが取りやすいです。ちょっとしたアイロンの工夫でボブはもっとオシャレに!ぜひ、次のヘアスタイルの参考にしてみては?

💡まとめ「モテるアラサーのウェーブボブ」

●ウェーブボブは、ロングの時と同じアイロンの巻き方ではNG」
●まずは全体をざっくり巻いて、きちんと崩すことが大切
●顔周りや表面はポイントで細かく巻いて変化をつけるとさらに可愛く

夏のNGヘア❹「ナチュラルボブ」

    こういう人いる!アラサー世代のNG「ナチュラルボブ」
    「さらっとした髪」と「何もしていない髪」は全く別物です

    数々の女性誌で取り上げられた「さらっとした、素の髪のような質感」のナチュラルボブは夏の人気のヘアスタイルです。何もスタイリング剤をつけていないようなナチュラル感、気取らない感じが今のカジュアルなファッショントレンドと相性も良く、注目されています。しかし、「素髪っぽい」と言っても、何もスタイリングしていないのとは全く違います!「すっぴんのようなメイク」を作るには念入りな準備が必要なように、計算されたスタイリングがキーポイントです。

    モテちゃう?オシャレな「ナチュラルボブ」今のおすすめは
    繊細さを何よりも大切に、毛束に空気感を含ませて

    「素髪に見せる時ほど、繊細に仕上げる」のが一番の鉄則。使うアイテムはストレートアイロンがおすすめです。さらさらのストレートヘアが理想なので、アイロンを通して微妙なクセやパサつき感を取り除いていきます。ほんの少しだけ内側にカーブするように、軽く動きをつけると◎。仕上げには毛束が少しまとまるくらいのヘアオイルが最適です。手ぐしを通すぐらいの感覚で、さらっとなじませて。毛先が重くカットされていると、思い通りの素髪っぽい透明感が出ないことも。そんな時は、ヘアサロンで少し軽めをオーダーしてみてください。ただし毛先は先細りになりすぎないように、少しパツっと切りっぱなし感を残してもらうと、より今っぽく見えるはず。ぜひ、次のヘアスタイルの参考にしてみては?

💡まとめ「モテるアラサーのナチュラルボブ」

●スタイリングは繊細に、髪のクセやパサつきをストレートアイロンで取る
●仕上げはヘアオイルを毛先中心に軽くなじませる
●重めのボブの人は「毛先だけ重さを残した、軽めのボブ」をオーダーして

この記事を書いたのは…
@tmr_illust
インスタグラムやtwitterにて「モテ髪女子」を発信しているイラストレーター・デザイナー。人気サロンのヘアスタイリストとの繋がりも豊富で、ファッションや美容に関するリアルな情報が集まっている。