【佐藤アツヒロさん連載・撮影裏話総集編】⑩2020年4月号「光GENJIは運命だった⁉アツヒロさんの人生論」にプレイバック！

佐藤アツヒロさんのMart連載「こじらせ男子でなにが悪い」のインタビュー中、「光GENJI」についてお聞きすることがあります。一時代を築き、日本中が熱狂したスーパーアイドルだったあの頃を、46歳になったアツヒロさんがどうとらえているのか。そして、それを経ての今の価値観はどうなっているのか。毎号、人生についてテーマをピックアップし、語っていただきます。連載一周年を記念したプレイバック撮影裏話、今回は2020年の4月号「”運命”を信じますか？」の回を、取材時のメモから振り返りたいと思います。

インタビュー中のメモより
①「アツヒロさんは”運命”のとらえ方が違う？」

（※写真は撮影場所のカフェの階段。この先にはロフトがあります）
いいことも悪いことも、自分で受け止めきれなくなったとき、気軽に「これって運命かも」と思いたくなりますが、質問を重ねるうちに、そもそもアツヒロさんはそういうとらえ方ではないのかも⁉と。自分の気持ち次第で、起きたことはどうとでも生かせる。運命という言葉で片づけるというより、そういうもっと現実的な考え方が近いのかな？と。運命という言葉は、もっと全然違う次元のもので……。よって、さらにインタビューが進むうちに、もっと近い未来をよくするためにどうしたらいいか、そんな話になっていったのでした。

インタビュー中のメモより
②「どこか達観してらっしゃる？」

（※写真はロフト席から。誌面に掲載された上からのカットは、ここへ上がる階段から撮影）
冷静に現実をじっと観察して、分析した上で行動や発言をしてらっしゃる。取材時によく感じることです。伝説のアイドルグループの一員であった現実、その後に挑戦し続けてきた現実、それらを「ただの過去」だけにせず、分析して今にいかす。質問に対する答えなどから、そういう考え方をしてらっしゃるのでは？としばしば思います。なにかを悟っているような気さえすることも……。ただ、その一方で、はにかみながら楽しげに答えてらっしゃる姿も入りまじり、普通に街に生きているひとりの46歳の男性なのだなと感じることも。その緩急のつけ方が独特で、それが人を魅了しているのだなとも思います。