【親子でできる自由研究】スマホで撮れる「コマ撮りアニメ」

親子で楽しめる“共育”自由研究を紹介するシリーズ。今回は、コマ撮りアニメのつくり方を映像のプロに教えてもらいました。

教えてくれたのは…

竹内泰人先生(コマドリスト)
コマ撮り映像作家「コマドリスト」、CM監督、アニメーターとして活躍中。コマ撮りに関することを紹介している「コマドリル」では先生の作品も多数見られます。http://komakomatai.com/

宇宙旅行で宇宙人に出会う「コマ撮りアニメ」をつくってみました

地球から出発したロケットは宇宙の彼方へと飛んでいきます。たどり着いた星に降り立つと、ピンク色のかわいい宇宙人がお出迎え。手から星をひとつ生み出したかと思うと、星が次々に生まれてあっという間に満天の星になりました。

アクセスすると動画が見られます!

できた動画はこちら→★

完成したコマ撮り動画を見てみよう! 宇宙旅行の様子が、音楽と一緒に楽しめます。早速アクセスしてみて!

【コマ撮りアニメのつくり方】

①材料を探す

まずは動画に登場させるキャラクター選びから始めます。大事なのはカメラに収まるサイズのものを選ぶということ。こぶし大か、それより小さい物がおすすめ。おうちのおもちゃや人形などを探してみて。

レゴやプレイモービルなどの人形は自立もできて便利。手足も動かせるのでキャラクターの細かい表現ができますよ。

マグネットの人形やマグネットシートを使ってつくってもOK! 磁力で固定できるので初心者にも動作がつくりやすいです。
ポリレジンマグネット(宇宙飛行士1個)、ミニポリレジンマグネット(宇宙飛行士3個)各¥100(DAISO)

②セットする

どんなシチュエーションのお話にするか決まったら、世界観をつくるべく、背景を絵にかいたり、シールや色画用紙で装飾したりして、セットをつくります。今回は冷蔵庫でマグネットを動かす方法で撮影♪

【3】スマホで撮る

冷蔵庫に背景を貼って撮影します。この場合、ちょうどいい高さにカメラを置けるように棚やテーブルを置いてやりましょう。「登場人物を少し動かしてはシャッターを切る」を繰り返していきます。
スマホスタンド三脚タイプK814¥100(DAISO)

【4】編集する

アプリを使えば撮影がとても簡単にできます。動きを確認しながら撮影ができ、撮り直しも可能。音声も入れて完成したら、SNSにアップして、友達や家族に見せることもできます。先生のおすすめは「ストップモーションスタジオ」。

※DAISOの商品は、店舗によって品揃えが異なり、在庫がない場合がございます。

 

Mart2020年9月号
この夏“共育パパ&ママ”になろう!子どもと一緒に「ゆる自由研究」講座 より

撮影/北川鉄雄 取材・文/ 加藤文恵 構成/富田夏子