「緑の野菜が大の苦手! どうしたら食べてくれる?」子どもの栄養Q&A③
本当にうちの子のごはん、これでいいの?と毎日の食事に悩むママたちに3食を撮影してもらい、渥美先生に相談。「どのママもよくやっていますよ!」と前置きされたうえで、具体的且つ愛のあるアドバイスしてもらいました!第3回は、ママあるあるの「緑の野菜嫌い」のお悩みです。
>>「基本的に茶色飯。偏りすぎですか?」子どもの栄養Q&A①
>>「油っぽい、味が濃いもの を食べさせすぎ…?」子どもの栄養Q&A②
Q. 緑の野菜が大の苦手!
どうしたら食べてくれる?
朝はパンとポタージュ。お昼は大好物のナポリタン。夜は人参の肉巻きに卵豆腐。トマトや人参は食べてくれますが、つけ合わせのコールスローは残しがち。緑の野菜を食べさせるのがとにかく大変、根負けしてつい献立から外しがちです…。
A. ビタミン・ミネラル豊富な
枝豆は子どもウケも◎
毎食野菜が入っていて、栄養に気を配るママの思いが伝わります。昼食のナポリタンに、ピーマンや臭みのないほうれん草を密かに入れてみるのはどうでしょう。それも難しければ、枝豆から始めるのもひとつ。ビタミン・ミネラルが豊富で野菜嫌いな子も抵抗なく食べやすい食材です。野菜の肉巻きはタンパク質もビタミンも一気に摂れて助かる一品! ただ、全体的に油っぽいものに慣れてしまっている気もするのでさっぱりメニューも取り入れましょう。
さらにこんなお悩みも…
Q. じゃがいものガレットも野菜にカウントしていいですか?
A. じゃがいもはビタミンCが摂れるのでもちろん栄養あり! ただ、糖質なのでパスタと一緒だと炭水化物の量が気になります。
教えてくれたのは……
渥美まゆ美さん
管理栄養士、フードコーディネーター、料理家。保育園勤務時に離乳食、乳幼児食、アレルギー食に携わる。子どもの食育にも豊富な知識を持ち、幅広い分野で食と健康に関わる活動を積極的に行っている。
取材・文/北山えいみ 編集/羽城麻子
*VERY2020年8月号「“3食ストレス”どう乗り切る? 保存版・幼児向け食事栄養バランス表付き 子どもの栄養、これで足りてる?令和のおうち栄養学」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。