E-girls藤井夏恋が持つ!サンローラン日本限定バッグが素敵すぎる
サンローランといえば、約60年前のブランド立ち上げと同時に生み出された、象徴的なカサンドラロゴ。この大人気ロゴ誕生ストーリーを、藤井夏恋が持つ日本限定バッグのヴィジュアルと共にお届けします!!
太ストラップでカジュアルにも合う。
バッグ[BABYDOWNTOWN・日本限定]〈H19.5×W25.5×D12㎝〉¥195000
ジャケット¥330000
Tシャツ¥43000
レザーショートパンツ¥380000
ロングブーツ¥235000
(すべてサンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ/サンローラン クライアントサービス)
定番のお財布は大きめロゴが他にはない存在感
リピーターも多い定番。
(長財布) LARGE FLAP WALLET〈H11×W19×D3㎝〉¥85000
(ミニ財布) COMPACT ZIP AROUND WALLET〈H10×W12×D3㎝〉¥65000
(フラグメントケース) FRAGMENTS ZIP CARDCASE〈H8×W13×D2㎝〉※カードスロット×5 ¥39000(すべてサンローラン バイアンソニー・ヴァカレロ/サンローラン クライアントサービス)
約60年前のブランド立ち上げと同時に生み出された、象徴的なカサンドラロゴ
ケネディが大統領に就任し、坂本九の「上を向いて歩こう」が大ヒットした1961年。それまでディオールでデザイナーとして活躍していたムッシュ イヴ・サンローランがついに、自身の名を冠したブランドを立ち上げました。
ブランドを立ち上げるにあたり、まず重要なのはロゴをどうするか。イヴ・サンローランは、以前から敬愛していたグラフィックデザインの巨匠、アドルフ・ムーロン・カッサンドル(Adolphe Mouron Cassandre)といっしょにロゴデザインを製作したといいます。
カッサンドルは元々絵画を志し、のちにポスター制作で認められたキュビズムの影響を受けたアーティスト。その直線的でミニマムなデザインは、古い習慣を打ち破り、新たなファッションを生み出そうとするムッシュの感性と重なるところがあったようです。
ブランドを立ち上げた頃はムッシュは徴兵のトラウマからやっと脱しはじめたときで、カッサンドルも実は抑鬱的な時期だったよう。世の中が戦争の傷痕を抱えるなか、それぞれに痛みを抱えていたかもしれないふたりのアーティスト。
コロナ禍は戦争ではありませんが、今の私たちがなんとなく感じている痛みは、当時と似た部分もあるのかもしれません。そんな状況でもこんなに素敵なデザインを生み出したふたりに想いを馳せると、苦しいときにこそ美しいものが生まれるのかもしれない、そしてまた、こんなときだからこそ、長く手元に置いておける名品が必要なのかもしれない、とも思うのです。
もっと知りたい!
LEEDプラチナ認証を取得した、サンローラン GINZA SIX店。LEEDプラチナ認証とはコストや資源の削減を進めながら、健康に良い影響を与え得ることに配慮し、再生可能なクリーンエネルギーを促進している建築物に対し与えられるもの。国内のブランド店舗としては初。
モデル/藤井夏恋(E–girls /Happiness) 撮影/水野美隆(zecca) ヘアメイク/林 由香里(ROI) スタイリング/田臥曜子 編集/小林麻衣子
※この記事はJJ9月号を再構成したものです。