私が出会った残念なオトコ図鑑 第8回~コロナで婚活に目覚めた男~

CLASSY.読者たちがリアルに出会った「残念…」な男性をこっそり暴露していきます!

ハイスペにつられてオンラインで話したら…

自粛生活により合コンやパーティにも行けず、完全に出会いがなくなってしまい焦っていたタイミングで、友人から「ハイスペックな人がいるからどう?」と男性を紹介されました。彼は36歳の経営者。有名私大卒でトリリンガルとのこと。「この状況になって、とにかく結婚がしたくなったらしいよ~」という事前情報に、「私も同じ気持ちです!」とはやる気持ちを落ち着かせ、最初の連絡を待ちました。友人にOKの返事をしてから数時間後、最初のメッセージを受信。「○○から聞きました!よろしく!」自分から名乗らない、軽いノリ、名前表記がイニシャル…。既に嫌な予感しかしません。しばらくやり取りをしたあと、「画面通話しない?」と言われ、ちょっと抵抗はあったけれど承諾。そして、予感は見事的中したのです。画面に映った男性は、夜なのにまさかのサングラス着用。腕には大きな数珠ブレス。…怪しすぎる!そして、「いつから彼氏いないの?」「料理はできる?」「年収どれくらい?」といった怒涛の質問攻撃に、怒りを通り越して呆然。早く通話を終わらせたいので、「すみません、そろそろ…」と切ろうとすると、「ごめん~接続悪くて聞こえなかった!何?」と切らせてくれない。しまいには緊急事態宣言中であるにもかかわらず、「明日食事でもどう?」と言い出したので、「自粛してくださいね♪」と言って退出ボタンを押しました。こんな人と会うくらいなら、断然ステイホーム!(31歳・金融)

イラスト/つぼゆり