いろんな刺激で溢れる現代社会。脳を休ませるメディテーション（瞑想）が注目されています。自分に余白を作って一休み、そんな贅沢な時間を体験してきました！

◯ 癒しを求めて…脳を休ませる体験をしたい！

STORYライター北野です。

日常に忙殺されて、心身ともにお疲れの現代人の皆さま、脳を空っぽにしたいと思ったことはありませんか？私も常日頃から癒しを求めているそんな現代人の一人。

日々の生活の中ではなかなかそんな機会を持つのは難しいので、今回はメディテーション（瞑想）が受けられる「Medicha」で脳を休ませる体験をしてきました。

◯マインドフルネスとは？

よく、「マインドフルネス」という言葉を耳にしますが、どういう意味かご存知ですか？

「マインドフルネス」とは、“自分が何者であるかを探り、自分の世界観と自分のいる場所を問いながら、意識を目覚めさせて世界と調和して暮らすこと”だそうです。うーん、難しい（笑）。

つまり、「行動」を意味するのではなく、「状態」なのです。

その「状態」を実践するための主な手段が「瞑想（メディテーション）」という訳です。瞑想は、ストレスの軽減や健康づくりへと活用される有効な手段なのですね。

◯ 五感を解放するプログラムを体験

まず、プログラムを受けるにあたり簡単な説明を聞いた後、01. Tune In（真っ白に統一されたミニマルな空間）02. Open Up（暗闇の中で星空に包まれるような空間）の二つの部屋を自分の好きなペースで行き来します（約30分）。

私は２つの部屋を1往復半しました。音楽や光に浸って五感を解放しながら、思考や感情を自分の脳や身体から横に置く状態にするのです。

◯ 01. Tune In は幻想的な白空間

光の部屋では目を開けていると壁が見えないので（わざと仕切りを感じさせないお部屋になっています）、どこまでも吸い込まれていくような不思議な感覚で、あえて身も心もその吸い込まれていく感覚に委ねました。

例えて言えば天国へ連れていかれるような感じでしょうか。天国へ行ったことはありませんけどね（笑）。

◯ 02. Open Upは星空のような空間

暗闇の部屋では、目を瞑ってしまうと思考が波のように後から押し寄せてくるので、「考え事をしてしまう自分がいる。無にならなきゃ、無にならなきゃ。って無になろうと考えてしまっている!?」と堂々巡り…（笑）。

ですが、1/fゆらぎで点滅している星空をボーっと見ていたら知らない間に“無”になっていた自分に気付いたのです。私にとっては目を開けてじっと見つめることが「無になれるスイッチ」なのだと知ることができたのは大きな発見でした。

誰にでも心の癖があるそうで、上手く思考を横に置ける感覚を身につけることができれば、普段の生活の中でも活用できると思います。

その次は、内面を整えるガイダンスメディテーションに移ります。

◯ 03. Shift（ドーム型の空間）

内面を整えるインナースキルが身につくオーディオガイダンスに沿って、香りに包まれながら自分に余白を作る時間です（約30分）。

聴こえてくる音楽を五感で感じ、心と身体を解放して思考を横に置くことを意識。ひたすら脳を空っぽにしました。

このドームの部屋が終わる頃には気持ちの良い脱力感が襲ってきて、生まれ変わったというには大袈裟かもしれませんが、スッキリと目覚めた感じがしました。

最後は、気づきを落としこむ茶室へと移動です。

◯ 04. Align（茶室）

心のままに器を選び、自分のために丁寧にお茶を入れて味わう。心に浮かぶことを思いのままにペンを走らせて綴る作業。

セッションでの自分の気づきを振り返り、また現実世界へと戻るに辺り心を整える時間です。（この後、編集部で打ち合わせが入っていたので、残念ながらすぐ現実世界へ戻りました（笑））。

撮影／丸益功紀（BOIL）　取材／北野法子

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