妻と離婚する気はないけれど、若い子とも遊びたい。そんな不倫狙いの男性が、女性を誘う際に必ず送るLINEがあるそう。もしかしてあなたも、こんなLINEを送られてきた経験があるかも……？　今回は、そんな“不倫男性が狙っている女性に必ず送るLINE”をご紹介します。

1．「仮面夫婦だよ」

「上司の奥さんとの関係について、たびたび相談に乗っていました。その中で『妻とはうまくいっていない』『仮面夫婦だよ』とLINEをもらっていたので、本当に別れそうな状況なのかなってちょっと期待していたんです。でも実は奥さんとはラブラブで……私をキープしておきたかっただけだと察しました」（28歳／総合商社）

女性の気を引くために、あえて「妻とはうまくいっていない」と不仲アピールLINEを送ってくる不倫男は少なくありません。女性に弱みを見せることで「私が支えてあげなきゃ」と思わせるのが目的なのでしょう。また、「もしかしたら、奥さんと別れて一緒になれるかも」という期待を感じさせる効果もあるのでしょうが……。

とはいえ、期待した結果、裏切られて傷つくのは女性側です。既婚男のLINEは、話半分くらいの気持ちで受け止めるのが正解です。

2. 「僕が独身なら、絶対放っておかないよ」

「イケメンで仕事ができるイクメン上司はとにかく褒め上手。この前も私が失恋して凹んでいるときに『今日、元気なかったでしょ』と連絡をくれて『僕が独身だったら、絶対に放っておかないのに』って言ってくれたんです。既婚者だってわかっているのに、ドキドキしちゃいました」（30歳／医薬品メーカー）

「可愛いね」「素敵だよ」「僕が独身だったら……」そんな褒めLINEで、女性を喜ばせようとしてくる不倫男には要注意。

都合のいいLINEで相手の気持ちを高めて、その気にさせるのが常套手段のようです。こちらが何もしていないのに、やたらと褒めてくる男性には「不倫狙いかも？」と警戒しておいたほうが良いかもしれませんね。

3．「いずれは別れるつもり」

「家庭がある人とはさすがに一線を越えられないけれど、『いずれ別れる予定』とか『そのうち話をしようと思っている』って言われたら、待ってていいのかな？って期待しちゃう」（31歳／航空関連）

「いずれは別れるつもり」など、離婚をにおわせるメッセージは不倫男のテンプレLINEといえるでしょう。不倫をためらっている女性を「もしかしたら、近いうちに離婚して一緒になれるかもしれない」と期待させてキープしておくときによく送る内容です。

実際には何も話が進んでいないどころか、別れるつもりは一切ない場合も多いでしょう。あいまいなメッセージに流されて、大切な時間をムダにしてしまわないよう、冷静に判断しましょうね。

4．「僕の前では無理しないで」

「業務の人手が足りなくて、一人で何人分もの仕事を抱え込んでいたとき、上司から『最近辛そうだけど大丈夫？　僕の前では無理しなくていいから。何でも話して』とLINEが届いて、思わず泣きそうに。既婚者ってわかっているのに、つい甘えたくなっちゃいました」（31歳／貿易関連）

既婚者ならではの包容力アピールLINE。本心から気遣ってくれているのであればうれしいですが、こうしたLINEで女性の心を惹きつけて、不倫に誘い込もうとする男性は少なくないようです。

心が弱っているときなどは、優しい言葉がいつも以上に胸に響いて、つい頼りたくなってしまうでしょう。けれども、相手は既婚者。どんなときであっても、相手と適切な距離感で関わることを心がけて。

既婚者からこうしたLINEが届いたら、それはあなたを狙っているサインといえるかもしれません。不倫関係に持ち込むために、都合の良い言葉を並べてメッセージを送ってくるでしょう。

女性側としては、表面上の言葉やその場の感情に惑わされず、ときにはきっぱりと断ることも大切です。

文／大内千明　画像／Shutterstock（Jelena Zelen、Jacob Lund、fizkes、Pavel Vozmischev、Dean Drobot）