ヘアメーク岡野瑞恵さんの細眉さん救済!【今どき眉になれる】眉毛の太らせテクニック
メークをするうえで「うまくいかない」「苦手」と毎回たくさんの声が上がるのが、〝眉の描き方〟。眉の名手と言われる岡野さんに、細くて毛も生えなくなってきた眉毛の太らせテクニックを教えてもらいました。
年々細くなり、毛がなくなってきった眉にはパウダーで太らせ、眉頭下に影。リキッドで毛を交差させます
自分史上、ベスト眉です!本当に眉毛が生えてきたみたいに自然でびっくり。パウダーで眉を描いた後、眉の下部分に影のラインをつけたり、ライナーで毛並みを描いたり、驚きのテクニックばかりでした。
\元はこうでした/
もともと薄く、頼りない産毛のような眉。どう描いてもべったりと張ったような眉毛になるので、割り切ってささっとパウダーをのせるのみです。
解決法▶︎▶︎肌をシャドウでつなぎ疑似眉毛を描く
濃いめの色のパウダーで、まず眉の軸を描く。その後、やや薄めのパウダーを濃いめのパウダーに混ぜ、少しずつ描き足して眉を太らせます。
1:眉下に影をつけ描いた眉を肌に馴染ませる
残ったパウダーで、眉下のエッジにかかるよう、薄く影をつけます。眉と肌のコントラストが和らぎ、自然に見えます。
プレスド デュオ アイブロウ 02 ¥2,500(ADDICTION BEAUTY)
2:ペンシルとリキッドで1本1本疑似眉毛を描く
まずペンシルで補い、さらにリ キッドで疑似眉毛を。眉の半ばから眉山までは毛並みがクロス するので、それを再現して描くとリアル。
左・ブロー マルチ タスカー 02 ¥3,500、右・フェザーライト ブロー エンハンサー 03 ¥3,500(ともにエスティ ローダー)
毛並み通りの方向に描き、クロスする部分を作ると自然です!
個々の魅力を引き出しながら、上品かつトレンド感のある絶妙なメークで、多くの女優やモデルから圧倒的な支持を得る。常に現場を楽しく盛り上げる、温かい人柄も魅力。
2020年『美ST』4月号掲載 撮影/当瀬麻衣〈TRIVAL〉(人物)、 大槻誠一(静物) ヘア・メーク/岡野瑞恵〈STORM〉 取材/吉田瑞穂 編集/小澤博子