大きめに着る? ジャストで着る? サイズ選びで着こなしがぐっとオシャレに
こんにちは。編集Nです。
そろそろ衣替えの季節ですね。新しく夏服を買いたいな、と思っている方も多いのではないでしょうか。
もし、欲しいものリストの中にTシャツやプルオーバーなどのトップスが入っていたら、ぜひ参考にしてみてください。
HERS3月号で「サイズ選びで『似合う!』は決まる」というページを担当しました。
トップスを選ぶルールは、それぞれ、着やせ、好みのディテール、色、素材などあるとは思いますが、
この企画の中では、「ジャストなサイズで着るか」、「大きめサイズで着るか」という「サイズ感で選ぶ」という提案をしています。
とてもシンプルなルールなのですが、着こなしを見てみると、とっても新鮮なんです。
例えば、こちらサイズ展開が豊富な「SLOANE」のサイズ1のトップス。ジャストサイズで着ています。トップスがジャストサイズだと、下に合わせるボトムは、ボリュームのあるロングスカートやパンツが好相性。全体にきちんと感がでるので、スニーカーや遊びのある小物が合わせやすくなります。
キレイめなトップスをカジュアルにまとめるというスタイルです。
そしてこちらは、同じ「SLOANE」のアイテムでサイズ5のトップス。手が半分隠れるぐらいのたっぷりしたサイズ感で着ています。オーバーサイズのトップスには、タイトスカートやスキニー、ストレートなどのすっきり感のあるボトムスを。トップスがオーバーサイズなだけでカジュアルな雰囲気が作れるので、合わせる小物は繊細な女性らしいものにするとだらしなく見えず、バランスが良くなります。
カジュアル&メンズライクなトップスを女性らしくまとめるというスタイルです。
全く同じアイテムでもサイズ違いでこんなにベクトルの違う雰囲気が出せ、より着こなしを楽しめそうです。
服選びの選択肢のひとつに「サイズ感で選んでみる」という楽しみを加えてみてはいかがでしょうか。
撮影/西崎博哉〈MOUSTACHE〉 モデル/松田珠希 ヘア&メーク/YUMBOU〈ilumini.〉 スタイリング/福田麻琴 取材・文/金沢由紀子
※2020年HERS3月号より